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2021年10月30日 (土)

Lowther PM6A 試聴記 1

2110291ローサーpm6は実に個性的に鳴り、その原因を探るべく周波数特性表をネットから探し出した。pm6は公称96dbとなっているがSPL(sound pressure level)は画像の通り。なんだい、能率は96dbより低くピーク辺りで96dbとなっているではないか。これが音が小さい!と感じた要因なのだ。またsplは大きくうねり大事な1000hzが83dbまで凹み2000はz~3500hz辺りが盛り上がりこれが高音キラキラの要因に思う。7000hzから上が96dbを超えているが、ここはどうせたいして聴こえないから関係ない。個性は一旦低下したsplが2000hzで盛り上がっていることにある。splなんか音には関係ねえや!とのご意見もあるでしょうが、音色は分からないがキャラクタは分かる。

2110292 Lowther PM6Aの試聴記では魔性とか魔界の文字が踊る。こうゆうのに極めて弱く嬉しくなり、文字から音が聴こえる特技は終生直らない。魔性とか魔界となればタッド・ガーファンクルが率いるMA Recordingsで、手持ちのcdの中では見事にpm6を生かしてくれる。MA Recordingsは静岡オーディオラボの店主から教わった。銀線のオールcelloシステムでは美しく妖しげに鳴り、慌てて大量にmaのcdを買い込んだ。

2110294その中の1枚Dream Song 「M004A」を聴いてみる。The debut of Julliard School composer/improvising pianist, Bruce Stark whose influences range from the most respected J. S. Bach to Debussy and K. Jarrett. Although Stark climbed the academic ladder, his music does not have the cold, lifeless aspects that much of today's contemporary music is characterized with. Stark's is a warm, engaging music which will transport the listener to another time and a distant space. The piano used was the magnificent Bosendorfer Imperial at the Harmony Hall in Matsumoto, Japan.

2110293ピアノはやよい軒の天井スピーカからでも良い音で流れ、容易にそれらしく鳴るから試聴に良く使われる。早い話素人を煙にまくには都合が良い。自分を煙にまく訳にはいかないが、ベーゼンドルファのインペリアル290の生は聴いたことがないから正解は分からない。maの場合は録音クレジッツトが必ず付いているから音色との相関性が分かる。昔jazzのライブ録音を繰り返したが、良い音は録れてもたいがいは音楽的ではなくて、ヒモ族から足を洗った。b&kの4006はこうゆう綺麗な音がとれて、pm6はまさに魔性のとか魔界のピアノになる。

21102952003年~4年頃、韓国の友人と前衛オーディオを作りオーディオフェアへ出品した。その時デモったcdがMA Recordingsで、大量に友人のmoonさんに渡しておいた。オーディオフェアには都合で行けなかったが、ブースにMA Recordingsのタッドがみえて「アナタはma cdの凄いコレクターです!」と言われたらしい。結局韓国のオーディオ開発も立ち消えで、日本で成功しないものは海外でも成功しない。アメリカンドリームと言うが、そう信じ込んで最後まで諦めなければ成功する。こっちも足掛け16年ほどアメリカ関連の仕事をしたが、お足は全部自腹だった。アメリカで成功したければ、その極意は「無一文の背水の陣にあり」

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