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2020年12月31日 (木)

素材力学 銅プレートロシアgm70直熱送信管パワーアンプ考

2012310素材力学の結論は銅でここに極まる。金銀銅にアルミ、その他多数の参加を得て素材力学のコンペをやったら、銅がチャンピョンに輝いた。一時はまるで貴金属屋と化してプラチナまで買って試した。面白いことに、金属の色と音質がよう似とることに気付いてからは、犠牲は相当に少なくなった。銅は赤く音は暖かく膨らみ、真鍮は黄金に光り音を締めて、銀やプラチナは銀色に輝き音を締めて硬質にする、など等。で金は?高価すぎて少量しか試していないから断定出来ないが、銅寄り。結論は赤い銅として音を膨らませボカし、他の素材に比べると若干だらしないが、こっちもきっちりしていないから丁度良い。

2012312これがgm70管パワーアンプの原形で「Western Electric 7A Amplifiers」何と製造は1922年と、第一次世界大戦の後に作られた由緒あるアンプなのだ。カップリングコンデンサや抵抗は一切使わず、素材は銅のトランスだけで出来ているから音色は素晴らしかったはず。ここでは感性をを試され、素晴らしいと感ずるか、原始的と感ずるかで、その後の人生は大きく変る。

2012313こっちは少し新しくなり1929年頃の有名なロフチン・ホワイト。「Loftin and White reasoned that a single direct-coupled 24 tetrode would have sufficient gain to drive a 45 triode, providedthat there was some way of stabilising the combination. The outcome was a very successful but simpledirect resistance-coupled two stage amplifier.With no interstage transformers,the Loftin-White amplifier had, for itstime, a wide frequency response, andwas both compact and inexpensive.」の中で「no interstage transformers,」と、結合トランスの排除を進化としている。この段階で素材力学が発生して、ニクロム線の抵抗とトランスの銅とどっちの音色が良いかなど、技術革新の前に霞んでしまったのだろう。こうして技術革新とゆう錦の御旗の元で安定度や高性能を手に入れ、しかし多くのモノを失っていく。

2012311そうゆう技術革新へのアンチテーゼで登場させたのが、銅プレートロシアgm70直熱送信管のパワーアンプなのだ。初めてだから分からないことだらけで、Φ350mmのofc純銅トロイダルインプットトランスは大型だから2次側の配線は延びて誘導ハムを拾い、且つ50kΩの抵抗まで付けていた。その抵抗も取れて抵抗とコンデンサのゼロ化を実現した。dc電源のofc純銅電解コンデンサを止めてしまう方法も実験は済んでいるが、時間が掛かるからもし寿命が残ったらやる。整流回路はダイオードが無くなり銅プレートのgz37になったから半金属は無く、素材の銅化は進んだ。

2012314回路に拘り回路の音を聴く人、s/n比に拘り無音を聴く人、動作の安定化に拘り補償回路の補償をする人、歪み率に拘りデータを聴く人、オーディオはイチイチ面倒だ。不安定で、ハムのブンブン丸で、回路は初心者で、歪みは無視、音色さえ良ければそれで決まりと思うのだが、これでは良識ある普通のオーディオマニアにはお薦め出来ない。素材力学の探求から音色の怪へ踏み込み、音色の怪から独自の手法を編み出した。大いなる意志の導きで、ロボットや絵画では成し得なかった唯一無二へ到達出来た。これが無かったことには出来ない、コロナ禍の2020年の総括なのだ。

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2020年12月29日 (火)

音色力学 驚異のofc純銅交流電解コンデンサ

2012291m+aさんが年末の挨拶にみえる。k2 20bitのエヴァンスをタラタラと流してある。本当はかけたくないのだが、せっかくみえても音が出ていなければ話題にもならんだろうと思いかけた。開口一番「このcdはこんな音?」「はあ~、低音はgm70のせいで結構出ているが...」以前m+aさんが聴いた時は、gz37管の電解コンデンサが名工ミルトさん作の600v耐電圧ofc純銅電解コンデンサだった。それにこの音が最近のベストだった。で、その後600vの耐圧にしくじり破壊してしまい撤去した。仕方がないので日立の電解コンデンサを直列接続してあるのだが、これが音の全てを破壊している。

2012297音の悪いのを承知している時程、言い訳は気持ちが悪い。そこでやおら行動を起こす。
「時間はありますか?」
「大丈夫です」
「それならチョット待っていてください」、ミルトさん作のofc純銅交流電解コンデンサの容量が抜けしてしまい、「Duelund Capacitors ofc純銅オイルペーパーコンデンサ」に戻してあった。

2012292先日ミルトさんは+極にエッチングアルミ箔を2枚使用して、誘電正接(tanδ)を大幅にカイゼンした新作のofc純銅交流電解コンデンサを持ち込んでくれていた。これは画像のように水晶粒と絶縁油で封じ込めた、とんでもないシロモノで、油漬けは流石に躊躇して実はまだ設置していなかった。

2012293gz37管の電解コンデンサが普通のモノで音を破壊しているならば、もうこれしかない。油漬けはとりあえず止めて、水晶粒防振構造化だけして、「Duelund Capacitors ofc純銅オイルペーパーコンデンサ」と入れ替えた。

2012294「どうでしょうか?」
一瞬沈黙、
「すっ、凄過ぎ...もたついていた低い方の音階もはっきり見える。音が良いとか悪いとか、もうそうゆうレベルではなくて、聴くならばこうゆう音だね」このクリーミーな音をミルトさんもあんぷおやじも何度も聴いて、凄い凄いの連発だが、安定度に欠けて長くは聴けなんだ。こっちにしてみれば漸く戻ってきた感がある。そこで腹決めして、m+aさんにgm70管のロード曲線を使って、決定した動作説明をする。600v耐圧の電解コンデンサの入手か、jjの560vの電解コンデンサを入手して、+b電源を560vに決定する。出力は僅か6wしか出ないが、もうこれで手を打とう。

2012297_20201229033501そうすればgz37管の後にofc純銅電解コンデンサは、画像のような2個の直列接続が無くなり、ここの大幅な音質カイゼンとなり回路は完結する。倍圧整流も高耐圧の電解コンデンサも似たようなもので、2個の直列接続はofc純銅電解コンデンサ方式に合わない。電源のofc純銅電解コンデンサとネットワーク等のofc純銅交流電解コンデンサの両輪で、最終章の音は出来上がる。

2012295+b電源の高圧用ofc純銅電解コンデンサの製作は若干難しいが、dcsエルガーのカップリングコンデンサやネットワークのコンデンサのような低い電圧のコンデンサであれば製作は容易で、ofc純銅交流電解コンデンサにすれば、「Duelund Capacitors ofc純銅オイルペーパーコンデンサ」を簡単に凌駕出来る。

2012298x更にです、Duelund 1個のお代で全部のofc純銅交流電解コンデンが出来てしまう朗報であります。まだ288-16g用のコンデンサ1箇所だが、515bや1502へ投入したら凄いことになるのは間違いなし。

2012296この成果は複合技術で、振動力学、素材力学、音色力学の三位一体の結果なのだ。それとミルトさんの次々と繰り出すofc純銅電解コンデンサの新たな製法に脱帽です。「Duelund Capacitors ofc純銅オイルペーパーコンデンサ」には敵いっこない、alrecスピーカシステムの全コンデンサをDuelund に交換すると数十万円の投資になるが、止む無しだった。示唆的は無限の距離を感じないことで、どうせ人様がやっている人間の業だから超えることも可能なはずだ。

20122991気を良くして片っ端からcdを聴く。直ぐにgz37管の日立の電解コンデンサの弊害が暴露されて、ヒリツキを感じてしまう。電源力学の電源が音の源である重大事を改めて突きつけられる。それでも水晶ターゲットの位置(黄色丸印)まで音がせり出してきて、いよいよを予感する。今年最後にはJJ Electronicからvhn3505613 350μf 560vの電解コンデンサが届き、音が決る。次はーcの負バイアス電源にも銅プレートのgz37管とofc純銅電解コンデンサを投入して、半金属の半導体の完全追放に成功する。

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2020年12月27日 (日)

無駄力学 誘電正接(tanδ)改良の失敗!

2012271xxロボットは合理化主義で、人減らし主義で、人々の幸せになるのだろうか?等と高尚なコトを真摯に考えたことも無く、いや少しはあったが、ただひたすら天命と決めてやってきた。画像は今世界でスタンダードになっている電動リニアアクチェータの設計原図で、1994年の作画となっている。当時も今も何も変らず、紙とエンピツがあれば電池の要らないハイテクシステムで、何処でも設計できる。何が従来と違うかはデザインを優先させたことで、モータ部の突起部が無くアクチェーター全体がフラット、ここの拘りがΦ28mmのacサーボモータを作らせた。無駄の無い力学に満ち満ちている。

2012272この反動のせいか?ムダムダばかりの研究に明け暮れている。今回は高耐圧ofc純銅電解コンデンサの誘電正接の研究となる。先ずは日立のfxコンデンサ4000μf450vを解体して、+極のエッチングアルミ箔を取り出す。これを水洗してエチレングリコール+アンモニアの電解液を丹念に落とし、乾燥させる。

2012273次は設計図に基づきベースの合板の切り出しとなる。本来はofc純銅板1.0mmを使うのでこれは必要ない。

20122731次はofc純銅板0.2mmの切り出しとなる。切り出されたofc純銅板は-極となってベース合板へ接着する。

2012275次はofc純銅板周りにプラバンの0.2mmを貼り付け-極面をフラットにすると同時に絶縁強度を上げる。その作業中に名工ミルトさんが年末の挨拶にみえる。開口一番「ニチコンの600v耐圧の電解コンデンサを手配しました~」という。それがokならば誘電正接の研究はムダになる。「でお幾ら?」「16,000円!」高くもあり、安くもある。

2012276前に進めよう。-極ofc純銅板の上に電解紙を張り、その上に+極のエッチングアルミ箔を張りofc純銅電解コンデンサは完成する。


2012277誘電正接の研究だからテープ巻きなどせずクランプをベタベタ取り付けクランプして完成。

2012278これが以前の値、これでも2桁悪い。

2012279これが今回の値、論外な程悪くて大失敗。きちんと誘電正接の改良になるように考えたのだから、工法に問題があるのかも知れない。コロナ禍で正月の行事は一切中止としたから時間は、まあある。この無駄な研究をじっくり進めて、染み付いた合理化主義のアカを落とそう。

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2020年12月25日 (金)

巨龍動く!

2012210m氏の秘密作戦が進行中で、詳しくは秘密だから言えない。ここで使用する小型ギアードモータをrsへ発注してしまい、早まった!お代は送料込みで1,979円、且つ海外在庫で納期は1週間も掛かる。調べれば同じものがアマゾンにあるではないか。しかも送料は無料でお代は800円、更に翌日には届く。これはエラ~いことです。今まではrsの翌日納期の便利さにやられて購入していたが、どうやらお終いのようで、先ずはアマゾンで調べてそれからになる。アマゾンは巨龍(中国)を操るシアトルの巨人で、電子部品の果ての果てまで扱うようになってしまった。こうなりゃあ、毒を食らわば皿までか。

20122103そこで巨龍の本家本元を探ってみた。小型ロボット機構部品の駆動系はとんでもなく品種が多く、見切れないほど出てきた。問題はお代、なんとこの値段。これぞまさしく巨龍遂に動く...い~や随分前から動き出していた。こっちはプロだから、オモチャもどきはどうせ大したこたあない、とタカを括っていた。このオモチャが市場で揉まれて生長し、れっきとしたロボット駆動系の機構部品になること間違いなく、やがてオモチャと工業製品の垣根は崩壊していくだろう。ボーダーレスとは何も国境のことだけ言っているのではなく、全てがボーダーレスになる。

20122102x参ったのは、我が領域まで侵食されておるではないか。電動リニアアクチェーター(これの命名は我らがやり、名前だけデファクトスタンダードになった)のストローク50mmで3,365円、これは何だ!マズさを指摘するならばネジガイドの精度が悪く耐久性が無い、dcモータも同様、これは我ら戦車のアクチェータを作っていた開発者の言い分で、はなっからこれを使おうと入った世代には関係ない。使って問題が出たらその時に考えるだろう。もし稼働率が低くて1年も持てばこれでも良いやんけとなる。

20122106巨龍とコストだけの戦いに明け暮れるようになると、ロボットに夢もロマンも見出せなくなり、ただ事務的になるだけだ。成功したロボット会社を辞してしまったが、今思えばこの未来を見据えていたのかも知れない。しかしこの巨龍に勝つ秘策は1つだけある。それはサーボアンプでもない、モータでない、ギアでない、ネジガイドでない、密結合した物体の抽象化なのだ。

20122107さてオーディオ、銅プレートgm70管パワーアンプの+b電源電圧とプレート電流を、sanwaの高級テスター2台を接続してモニターしている。よく真空管アンプで見かける丸型メータをつけておくと、実用的だしモニターしているから安心感がある。ならばと品の良い丸型アナログメータを探したら、とんでもなく高額で断念した。

20122104xそうなればアマゾンの登場で片っ端から調べてみた。dc1,000vまで測定でき、電流は0.2aまで測定可能なアナログメータは、さすがのアマゾンでも見つからない。そこで発想を変えてワイドレンジなデジタルマルチメータを調べると、1個477円で送料無料、バナナの叩き売り状態に思わず2個も手配してしまった。品は無いけど1個477円ならば、全真空管アンプに取り付けられて、この手法もありですかね。なんだい、気がつけば巨龍の軍門に下っているではないか。

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2020年12月23日 (水)

音を描く!

2012231xそうだ一番風呂行こう!と450hpを駆る。駒ヶ根高原へ到着するとなんと積雪でたまげた。こまくさの湯は10時が営業開始なのに、9時半に自動ドアをこじ開けてロビーで待っていると、こっちの静岡ナンバーをチェックしていた地元のおじさんが「信州へ来たならば、これを買って帰らなくちゃあ」とイナゴとサナギの佃煮を指差す。「バッタじゃないよ、イナゴじゃなもし」の坊ちゃんの1節が思い浮かぶ。一番風呂は最強で、温泉の神様を目一杯吸い込んだらもう出てしまう。2階の休息所は誰一人居ないから穴場で、さっそくアンプ設計図を広げて音を描く。

2012232音を描く基本はシステム図で、ここ2年くらいで随分とシステムが変った。まるで物体の抽象化は進み、何が、どれが、アンプなのかさっぱり分かりゃあしない。これこそがロボット時代からのあんぷおやじ流儀の真骨頂で、唯一無二となる。原点はウエスタンエレクトリックのwe7aアンプで、この時既に真空管アンプは完成の域だったが、コンデンサの登場でややっこしくなった。音色力学からofc純銅のカップリングトランスとアルミ等の金属フィルムのカップリングコンデンサと,どっちの音色が良いのでしょうか?自ずと答えは出る。

2012234とゆう訳でofc純銅のトロイダルトランスだらけとなる。透磁率が高くなり、直流を流すと磁気飽和するため磁気ギャップを付ける。どうもアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようで、コ-ナリングならば有効だが直線はマズイ。かくして磁気ギャップの不可能なトロイダルコアの磁気飽和と戦い、見えそうで見えない音を見る為に描く。

2012233最近のヒットは整流管のMullard or Cossor CV378 (GZ37) 銅プレートで、電源が音を出している理屈から驚異的な表現力とたまげている。例は少ないが、本当に音の分かる真空管アンプ作家さんは「音質の良いgz37を用いる」と記述されている。但しなぜ音が良い?かについては触れていない。gm70管では600v~800vくらい+b電源が必要で、名工ミルトさんに直列接続用のofc純銅電解コンデンサの開発をお願いしているが,難航しているようです。2倍圧整流も電解コンデンサの直列接続で、音色を阻害しそうで思案中。世の中には600vの電解コンデンサも存在するが、海外製で2の足踏んでいる。ならば日立のサージ電圧500vへ連続印加する実験をしてみようか。gz37~ofc純銅チョークコイル~ofc純銅電解コンデンサの組み合わせが一番音が良いに決まっている。

2012235+b電源を450v~800vまで何枚も々ロード曲線を描いて、どうしたら良い音が見えてくるか、にらめっこしている。2倍圧整流回路はgz37を2本使い、ダイオード時代の半波整流の方が音が良いからやりたくない。今現在は600vで、電解コンデンサ直列接続部に日立の標準品を付けている。ofc純銅電解コンデンサは耐圧450vの日立製電解コンデンサをバラして作っているから、やはりmax500vのロードラインとなってしまう。すると最大出力は8Ωで4.5w程度が、トレードオフぎりぎりの答えのような気がしてきた。

2012236「2020年は無かったことにしよう!」とjazzの師匠は仰せられたが、こっちはそうはいかない。9年、20年、4年、20年、と区切られ、4年がどん底で、今考えるとどん底もそうは長く続かない。だから希望を持て!と言いたい。2020年は無かったことに出来ない区切りの元年で、ここが最終章のスタートなのだ。だからコロナに負けちゃあいられない。

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2020年12月21日 (月)

化石的オーディオシステムの登場

2012211_20201220042701確かマウンターだったかと思うが、macros6800マイクロコンピュータ制御システムの開発で、日立から選抜でh氏が派遣されてきた。当時、マクロコンンピュータの言語を操れる人間は少なく、優秀だったのだ。その言語は日立が誇るマクロコンピュータ・ハイレベルランゲージのPL/Hで、画像のような記述となる。この言語も化石的で懐かしく思い出した。その後h氏は独立して設計会社を立ち上げ、清水機電時代から苦楽を共にした。

2012212久し振りにh氏から電話があり「大変ご無沙汰です...オーディオシステムを組み直すために、使えるものがあれば使ってください」と、遠慮がちに。「ようがす、引き受けやした」パーカショニストのnakaさんへ連絡を取り、h邸へ引き上げに向かう。すっかり忘れていた、昔のオーディオシステムがそのままあるではないか。思うにその時代、時代で力一杯やってきた証がここには残っていた。スピーカシステムはhc-500のツイータh-70hdとjblのle8tのアルニコもので、2wayとなっている。

2012213傑作は2wayのネットワークで、cello一辺倒の時代だったからcelloデザインを真似した。ジュラルミンの削り出しケースは凝りに凝ったもの。コイルはofcのトリテックで今ほどコイルの無い時代で苦労した。回路は...忘れた。nakaさんには「テキトーに切り替えswを動かして様子を見てください」と言い訳してある。

2012214パワーアンプは金田式で、1980年代も終わり頃に製作したもの。新型のロボットを開発中に金田先生のバッテリー駆動アンプにとり憑かれて、エネルギー効率向上の研究時に大量に製作した。このバッテリー駆動アンプから思いついて、重たい電源トランスを止めて業界初のロボットの主電源をスイッチング電源化した経緯がある。

20122152sd218は当時からゴロゴロ持っていたが2sa649は大して持っていなかったから、これは違うと思う。その他のトランジスタや抵抗は潤沢に在庫していた。トランジスタアンプはこのバイポーラ時代で終わっていたのかも知れない。音は、バッテリー駆動では無理を悟りac電源化したが、この金田式から多くを学んだ記念碑的なアンプでもある。

2012216ac電源はユニオン電機のmhタイプトランスの500vaと強烈にデカいもので、このカットコアトランスは好んで沢山使った。ユニオンのトランスの表面に94のスタンプが見えて、1994年の製作と分かる。隣は最近盛んに使われているrコアトランスで、本家本元の北村機電のもの。rコアの音は別にだが、ロボット初期に大量に使った。

2012217車の趣味も合い、コーリン・チャップマンのロータスに乗っているのがいい。聞いたら「もう年だから止めた」そうで、あのスパルタンを止めたのは少々残念な気持ちがしないでもない。得がたき友とは兄弟みたいなもの。隆盛を極めた時は多くの人々が寄ってきて、どん底を極めるとクモの子散らすように人々は去る。h氏はどん底時代を支えてくれた数少ない仲間で、いつも感謝している。

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2020年12月19日 (土)

電源力学 dcs Elgar DAコンバータのアナログ電源をcv378整流管化する

2012191x常識とゆう厄介は金縛りを引き起こし、何ら疑問を持たなくなり、謂わば洗脳状態となる。これを打破するには、先人のやったコトをもう一度おさらいする必要がある。素材力学から銅プレートの整流管は圧倒的に音色は良く、巷で聞いた「何故かMullardのCV378は音が良い?という噂が広がり...」の裏づけがとれた。整流管はMullard or Cossor CV378 (GZ37) 銅プレートを使うしかない。異議のあるアナタ、配線材料に銅線とニッケル線があればどっちを使いますかね、自ずと答えは出る。銅プレートのcv378にしてからは半金属の31df6の痩せた音は、とうてい聴く気にはなれない。銅プレートのgm70にしてもcv378にしても供給は潤沢だから、カニンガムcx350管のような心配はいらない...ここでハタッと思いついてしまった。

2012192dcsエルガーの電流電圧変換部のアナログ電源±15vをcv378で作ったら?半金属のopampやトランジスタへカツを入れたら凄い音に変らないだろうか?ここで常識の登場、真空管を低い電圧で動作させるのはng!である。そうかも知れないが、先ずは音を聴いてから決めようではないか。全く湯水の如くアイディアは沸き、一向に完成形へと向かわない我がオーディオシステムかなと反省しつつも、手は勝手に動き実験素材を揃える。

2012193大型のofc純銅トロイダルチョークコイルまで準備したが配線はしていない。5vのヒータトランスとセンタータップ整流用の電源トランスと負荷抵抗のみの回路で動作確認をする。ac5vrmsくらいから電子が飛び出しdc電源が成立し始める。これは面白い実験だ!

2012194直ぐに行き詰まりac電源電圧が低すぎ。そこでタムラのトロダルトランスの投入、ac34vx2の巻き線があるからこれを使おう。ダイオード整流に比べて内部抵抗が大きいものだから、出力電圧はかなり減る。dc15v出力時のac電圧は31.5vになったが、ofc純銅トロイダルトランスで自在に出来る。

2012195これがcv378の両プレートへ印加しているac電源の波形。



2012196負荷電流は100ma以下であるが、問題は音色の良いofc純銅電解コンデンサの低電圧大容量タイプの開発で、ここは名工ミルトさんにお願いしよう。場合によっては画像にあるofc純銅トロイダルチョークコイルを投入し、チョークインプットにしてofc純銅電解コンデンサの容量を減らす。これにdcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC の電流出力をofc純銅トロイダルトランスで引き抜ければ、最強のdaコンバータになると想像がつく。

2012197x要するに半金属の半導体から遷移金属の銅化の支配率が広がり、音色は真空管の時代へ少しだけ戻るコトが出来る。市販の半金属daコンバータチップを使い24bitだの、32bitだのとがんばっても、音色のカイゼンは厳しい。ん、気付いてしまった!daコンバータは初期の14bitで十分、r-2rの抵抗を銅マンガニン線で作り、swは銅プレートのMullard CV4024に担当させ、勿論電源はcv378にする。これでdcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC を凌駕でき、且つdaコンバートのbit数なんか関係ないことを証明できる。ウッ寿命が...

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2020年12月17日 (木)

我田引水力学 オーディオシステム変更(ラインアンプは必要か?)

2012170自ら会いたいと思った人物は何人も居る。居るけれど残念ながら現存する方は少ない。ステレオサウンド誌から音が聴こえてしまう文体力、一関ベーシーのスガワラさんには強く会ってみたいと思い、その音を聴いてみたいと思っていた。強く思っていると実現するもので、そのような運命を引き込むのでしょう。会った瞬間にjazzの師匠と勝手に決めさせてもらっている。何よりも家人が人柄を感じとり「優しい良い人ね!」で決まり。曲名は忘れたが興に乗ると、レコード演奏に合わせて見事なドラミングまで披露してくれて、jazz仲間の伊那かっぺいちゃんと聴き入った。そのスガワラさんが惚れたjblのプリアンプはsg520で、ベイシー音色力学の根底を支えている。あの音!を出しているのだから、sg520は紛れもなく良いプリアンプに違いない。

2012173プリアンプとなれば先ずベーシスト、マーク・レヴィンソンの傑作lnp-2l。割烹わかすぎの若旦那は高校時代にこれを買ってもらったのだから、相当に凄い。現在まで殆どトラブル無しにきた、購入当時のオリジナルのままの特上物。このlnp-2lを若旦那と長い時間を掛けてチューニングしたから音色は隅々まで理解しており、これを超える半導体のプリアンプは知らない。もしかしたらハイエンドプリアンプもlnp-2lで終わっていたのかも知れない。たまに聞くが、lnp-2lより凄いプリアンプが出来た!

2012174次は何と言ってもカウンターポイントsa3.1で、やはりベーシストのマイケル・エリオットの作品。市販品でこれを超えるプリアンプには出会っていない。celloの超高額なプリアンプを3台も使ったがjazzのエネルギーは出せず、ハイエンドアンプになればなるほど鳴らすのは難しい。

2012171素材力学においてロシアgm70直熱送信管銅プレートの音色が抜群で、果たしてラインアンプは必要か?を迫られている。グレシャムの法則の「悪貨は良貨を駆逐する」とは、オーディオ力学も経済力学も同じを表現していると思う。

2012176ここからは我田引水力学になり、悪しからず。ラインアンプが良貨であれば設置しておいてよろしい。もしも悪貨ならば撤去してcd出力から直接パワーアンプに入れるべき。まあ、ここまではフツーの論理なんだけど、もしパワーアンプが超良貨ならばやはりラインアンプは撤去してcd出力を直接パワーアンプに入れるべき。実は以前にdcsエルガーの出力を直接カニンガムcx350管パワーアンプへ接続したら、銅総量の多い方が良い妖しい理屈で、ラインアンプがあった方が良い結論になった。今回は超良貨の銅プレートgm70管アンプだから、dcsエルガーから直接接続する方式にしよう。

2012175そこでオーディオシステム変更(ラインアンプは必要か?)の主題に戻り、システム図を描いてみた。描いていて気付いたが、cdプレーヤの出現はレコード時代のオーディオシステムを崩壊させてしまい、かえってややっこしくしている。だからラインアンプは要る、いや必要ないのエンドレスになってしまう。全部ご破算にしてラインアンプは無くなり、水晶粒防振ofc純銅トロイダルアッテネータだけにして、フォノイコライザにランアンプ増幅機能を追加する。dcsエルガーは前回ハイインピーダンスでしくじった電流出力でofc純銅トロイダルトランス駆動にして、音色の悪いopampとトランジスタ出力段を止めてしまい図のようにするか、直接水晶粒防振ofc純銅トロイダルアッテネータへ入れるかを、音色力学で判断する。結論、ラインアンプは要る、要らないではなくて「悪貨は良貨を駆逐する」にやられないコトです。

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2020年12月15日 (火)

音色力学 Gabor Szabo Dream cd 騒動記

20121511989年9月17日はサンフランシスコのリトル東京、ステーキハウス「ベニハナ」で、現地のロックミュージシャンと意気投合していた。サンノゼのシステムハウスへ最初のロボットが納入され、現場調整に来ていた。この国は随分楽な国で、5時にはどんなに仕事が遅れていてもピシャリと終わりにする。サンフランシスコの5時はまだ明るく、これから何かが始まる。付き添い同行している営業のf君とルート101をブッ飛ばし、1時間でサンフランシスコへ到着する。通りの名前は忘れたが、中古レコード屋が数軒も並んでおり夢中でレコードを探した。その時に入手したGabor Szabo Dreamはskyの原盤で、なんと5ドルだった。それから1ヵ月後にはサンフランシスコで大地震があり、難を逃れた。「1989年10月17日にアメリカ合衆国カリフォルニア州北部で発生した地震。地震の名前はサンノゼ市の南にあるロマ・プリエタ山付近が震源地だったことによる...」

2012152遡ること1967年、新清水駅の裏通り側にjazz喫茶5spotがあり、はじめてこのガボール・ザボを聴き衝撃を受けた。以来skyの原盤を数枚集め、気前良く皆さんに差し上げてしまったが、手元に5ドルともう1枚が残っている。上画像にあるcdは2005年にリリースされた国内盤で、直ぐに買った。これがレコードとは似ても似つかない情けない音で、いっぺんで嫌気がさして聴くのを止めた。cdリリースのリストから、赤丸印のアメリカ盤と日本盤だけで他は購入の対象にはならない。

2012153更に時が過ぎて、cdの音が抜群に良くなり再びGabor Szabo Dream cdを入手した。2015年リリースで2005年ものより音は良いが、音のエッジが取れて丸くなっており、jazzはエッジが立たなければ論外。国産cdだから音は良いは通用しなくて、k2 20bit以外で音の良い国内盤を探すのは難儀する。

2012154残された手段は輸入盤の入手だが、しかしこれとて得体は知れないから躊躇している。一方でGabor Szabo Dream と双璧はGabor Szabo Bacchanalになり、これの国内盤はGabor Szabo Dream と同様に情けなかった。しかし輸入盤でしかもゴールドcdで有名なdcc・jazzでリリースしており、これはいけるかも。

2012155Skye Records ‎– SK-3 1968,Three King ishers,Love Is Blue,Theme From Valley Of The Dolls、Bacchanal、Sunshine Superman,Some Velvet Morning、The Look Of Love、Divided City、Bass – Louis Kabok、Drums – Jimmy Keltner、Guitar – Gabor Szabo, Jim Stewart、Percussion – Hal Gordon、これはかなり良い、がレコードの表現に届かないところもあり100%の満足には至らない。これはampex350からスチューダa810のリマスタ問題で、どうしようもないのかも知れない。

2012156Gabor SzaboDreams Skye Records SK-7 1968 Galatea's Guitar,Half The Day Is Night,Song Of The Injured Love,The Fortune Teller,Fire Dance(De Falla),The Lady In The Moon,Ferris Wheel,Arranged By, Producer, Piano Gary McFarland,Bass Louis Kabok,Cello George Ricci,Drums  Jim Keltner,Guitar  Gabor Szabo, Jim Stewart,Percussion, Congas Hal Gordon,Violin Julius Schacter この5曲目は出色で「Fire Dance(De Falla)」ここから知らなかったファリャの3角帽子へと繋がった経緯もある。cdでドタバタしたがk2 20bitのような凄いことがcdでは起きず、ことガボール・ザボのsky盤に関しては、レコードの再生に賭けるしかない。ガボール・ザボのアルバムのベストはGabor Szabo Dreamで、最後の最後に帳尻合わせをするのだから、まるで我が人生そのものに見える。

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2020年12月13日 (日)

電磁力学 励磁型(フィールド型)スピーカモータ開発その11

2012126こっちは現在人ではない過去のエンジニア連。「あんぷおやじさん出来ましたよ、今からお届けします」テクニカルセンターの所長をやっているm氏が自ら運んでくれるのだから恐縮至極。過去のエンジニアはこうゆう気遣いが出来て、よ~し、がんばったろ!とこっちも気概を持つ。程なくして「重くて持つにコツがいります」とamp工房へ搬入してくれた。とにかく重い、小さくて重いのだからamp工房の重いオーディオ機器よりも持つのは大変。巻き線治具のスペースに整列巻き線を施し、終わればこの巻き線治具を外して、コイル端面に固定用の樹脂を塗布すれば励磁コイルは完成する。この状態では磁気回路はオープンだから電磁石くらいにしかならないが、電流を流して試してみよう。ロボットもオーディオもコイルを巻く作業が最終章とは、何とも可笑しく、なんだか古典回帰した気分になる。次の研修日、可動部のボイスコイルモータ巻き部も登場した。次回は巻き線に挑みます。

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2020年12月11日 (金)

修理力学 日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理2020

2012092xx以前のエントリーから。
(大先輩で日立精機の副社長だった日本工作機械業界の重鎮h岡さんには恩義があり、亡くなられた今も時々思い出す。mトヨ宇都宮製作所から川崎の登戸のご自宅までクルマでお送りしている道中の会話で「あんぷおやじ君、nc3次元測定器では世界のカールツアイスを追い抜くんだ!」と夢を語られ「戦後の焼け野原の川崎で、シンシナティミラクロンの大型加工機を徹底的にバラシて学び、日本の工作機械の原点を作った...)
高効率発電機プロジェクト仲間の日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理は、その恩義に報いる気持ちで気合を入れた。

2012091さてそのブログを見たのか?見ず知らずの他人から「日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプを修理して欲しい!」と画像が送られてきた。困り果ててのことだとは思いますが、いきなり画像を送って来るのはどうなんでしょうか...送られてきた解像度の画像です。これで故障箇所が分かりますか?半日も掛けて資料を調べ、ac100vランプの不点灯の要因を検討し、修理方法を伝授した。画像だけで修理をしたのだからお代は掛からず、名医の称号でも頂きたいが、フツーの事務的なメールの返事だけでガックリきた。現代人はこうゆう常識なのでしょうかね。まあ、何はともあれ無事直ったのだから良しとしよう。

2012093余談だが、
3相出力トランジスタのアッパーアームとロアアーム駆動用に多巻き線の絶縁トランスを使ったリニア電源のお陰で、電解コンデンサが生き残った偶然は、高度なサーボアンプ屋ならばスイッチング電源化して、とてもじゃあないが劣悪な環境の工作機械現場で、35年も持ちこたえられなかったに違いない。だから技術力だけ誇示しても全能にはならない。この真理はオーディオにも通ずるところがあり、改めて真の技術とは?を考えさせられる。修理は高度な技術を要することと、その技術に見合うだけの対価をもらえない現実を、多くの人は知るまい。言っておきますが、amp工房は修理屋ではありませんし、余分なことをしている残された時間も無い。h岡さんの恩義に報いるもこれまでにして、今後はこの手のメールなど来ても一切無視しますので、ご了承あれ。

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2020年12月 9日 (水)

素材力学 ロシアgm70直熱送信管の出力トランスを作る

20112901イタリアの至る所にそれはある。その最たるものをベルーナのコロッセオに見た。紀元のローマ帝国、軍隊の通る道路に敷き詰める大理石をイタリア北部のカッラーラから切り出し、コロッセオの前に敷き詰めた。その大理石から2億5千万年前のアンモナイトの化石が出てくれば、ローマ軍は大理石にも目があると思い畏敬の念を持ったに違いない。そこを現代のファッショナブルなイタリア女性が闊歩しておれば、歴史年表は水平に書くものだが、現実は2億5千万年、紀元、2000年と垂直に存在しているように見える。

2012061オーディオ史における過去の骨董技術でamp工房のアンプ作りは進んでいる。今回はgm70直熱送信管の出力トランスを作るの巻きで、カニンガムcx350とgm70ではまるっきり出力トランスが違うものだから、水晶粒から掘り起こした。データをきちんと整理して管理するのが立派な研究者だが、立派でないものだからきちんと整理したデータを何処へしまったか、忘れた。

2012062そうなると探すのも面倒でデータを取ることにした。1次側は1層900ターン前後巻いている。それを4層重ねたから3500~3600ターンはあるはず。ac100v、60hzを印加して7.56ma、zは13.2kで35hと出た。

2012063続いて電圧比を測定する。電圧比は17.5と出て2次側の巻き線数は分かるから、1次側の巻き線数を推定できる。



2012064gm70直熱送信管の出力トランスは負荷インピーダンスの関係で、900ターンの1層を追加する必要がある。そこで結合係数を上げるためにカルダスケーブルの表面にテーピングして、追加巻き線を施す。聞こえは良いが、2次巻き線の解きが面倒でこうした。

20120651層900ターンも巻けば電圧比はかなり大きくなったはず。電圧比21.3ではどうしようもなく、過去のデータを調べると2次巻き線のカルダスケーブルは予定より多い189ターンも巻いてあり、このありさまで、失敗!

2012066追加のofc純銅Φ1.0mmの約900ターンを解き、カルダスケーブルも解き、まるでトランスをもう1個作っているような労力となってしまった。


2012067苦労した結果、晴れてgm70用ofc純銅トロイダル出力トランスの完成です。

2012068ここからデータ取りです。先ずインダクタンスでac100vの60hzで5.13ma、zは19.5kΩと出て、51.5hとなりインダクタンスは十分と思う。低域まで出すならばインダクタンスを大きく取らないと、低域のエネルギーはコイルに溜まらない。

2012069次は電圧比の測定、あえて分かり易くする為に位相を変えてあります。電圧比は27.2と出て30の目標値より小さい。これは2次側のカルダスケーブルを最外周に150ターン巻いてあるからで、30に拘るならば1次側巻き線数は4080ターンだから136ターンとカルダスケーブルの巻き数を減らせば良い。

20120692これにてロシアgm70直熱送信管の出力トランスを作るの巻きは完了です。最後にこの鈍重コアの特性表に仕上げのデータを記入する。1m当たりの巻き数は3511ターンでこれにgm70バイアスの80maを流すと280(a/m)と出る。これをbhカーブのbを辿ると1.32テスラと出て、カニンガムcx350管よりかなりデカい。その時の透磁率は0.0047と出て、3者の関係はきちんと成り立つ。このバイアス電流による磁束密度に、音楽信号のピーク成分のアクティブな磁束密度を加えて合計磁束密度を算出する。

20120693トロイダル・コア活用百科の√2πが4.44πとなっているが、ここは4.44だけの間違いで注意が要る。bpeakは30hzで0.23と出て合計磁束密度は1.55テスラとなり、磁気ギャップの皆無なトロイダルコアでgm70直熱送信管の出力トランスを作ると、Φ400でも目一杯になると結果が出た。コア断面は出来るだけ円形となるように選択しているが、縦方向へ延長すればコアボリュームは増し大電流に対処できる。なんせ重量が...この手法を非常識と見るかはアナタ次第で、真空管アンプの出力トランスが素人の我々に出来て且つ音色は抜きん出ており、この現実を良いとは思いませんか。

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2020年12月 7日 (月)

振動力学 フィボクリスタル半球体cdを作る ver2.0

2012071フィボクリスタル半球体cdで作られた「k2 20bitのA-9146 Gabor Szabo - The Sorcerer 1967」が不安定極まりなくて、肝心な5曲目の「space」がまともにかからない。そこで2枚目のA-9146を入手して聴いている。この名曲はガボール・ザボの居場所を表したように思える。ハンガリーから亡命してアメリカに新天地を求めたが、そこには結局居場所(space)が見つからず、やがて共産主義の崩壊した祖国へ戻り安住の地を得た、そんな勝手な解釈でいつも聴いている。

2012072ホンダのエンジン開発部隊は「半球型燃焼室」を呪文のように唱えながら2万回転近くまで回して高馬力をたたき出し、世界を席巻していく。参考までに「1966年マイク・ヘイルウッドのrc166は空冷4サイクル並列6気筒DOHC4バルブ、排気量 250cc最高出力60PS / 18,000rpm」と凄く、最近のシビックタイプRは2.0Lターボ付きで最高出力320PSとなっているが、rc166の2,000cc換算では、自然吸気で480psも出ることになる。半球型は高校時代から妙に頭にこびりつき、現在のフィボクリスタル半球体cdへと繋がっているように思う。最初の半球体は超廉価版で1個150円程度、ペラペラのポリカで出来ている。これが不安定とはなぜだ?

2012073一方で旧型のフィボクリスタル円筒体cd用スタビライザは950gもありながら、ほぼ安定している。このほぼとはスタビライザを載せ位置が中心からズレた場合には若干不安定となる。そこで思案、もしかしたら150円半球体のペラペラで回転中遠心力でフィボクリスタルが偏り、これが不安定の要因ではなかろうか?と気付いた。

2012074そこで今回は東急ハンズからΦ120mmの2つ割れ球体950円を購入した。新規製作のために半球体cdをバラしに掛かる。これが相当に難しい作業で、cdレーベル面に付いた接着剤の接着力でアルミ蒸着がパリパリ剥がれる。たいていはこれでご臨終と諦めるが、これが1967年録音のcdはトータル時間で30数分、外周まで音楽は入っていないから救われる。

2012075こちらがその惨状全体画像です。k2 20bitのA-9146 Gabor Szabo - The Sorcerer 1967は外周付近のパリパリ剥がれはあるものの、音楽部は完全に無事であることが分かる。カンナのくずみたいになった150円の半球体、東急ハンズのプラスチック半球体は肉厚で剛性は十分にある。しからばなぜ初期にペラペラにしたかと言うと、饅頭は薄皮であんこだらけが理想であるように、フィボクリスタルだけが理想的な構造なのだ。

2012076東急ハンズのΦ120mm球体だから2個の半球体がとれて、1個475円の勘定となり案外安い。樹脂の注入口が半球体の中心になるので、そこへ水晶粒注入の穴を開ける。硬質なプラスチックでキリの径を変えながら慎重な穴あけ作業になる。

2012077次は最大の難関のcdと半球体の接着で、ここでの芯出しがcd安定性のキモで、毎度慎重にやるが思うようにはいかない。今回も若干ズレてしまった。治具を作り芯だしする方式を考えれば良いのでしょうが毎度面倒でやらず、相変わらずの目分量がいけない。

2012078真っ先に5曲目のSpaceをかけと問題無くトレース出来て安堵する。フィボクリスタル半球体cdで一番不安定になりやすいのが最外周の最後の曲になり、低回転ではサーボ剛性は弱くなる。最後Comin' Backまでかかってver2.0は合格。Gabor Szabo - The Sorcererのフィボクリスタル半球体cdの重量は750gもあり、まともに動けという方がおかしい、ですかね。

2012079気を良くして半球体の残りの半分の穴加工をやる。1個目で成功したものだから無造作の穴あけした途端、バリッと音がして割れてしまった...

 

 

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2020年12月 5日 (土)

素材力学 ロシアgm70直熱送信管の音色を聴く8 Mullard GZ37 CV378の電源

20120012x庵原街道を山切側に曲がった角に日立家電販売の滝電業社があった。ここで家電を購入していることもあり、壊れたテレビの部品をもらいに入り浸っていた。お宝は電源トランスや整流管の5u4gbで、これをベースにエレキアンプを作った。その滝さんはとうに亡くなり、今は空き地となっている。丘に建つ大きな本社ビルから眼下に見えるこの小さな空き地は、実はロボットの原点であったことなど、誰一人知る由も無い。初期は5u4gbでパワーアンプを作っていたが音が分からなかったこともあり、自然の成り行きで流行のシリコンダイオードへと移っていった。

20120013さて、いよいよ銅プレート整流管mullardのgz37の登場です。これでgm70管の+b電源を作ろう。久し振りの整流管は戸惑うことも多く、初心者のレベルでトランスを設計してミルトさんにお願いした。案の定mullardのgz37特性表の読み違いがあり電圧が高過ぎて失敗、巻き線を解いて電圧を下げた。このような改造にofc純銅トロイダルトランスは楽に作業が出来てありがたい。このトランスの下にはフィラメント用のトランスが水晶粒に埋もれている。

20120014水晶粒防振が基本だから紙管で防振筒を作り塗装を施し、中央へmullardのgz37を入れる。テーピングは工事が終わるまで仮止めしておくため。配線はピンへ直接ハンダ付けして底から配線を出す。

20120015この状態が水晶粒を充填する前。ここへ僅か水晶粒を充填しmullardのgz37が倒れないようにしておく。

20120016配線は電気工事みたいなもので、とてもじゃあないが電子機器の内部配線ではない。直ぐに終わりicuの如く至るところをモニターする為に、オシロスコープを4台準備した。お宝のhp54540cの画面が出ない、なんんとゆうコトか。画面以外は動いている雰囲気で、crtの電源部でもイカレたか?測定器や道具は定期的に使っていないと具合が悪くなるようで、後生大事にしたのがアダになった。

20120018めげずに進もう。通電開始はスライダックで恐る恐る電圧を上げる。先ずはmullardのgz37の出力電圧の確認で、ミルトさん作のofc純銅電解コンデンサは耐圧が450vなので、そこを目安にトランスを巻き直しを判断する。

20120017トランスを巻き直しmullardのgz37の出力で470v程度とした。

20120019+b電源が決ったのでマイナスのバイアス調整をやる。ポテンショメータで電圧を調整するが、最終的にはトランスのタップで調整してニクロム巻き線抵抗を排除する。gm70管の放熱は画像の如くofc純銅筒を露出させると、具合良く冷却されて60w放熱問題も案外楽に解決した。

201200191さて音出し。音がフワッとまろやかに飛び出し、その瞬間に全てを悟る。オーディオ初期の5u4gbと6ca7とluxのトランスのパワーアンプ、マックトンのプリ、この音色良き時代から、半金属のシリコントランジスタのハイエンドアンプになり、ジェフ~クレル~fm~celloと音色問題ありを深く考えず随分流転し、どうも何かに操られていた。

201200192半球型フィボクリスタルの最強のcdはアキュフェーズのdp-80の回転サーボ系を調整しないと上手く掛からず、やむを得ずA-9146 Gabor Szabo - The Sorcerer 1967、Jimmy Stewart, Gabor Szabo, guitar; Louis Kabok, bass; Marty Morrell, drums; Hal Gordon, percussion."The Jazz Workshop", Boston, MA, April 14 & 15, 1967を再び入手した。新規のcdへ水晶粒防振スタビライザの重量版を載せて、ライフワークのSpaceをかける。

201200193整流管のmullardのgz37は凄い、ニッケルの5dj4で感じていたストレスは全て消えた。以前のエントリー「Mullard CV378銅プレートの整流管の実験が控えており、半金属の31df6対銅プレート整流管の結論が出てからにしよう」の結論がつき31df6は使えず、本邦初のofc純銅トロイダルチョークコイルだけの直流電源はあえなく陥落。ライブの生々しさは抜きん出て、ガボール・ザボが凄い演奏しているにも係わらず、あっちのテーブル、こっちのテーブルと固まりになってガヤガヤしている状況が見えて、何と不埒な。一方で銅プレート真空管は銅特有の音の甘さが出て、硬質好みの御仁ならば抵抗があるかも知れない。しかしこの甘さで躊躇すると一向に前進できない。まあ、人間真空管にも試されているような銅プレート真空管顛末で、真空管も銅に限る!

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2020年12月 3日 (木)

素材力学 ロシアgm70直熱送信管の音色を聴く6 ハムと交流点火

20112701今はもう無いが、伝馬町に有名ミュージシャンも通うギター工房があった。そのミュージック・バーン店主のナベさんとは遠縁になり、良くして頂いた。「ツインリバーブを譲ってください」「う~ん、上物が無いからこれにしといて」とブラックフェイス75を渡された。「ハムが少し出るけど、あんぷおやじさんならメンテできるから安くしとくよ」ハムは若干出るがギブソンj160eはお飾りになり、未だに直してない。高インピーダンスで出力が2mv程度ではヘッドアンプが難しく、たいていはハムのブンブン丸になり、エレキアンプの製作は案外難しい。

20112702そして今回はハムのお話。
wikipediaによると「ハム音またはハムノイズ(単にハムとも)とは、電源周波数に準じた低い「ブーン」という雑音のこと。一般に正弦波に近い倍音の少ないものをハムと称する。」となる。この憎きハムを根本から駆除する方式を考えれば、なんとかノーベル賞もんです。

20112703プレート電流にはかなり大きいハムによるリップル電流が流れており、交流点火では無理でしょうとなり、直流点火に舵を切った。ところがRLP 12-291 Everybody Digs のPeace Pieceの音色が悪い。直流化した場合一番問題になるのがフィリップスの電解コンデンサで音を濁し、期待の星の31df6ダイオードは少々役不足なり。

20112704そして次なる手は前エントリーの如く、ofc純銅トロイダルダブルチョークコイル(おおよそ40h)だけの直流電源になり、電解コンデンサが無くなった分、大幅に音色はカイゼンされた。これに気を良くして音色カイゼンでシングルチョークコイル(20h)としてdc抵抗成分も減りac電圧は53vでokとなった。

20112705dc出力にはコイル平滑のインダクタンスシングルで1/2になり、ダブルよりリップルは大きいが、音色は究極と思えるほどカイゼンされた。それでもRLP 12-291 Everybody Digs のPeace Pieceの音色は、今一歩といったところか。フィラメンとdc電圧は19.9vで、最大値22.6v、最小値16.8vは5.8vもリップルが乗っているが、ハムバランスを追い込めば何とかなるが、まだ過程で追い込まない。

20112706直熱管は交流点火か?直流点火か?そりゃあ直流点火が良いに決まっている。但しスイッチングレギュレータを使ったり、3端子レギュレータを使った直流電源は論外だし、音色の良い直流電源の開発は相当に難しい。夜、名工ミルトさんに来てもらい、直熱管は交流点火か?直流点火か?それぞれの主張者の意見を分析した。

20112707直流点火の主張者は交流点火にするとグリッドの負バイアスがフィラメント上で変動分布して、動作が妖しくなる、とあり説得力がある。gm70管であれば±10vrms、ピークでは±14vも盛大に振れるとあればいささか心配になる。心配になるが真空管内部まで入り込んで確認する訳にもいかず、です。こうゆうコトを的確に検証して後世に伝えてもらいたいが、骨董の世界では無理か。

20112708密談は長引いたが結論は交流点火に収まった。その決定に至った要因は、どうがんばっても音色の良い直流電源の開発に時間が掛かり過ぎで、後が無い。それに音さえ良ければ少しのハムのブンブン丸はいいから八郎兵衛主義だし、高能率515bに耳を近づけてもハムが感じられない静寂族には、はなっから対抗しない。そうなれば秘策の交流点火電源の開発となる。早い!翌日にはミルトさんが「電源トランスが出来たよ」と持ち込んでくれた。フィラメント専用にΦ300mmofc純銅トロイダル電源トランスを投入し、この構造こそが交流点火でもハムを減らすことが出来る、優れもの巻き線構造です。

20112709究極の交流点火電源で10v巻き線の中央部分は5ターンx2分ポリウレタンを剥がしてあり、ここをスライドさせてハムを一方に寄せる。その偏りをキャンセルするようにハムキャンセル巻き線から位相とレベルを操作した60hzをグリッドへ注入して、ハムキャンセルする。ハムキャンセルはgm70管の20vから新登場で、その他はcx350管と全く同じ方式のフィラメント回路となった。

201127091ハムキャンセル回路は後回しにしてとりあえず交流点火の音を聴こう。通電するがハム音は意外にも小さい。RLP 12-291 Everybody Digs Bill Evans、Bill Evans, piano; Sam Jones,bass、Philly Joe Jones, drums、からピース・ピースをかける。お~、遂に音色は帰ってきました!拘り抜いたのが正解で、電解コンデンサに続いて31df6を止めたから音色は最強で、良い答えをもらえた。これで全ての音色においてカニンガムcx350管を越えた。このcdと、なんと言ってもコルトレーン、それにガボール・ザボが上手く鳴ればamp工房はokとシンプルなのだ。

201127092xAS-9164 Bill Plummer And The Cosmic Brotherhood 1968、のシタールは三味線のエッジと同じで再生は難しく、最近は音色立体調整で頻繁に使用している。これの5曲目Arc 294 Degreesと7曲目Antaresを再び聴いてみよう。これはヤバイです、音色超立体感はそこにシタールの塊が見えてしまい、手で掴めそう。

201127093直熱管で最優先すべきはプレートや出力トランスではない。フィラメントが最重要でここが音を出している。どうも昔から上が重要で下は粗末が教育の原点に思え、真空管の絵をフィラメントを上にしてプレートを下にしたら、少しは気付いてくれるだろうか。でありますから音の源にスイッチングレギュレータを使ったり、3端子レギュレータを使うなど以ての外と分かるでしょう。プレート電源に高価なチョークコイルを使ったり、高価なオイルペーパーコンデンサを使うならば、フィラメント電源にも是非そうしてあげて欲しい。

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2020年12月 1日 (火)

素材力学 真空管も銅(ofc純銅)に限る!

2011231xサン・ルイ-ジ・ディ・フランチェージ聖堂コンタレッリ礼拝堂の「聖マタイと天使」1602年カラバッジオ作、これを最高傑作と決めている。絵画の構図の基本はピラミッド型に構成し、底辺はがっちり地面に着地して安定感を持たせる。聖マタイと天使はそんなのお構い無しに、天も地も平等に描いてありこれが傑作の所以、当時は写真が無い時代だからモデルをおいて忠実なる再現をするから、本当の力量が試される。背景の色は黒を基調としたお陰で、発色のトロいこの時代の絵具でも明の部分が際立たせるコトが出来る。明は暗によってのみ生かされるこの手法は、1950年代のjazz録音と重なり、やたら何でも明るくなっているような振る舞いをしている時代の現代録音よりも、素材力学(ニッケルや鉄や銅)の暗の支配力で、jazzの明が際立ち彫りが深くなるように感ずる。

2011236真空管の銅プレートは事件と化しつつあるが、電源プラグのような素材そのものの場合は、ofc純銅に替えれば激変して直ぐに分かる。銅の真空管に関してはフィラメントやグリッドの素材も関係して、プレートの銅化だけでは高音質にはならないのではないかと、最初は考えていた。銅プレートではないが以前の実験では、31df6ファーストリカバリ・ダイオードより手持ちの整流管5dj4(材質はニッケルプレート)の方が音色では勝る所もあったが、但し肝心の重心が20cmくらい上がって躊躇し、ニッケルでは決心がつかなかった。

2011235この31df6ファーストリカバリ・ダイオードの音色とて究極とは限らないので、名工ミルトさんと密談をする。「gm70フィラメントは3aも流れて放熱が問題になる」「ならばofc銅リード線をofc銅版にハンダ付けしよう」「そう来ましたか、もっと強力に放熱するのと防振構造で、樹脂モールドを割ってしまえ」かくしてシリコンウエハに直接水晶砂をあてがい防振する構造を考えたが、やらなくても済みそうです。これは、おまけのグリコ話でした。

2011232今回のgm70管の銅プレートは既報通り「銅プレートは音を甘くし、情報量を増し、音をボケボケにする。ニッケルプレートは音を締めてボカさないが、音色の輝きが薄く、情報量が埋もれ易い」となった。amp工房の結論は、カニンガムのcx350やwe300bより銅プレートの方が表現豊かであるからして、これを使わない手はない。そこで、慌てて銅真空管の全品種を調べてみた。

2011233 電源から音が出ている理屈から電源の整流器も銅に出来ないかとルテニウム振動整流器の開発を続けているが、Cossor CV378 (GZ37) 整流管のプレートが銅で出来ていることが分かり(黄色丸印プレートカシメ部が赤い)音色が抜きん出ていれば、難物ルテニウム整流器の開発はしなくて済む。早速貿易部のm+aさんに輸入してもらった。整流管の場合は内部抵抗が数百Ωもあり、銅プレートだけでは解決しない何かがあるかも知れない。いずれにしても近々Cossor CV378 (GZ37) 整流管のgm70アンプへの組み込みがあり、自ずと答えは出る。

2011234電圧増幅管にも銅プレートがあった。黄色丸印がプレートのカシメ部で銅の赤い断面が見える。Mullard CV4024で、ベイシースガワラさんのスピーカの修理担当をしているCLIPX Audioのmr.ootomoさんから譲ってもらった。これは問答無用で使う。フォノイコ用でここは古典管ではゲインが稼げず、トランス結合をどうがんばっても無理。物色中だったから渡りに船、フォノイコも銅プレートに期待しよう。短時間に銅プレートの真空管を調べまくったら、博物館級の古典真空管は別にしてこの3種類だけとなる。jamstec(海洋開発機構)に昔居て、今は東大の地震研に戻った身内は、深海の掘削で地震の謎を追って壮大だが、こっちは手に載る小さな真空管の音色掘削で、決して壮大ではないが博士が束になっても解けない音色の謎もまた、深海の如く深い。

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