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2020年12月21日 (月)

化石的オーディオシステムの登場

2012211_20201220042701確かマウンターだったかと思うが、macros6800マイクロコンピュータ制御システムの開発で、日立から選抜でh氏が派遣されてきた。当時、マクロコンンピュータの言語を操れる人間は少なく、優秀だったのだ。その言語は日立が誇るマクロコンピュータ・ハイレベルランゲージのPL/Hで、画像のような記述となる。この言語も化石的で懐かしく思い出した。その後h氏は独立して設計会社を立ち上げ、清水機電時代から苦楽を共にした。

2012212久し振りにh氏から電話があり「大変ご無沙汰です...オーディオシステムを組み直すために、使えるものがあれば使ってください」と、遠慮がちに。「ようがす、引き受けやした」パーカショニストのnakaさんへ連絡を取り、h邸へ引き上げに向かう。すっかり忘れていた、昔のオーディオシステムがそのままあるではないか。思うにその時代、時代で力一杯やってきた証がここには残っていた。スピーカシステムはhc-500のツイータh-70hdとjblのle8tのアルニコもので、2wayとなっている。

2012213傑作は2wayのネットワークで、cello一辺倒の時代だったからcelloデザインを真似した。ジュラルミンの削り出しケースは凝りに凝ったもの。コイルはofcのトリテックで今ほどコイルの無い時代で苦労した。回路は...忘れた。nakaさんには「テキトーに切り替えswを動かして様子を見てください」と言い訳してある。

2012214パワーアンプは金田式で、1980年代も終わり頃に製作したもの。新型のロボットを開発中に金田先生のバッテリー駆動アンプにとり憑かれて、エネルギー効率向上の研究時に大量に製作した。このバッテリー駆動アンプから思いついて、重たい電源トランスを止めて業界初のロボットの主電源をスイッチング電源化した経緯がある。

20122152sd218は当時からゴロゴロ持っていたが2sa649は大して持っていなかったから、これは違うと思う。その他のトランジスタや抵抗は潤沢に在庫していた。トランジスタアンプはこのバイポーラ時代で終わっていたのかも知れない。音は、バッテリー駆動では無理を悟りac電源化したが、この金田式から多くを学んだ記念碑的なアンプでもある。

2012216ac電源はユニオン電機のmhタイプトランスの500vaと強烈にデカいもので、このカットコアトランスは好んで沢山使った。ユニオンのトランスの表面に94のスタンプが見えて、1994年の製作と分かる。隣は最近盛んに使われているrコアトランスで、本家本元の北村機電のもの。rコアの音は別にだが、ロボット初期に大量に使った。

2012217車の趣味も合い、コーリン・チャップマンのロータスに乗っているのがいい。聞いたら「もう年だから止めた」そうで、あのスパルタンを止めたのは少々残念な気持ちがしないでもない。得がたき友とは兄弟みたいなもの。隆盛を極めた時は多くの人々が寄ってきて、どん底を極めるとクモの子散らすように人々は去る。h氏はどん底時代を支えてくれた数少ない仲間で、いつも感謝している。

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