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2021年8月30日 (月)

温故知新力学 Vintage Western Electric 7A Amplifier 1920s の現代版考 2

2108300第一次世界大戦が終了後の1920年代は戦争で進化した真空管式電子機器の成熟期で、後半には45や50等の銘球が生まれる。画像は45のpp回路でVintage Western Electric 7A Amplifierと全く同じ回路が使われ、1つの完成形を見る。音色力学からこれ以上の音質の回路は無いし、これ以上シンプルな回路も無い。ところが時代の進化とは「便利、安い」が錦の御旗となり、良質の抵抗やコンデンサが開発されてこの回路は衰退していく。

2108302vcmモータの開発で透磁率の理解度とコイルのインダクタンスの理解度は、大幅に深まった。これは決して難しい話などではなく要は取り組み方の問題で、アンプ作りは何十年と平気でやる訳だから、これと同等の時間とお足を掛ければ解決する。画像は初期cx350管シングルアンプの出力トランスで、高性能電磁鋼板を使ったものだから直流重畳電流で磁気飽和が起きてしまい、低域は100hz止まりだった。100hzでカットオフしても良い音だったのには驚いた。このΦ350mm、30mmx30mmは直流の流れないインプットトランスで大活躍している。

2108303こっちは現在のgm70管シングルアンプの出力トランスでΦ400mm、鈍重な電磁鋼板で磁気抵抗は大きく飽和し難いから、シングルアンプにはもってこいのトロイダルコアです。これを改造してプッシュプルトランスにすれば良い。低域はインダクタンス量になり、低域を望むならば巻き数は多くしなければならない。

2108304それと水晶粒防振は当然だが、カルダスケーブルが音質最大の決め手になる。1次側はΦ1.0mmのポリウレタン線をグルグル巻いて、2次側はカルダスケーブルの3,5スクエアを巻き、スピーカケーブルも同様となる。ですからトランス2次巻き線の意識は無く、気が付けばスピーカ配線になっている。

2108305xx最初の45の回路図=Vintage Western Electric 7A Amplifier の回路図を画像のように抵抗を止めてしまい、更に単純化する。これだけ何も無ければ回路図などを描く必要も無い。orcadでライブラリーが無いからイチイチライブラリーを追加して、布線cadでアートワークし基板の検図を行い...あ~面倒だ!21世紀の電子回路スタンダードは一切要らない。何も無いから例え壊れても誰でも修理が可能で、これが真の便利さとゆうもの。現代アンプはcpuまで搭載しているから難解で、修理は難しい。

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