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2021年9月18日 (土)

電磁力学 ofc純銅可飽和リアクトル整流器は可能か?3

21091500超便利だとか過剰親切とか、けなしながら使うのだから世話ねえや、は宗旨覆しの弁。orcadのwindows版は素晴らしいけどそこそこのお代だし,隠居の身で今更投資は出来ない。探していたらcadlusとゆう凄いcadが出てきた。orcad winより使い勝手は良いし、何よりタダがいい。仕組みがあってcadlusデータはグループ基板屋でしか通用しないから、そこで基板を作るしかない。いいです、いいです、大いに結構。早速新人研修生にcadlusで回路図を描いてもらった。取り扱い説明書を読む必要はないしサクサクと描けてありがたく、全く良い時代になったものだ。

21091501全く良い時代でないのがオーディオで、ハイエンドオーディオは一体どうなってしまったのだろうか?amp工房はハイエンドオーディオとは逆行の化石オーディオに進むべき道を見てしまった。その化石オーディオでは磁気増幅器論文から難しさにへこたれ、何とか誤魔化しても簡単に出来ないか模索中です。そこで善意の解釈による磁気増幅器の原理図はこれ。このように励磁電源でトロイダルコアを飽和させればスイッチになるのだ。これを実験してみよう。

21091506_20210918012701ofc純銅トロイダルトランスからdcsエルガーmono合成トランスを引きずり出し、上図に如く動作させる。半波整流器を目論むからac電源にダイオードを付けて半波にして電流を流す。磁気飽和で想定されることはインダクタンスゼロで、この領域に入ればmono合成トランスの1次側抵抗成分だけの短絡電流が流れる。緑色の抵抗はその電流制限用で付けた。

21091508こちらが半波電流波形、3aまで流して止めたのはスライダックの能力不足です。

21091509こちらが1次巻き線部電圧波形。この状態では8.8Ωもインダクタンス成分が残っていて磁気飽和には程遠い。直流抵抗は実測で0.6Ω。そこでこの状態を解析してみる。

2109150911mに600t巻いて3a電流を流したから磁化力は600x3=1800a/mとなり飽和領域だが、電流電圧波形から脈動が多く磁力が変化してインダクタンスはゼロにならない。う~ん中々難しい、中断とな。

21091507はたっ!と閃いた。vcmで励磁電源のリップルが出ていた時磁束密度が若干小さかった。データ上のrms(ルートミーンスクエア)では正解でも、磁気変動が起きる直流ではマズイのだ。更に0.7テスラ位で磁気飽和としていたものが、どうやらそうでないようだ。磁気飽和を起こせばインダクタンスはゼロで励磁コイルに大電流が流れる。ofc純銅可飽和リアクトル整流器は可能か?に取り組んだお陰で、vcmにも新たな理解度が反映されて、これはシメタ!

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