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2021年2月13日 (土)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータ回路真空管化手法2

2102131x転ぶ、転ばない...
ベイシーにあるあんぷおやじ専用の椅子、転ばなければGabor Szaboな。スガワラさんはリンの超高価なcdpを目の前にしても決して転ばなかった。もっとも25トンのレコードを目の前にしては、転びようも無いのでしょう。アナログだ!レコードだ!とエラい先生方が騒いでも、たいていの方はcdのデジタルへ転んでしまう。どっちが正解かって?そりゃあアナタ転ばない方ですよ、転ばない不動の方が信用できるし。もっとも、アナログとデジタルの両方をやると複雑さはとんでもなく、寿命を縮めてしまう。シマッタ、もう手遅れだ~。

2102132その複合技術の複雑に、また入る。これが原価500円くらいのdcsエルガーに付いている3端子レギュレータの±15v回路。最終価格260万円もしたエルガーですらこんなチープな回路で、設計者の度胸が良いのか?面倒なのか?この3端子レギュレータは相当なクワセモノで、別にオーディオ用に作った訳ではない。訳ではないが、オーディオエンジニアが楽が出来ると勝手に使い始めて広がった。

2102133dcsエルガーを水晶粒から掘り起こす。掘り起こすが実際は工業用の掃除機で水晶粒を吸い出すため、基板にダメージを与えないか細心の注意で作業を進める。

2102134これで掘り起こし完了です。何度もここをいじっているのでハンダの熱で基板が妖しくなり、リード線を出してジョイントしている。これが功を奏して作業は至って楽です。

2102135先ずは+15vのジョイントを離し、10Ωの抵抗を付ける。その抵抗の両端へオシロスコープのプローブを付ける。これで準備完了です。


2102136電源をオンして電流を測定する。+15の電源は1.53vで153maの消費電流と出た。


2102137まてよ1.53vも電圧降下したのでは電流は正確でない。そこで1Ωの抵抗に交換した。いずれも精度±1%の抵抗を使用。


2102138これが正解です。-15vの電源の消費電流は179maとなる。

2102139+15vの消費電流は161maとなる。いずれの波形もリップルだらけで「これが電源エンジニアのやることかい」とお叱りを受けるでしょうが、チットばかのハムより音色の良いofc純銅電解コンデンサの方が良い。もっともofc純銅電解コンデンサを設置してから2年も経ったから容量抜けして、丁度メンテナンスをやるタイミングでもある。この程度の電流ならばgz37管で間違いなく±電源は出来る。

21021391x訃報:チック・コリアさん逝く。
jazzを聴けと言われて、いきなりマイルス・デイヴィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」で、初心者には難しいjazzだった。むしろ「ビッチェズ・ブリュー」の方がプログレロックみたいで聴けた。フェンダーのローズを操る鬼才もまた、居なくなった。

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