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2021年1月 8日 (金)

振動力学 フィボクリスタル半球体cdを作る ver2.0の2

2012210xxこの画像はユタ大に展示してあった写真が余りにも見事で、思わず撮影してしまった。アポロ月面着陸船と暗黒の宙に浮かぶ地球が実に美しい。この絵を見れば、宇宙空間で最適な形状は球体であることが分かる。ここに目をつけてフィボクリスタルの完全球体のcdを考えた。オーディオ、特にcd周りの振動を抑えることが最重要課題だと随分昔から分かっていたが、決め手に欠いている。地球の振動(地震等)を考えれば、熱と電気に変換して自己消費してしまい、唯一宙に浮いていても防振が可能な手法となる。とゆう訳でフィボクリスタル球体cdを作るの巻きに何度か挑戦したが、加工精度が悪くて頓挫している。とりあえずは闇に浮かぶ地球のような「フィボクリスタル半球体cd」として量産している。

2012211フィボクリスタル半球体cdを聴いてしまうと、従来の円筒体cdでは物足りなくなってしまう。円筒体は振動をフラットな上面で受けるため振動除去を最小に出来ず、半球体cdには敵わない。但し半球体cdは精度が出し難く、真円度が出ていないせいか問題を残している。

2012213_20210107010401先日名工ミルトさんに球体の半分は接合面の厚みが十分にあるが、残りの半分は薄くて更に精度は出難いと話すと「その薄い端面を削れば」と提案があり、早速ボール盤にルータを付けて削る。

2012214_20210107010501ルータで荒削りをした後は、200番くらいの粗めのサンドペーパーの上で面がフラットになるよう削る。


2012215_20210107010601これが加工仕上がりの状態。言っちゃあなんだけど、精度は0.2mmや0.3mm程度だから、これで回転安定度を期待する方が悪い。


2012216_20210107011201フニャフニャの半球体cdからガボール・ザボのgypsy’66を剥がし、接着剤の残りも綺麗に除去する。外周付近は接着剤でメッキや印刷が剥がれて汚らしいが、縁から15mm位はデータの入っていない領域で問題ない。

2012217_20210107011601加工の終わった半球体とgypsy’66を樹脂専用の接着剤で接着する。ここまで作業が終われば帰宅して、翌日の作業となる。


2012218はみ出した接着剤は汚らしいので手で丹念に除去する。最後はハイライトでフィボクリスタルを充填する。無造作にやってはcd面にキズを付けるので細心の注意を払う。充填が完了したら頭部の穴をテープで塞ぎ、そこへタイトルを書いて完了です。

2012219早速音出しする。気合を入れた割には精度が出ていないようで最後の曲までかからない。もっとも「A-9105 Gabor Szabo With Gary McFarland & Co. - Gypsy '66 1966
Sadao Watanabe, flute; Gary McFarland, marimba; Sam Brown, Barry Galbraith, Gabor Szabo, guitar; Richard Davis, bass; Grady Tate, drums; Francisco Pozo, percussion.Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November, 1965」この中の4曲目「Gypsy '66」だけがかかれば良いcdなので問題ない。昔ナベサダさんプロデュースのカウント・ベイシーをナベタニ弁護士と聴きに行った時、入り口でモギリをしており、ガボール・ザボについて聞いたことがある。ナベサダさんは「良いヤツだったな~」としみじみしていた。Sadao Watanabe, fluteでクレジットされて、若き日のナベサダさんの火の出るようなフルートが「Gypsy '66」で聴けて、暫し名曲だな~。

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