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2021年9月16日 (木)

電磁力学 ofc純銅可飽和リアクトル整流器は可能か?2

2109152ドイツのダイムラー社はevへ全面的にシフトし、evでもリーダーシップを取ると息巻いている。一方でトヨタの章男社長はev車のモータになれば世界で100万人が失業すると警鐘を鳴らし、水素エンジン自動車を耐久レースへ投入した。燃料電池車は承知していたが、レシプロエンジンに水素燃料を使うなど実に新鮮で、その線もありか?

21091135_20210916025801古くて新しいofc純銅可飽和リアクトル整流器が実現出来れば、常識をひっくり返すことが出来て面白い。その磁気増幅器関連は古い技術が多く、昔の学術論文を探しては読んでいる。そこからofc純銅可飽和リアクトル整流器はかなり難しい現実が見えてきた。いや、実現不可能でもこれをやっておけば次にきっと役立つ。
ん?次はもう無いぜ!

21091132ltspiceでは可飽和リアクトルをダイオードに置き換える。オン抵抗を6Ωオフ抵抗を150kΩでシュミレーションしてみた。150kΩでは正負の半サイクル毎に6maの漏れ電流が450vの電源巻き線に流れ込んでいる。コンデンサインプット回路は狭電気角だが1a程度が電源トランスに流れる。このパルス電流で励磁巻き線側に誘起電圧が生ずる、この処理方法は?コンデンサインプットにしたのは整流器がチョークコイルだからで、2重に必要ない。

21091133丁度上の状態をを図示したものが「可飽和リアクトルを使用した放射電子電流制御方式について、中尾房史氏、竹下功氏、昭和36年」の研究論文にあったので引用した。また文中には「鉄心の磁気特性はヒステリシスを無視してB-H曲線で示されるとする」とある。赤が整流波形で青が漏れ電流となる。

21091134更に続いて「負荷巻線側の交番磁束の変化が制御巻線側に起電力を誘起するので、これを打消すように2個の同一特性をもったリアクトルをFig.2の如くに接続して用いることが一般に行なわれている。すなわちA鉄心に巻かれたWbに誘起されるWaよりの誘導起電力の基本波と、B鉄心に巻かれたWbに誘起されるそれとが、丁度同量且っ逆極性になるように接続することにより、制御回路に交流電源からの影響があらわれることを除くことができる」と答えまであった。温故知新とはこのことで、闇雲に特攻すれば制御回路がやれていた。ここを真に理解すれば可能性も出てくるキーテクノロジーなのだ。

21091131可飽和リアクトルを差動接続にして打ち消してしまう作戦は見事なものですが、半波にΦ350mmトロイダルコア2個を使うのはたかが整流器に非現実的な資材の投入とも見えて、ある種バカげているかも知れない。まあそれでもラインアンプが無くなり、gm70管ppパワーアンプはmono構成で電源は共用にすれば、Φ300mm電源トランス1個、ofc純銅可飽和リアクトル整流器Φ350mm4個、となるから良いかも。いずれにしても電磁力学のofc純銅可飽和リアクトル整流器は可能か?の判断は長丁場になりそう。

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