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2020年12月11日 (金)

修理力学 日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理2020

2012092xx以前のエントリーから。
(大先輩で日立精機の副社長だった日本工作機械業界の重鎮h岡さんには恩義があり、亡くなられた今も時々思い出す。mトヨ宇都宮製作所から川崎の登戸のご自宅までクルマでお送りしている道中の会話で「あんぷおやじ君、nc3次元測定器では世界のカールツアイスを追い抜くんだ!」と夢を語られ「戦後の焼け野原の川崎で、シンシナティミラクロンの大型加工機を徹底的にバラシて学び、日本の工作機械の原点を作った...)
高効率発電機プロジェクト仲間の日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理は、その恩義に報いる気持ちで気合を入れた。

2012091さてそのブログを見たのか?見ず知らずの他人から「日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプを修理して欲しい!」と画像が送られてきた。困り果ててのことだとは思いますが、いきなり画像を送って来るのはどうなんでしょうか...送られてきた解像度の画像です。これで故障箇所が分かりますか?半日も掛けて資料を調べ、ac100vランプの不点灯の要因を検討し、修理方法を伝授した。画像だけで修理をしたのだからお代は掛からず、名医の称号でも頂きたいが、フツーの事務的なメールの返事だけでガックリきた。現代人はこうゆう常識なのでしょうかね。まあ、何はともあれ無事直ったのだから良しとしよう。

2012093余談だが、
3相出力トランジスタのアッパーアームとロアアーム駆動用に多巻き線の絶縁トランスを使ったリニア電源のお陰で、電解コンデンサが生き残った偶然は、高度なサーボアンプ屋ならばスイッチング電源化して、とてもじゃあないが劣悪な環境の工作機械現場で、35年も持ちこたえられなかったに違いない。だから技術力だけ誇示しても全能にはならない。この真理はオーディオにも通ずるところがあり、改めて真の技術とは?を考えさせられる。修理は高度な技術を要することと、その技術に見合うだけの対価をもらえない現実を、多くの人は知るまい。言っておきますが、amp工房は修理屋ではありませんし、余分なことをしている残された時間も無い。h岡さんの恩義に報いるもこれまでにして、今後はこの手のメールなど来ても一切無視しますので、ご了承あれ。

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