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2020年12月31日 (木)

素材力学 銅プレートロシアgm70直熱送信管パワーアンプ考

2012310素材力学の結論は銅でここに極まる。金銀銅にアルミ、その他多数の参加を得て素材力学のコンペをやったら、銅がチャンピョンに輝いた。一時はまるで貴金属屋と化してプラチナまで買って試した。面白いことに、金属の色と音質がよう似とることに気付いてからは、犠牲は相当に少なくなった。銅は赤く音は暖かく膨らみ、真鍮は黄金に光り音を締めて、銀やプラチナは銀色に輝き音を締めて硬質にする、など等。で金は?高価すぎて少量しか試していないから断定出来ないが、銅寄り。結論は赤い銅として音を膨らませボカし、他の素材に比べると若干だらしないが、こっちもきっちりしていないから丁度良い。

2012312これがgm70管パワーアンプの原形で「Western Electric 7A Amplifiers」何と製造は1922年と、第一次世界大戦の後に作られた由緒あるアンプなのだ。カップリングコンデンサや抵抗は一切使わず、素材は銅のトランスだけで出来ているから音色は素晴らしかったはず。ここでは感性をを試され、素晴らしいと感ずるか、原始的と感ずるかで、その後の人生は大きく変る。

2012313こっちは少し新しくなり1929年頃の有名なロフチン・ホワイト。「Loftin and White reasoned that a single direct-coupled 24 tetrode would have sufficient gain to drive a 45 triode, providedthat there was some way of stabilising the combination. The outcome was a very successful but simpledirect resistance-coupled two stage amplifier.With no interstage transformers,the Loftin-White amplifier had, for itstime, a wide frequency response, andwas both compact and inexpensive.」の中で「no interstage transformers,」と、結合トランスの排除を進化としている。この段階で素材力学が発生して、ニクロム線の抵抗とトランスの銅とどっちの音色が良いかなど、技術革新の前に霞んでしまったのだろう。こうして技術革新とゆう錦の御旗の元で安定度や高性能を手に入れ、しかし多くのモノを失っていく。

2012311そうゆう技術革新へのアンチテーゼで登場させたのが、銅プレートロシアgm70直熱送信管のパワーアンプなのだ。初めてだから分からないことだらけで、Φ350mmのofc純銅トロイダルインプットトランスは大型だから2次側の配線は延びて誘導ハムを拾い、且つ50kΩの抵抗まで付けていた。その抵抗も取れて抵抗とコンデンサのゼロ化を実現した。dc電源のofc純銅電解コンデンサを止めてしまう方法も実験は済んでいるが、時間が掛かるからもし寿命が残ったらやる。整流回路はダイオードが無くなり銅プレートのgz37になったから半金属は無く、素材の銅化は進んだ。

2012314回路に拘り回路の音を聴く人、s/n比に拘り無音を聴く人、動作の安定化に拘り補償回路の補償をする人、歪み率に拘りデータを聴く人、オーディオはイチイチ面倒だ。不安定で、ハムのブンブン丸で、回路は初心者で、歪みは無視、音色さえ良ければそれで決まりと思うのだが、これでは良識ある普通のオーディオマニアにはお薦め出来ない。素材力学の探求から音色の怪へ踏み込み、音色の怪から独自の手法を編み出した。大いなる意志の導きで、ロボットや絵画では成し得なかった唯一無二へ到達出来た。これが無かったことには出来ない、コロナ禍の2020年の総括なのだ。

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