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2021年9月 3日 (金)

温故知新力学 Vintage Western Electric 7A Amplifier 1920s の現代版考 了

2109010xそもそもdcsエルガーのアナログ回路を生かし切らなくては勿体ない。そこで仕様書を再び眺めてみた。出力インピーダンスはバランスで2Ω以下、アンバランスで50Ωとなっている。バランスなんか必要ねえや!と粋がっていたが、何度眺めてもバランスの出力インピーダンスは<2Ωとなっている。本当に本当?なら2Ω以下は回路の状況を大きく変える。
2109013xそこでアナログ基板の画像を見てみた。出力トランジスタはモールドのセミパワーを2個ずつ並列に接続してある。負荷を10倍の20Ωとすれば、電源電圧は±15vで有効電圧を10vの時、10/20=0.5aとなる。1個当たりのトランジスタ電流は0.25aとなりpcはオーバーで無理な様相、これは実機で調べるしかない。

2109014一応2Ωを尊重して回路の変更です。トランスだけアンプの場合はやりようで、とんでもなく単純化できる。画像は現在進行中のgm70シングルアンプになり、これのインプットトランスはΦ400mmトロイダルコアに900ターンほど巻いてインダクタンスは9h、これの30hzのインピーダンスが1.7kΩとなり前段に結合できる。これがどうなるか?

2109011x横道です、佐久間さんの845ppの回路図を見よう。回路は Vintage Western Electric 7A Amplifier 1920s の現代版と判断できる。インプットトランスは16Ωに5kΩで、巻き数比はインダクタンスの2乗で利いてくるからゲインは17倍取れて、845を直接駆動する。問題はカソードの抵抗と電解コンデンサだが、抵抗はニッケルクロム線を使っているから、音質はそうそう劣化しない。

2109012xxxxこちらがgm70管ppアンプの回路図になり、Vintage Western Electric 7A Amplifier 1920s の現代版となる訳。ここのインプットトランスの1次巻線は上のシングル1.7kΩからかなり減る。これならば高性能電磁鋼板のΦ350mmトロイダルコアが使え小型になる。フィラメント巻き線がふるっていて10vの6aを2巻き線、これはもうカルダスケーブルの3.5スクエアを巻くしかない。これにて温故知新力学のVintage Western Electric 7A Amplifier 1920s の現代版考は了で、gm70管ppパワーアンプの製作へ移行する。

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