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2021年10月11日 (月)

Lowther PM6A 騒動記 製作編2

2110091画像はガラパゴス・ウチワサボテンの貴重な品種ヘレリ「Opuntia galapageia var. helleri」で、ガラパゴス諸島のヘノベサ島に自生している。ワシントン条約が緩い時代にヘノベサ島から持ち出されたものが、世界各地で栽培されている。あっ、この話ではない。pm6が開発された1954年は真空管時代だから、真空管アンプ駆動に適するように作られている。高能率の98dbもそうだし、スピーカを構成する各部素材も然り。それを現代アンプで駆動しようとしたら、画像の接木のように現代と過去の異種結合は活着が悪く美しくない。

2110092ローサーpm6はかなり神経質なスピーカと言えばそれまでだが、pm6の設計者だって60年後にも「何とかしたろ!」とレストアに精を出すマニアが多いのは予想もしてないことだし、耐用年数はとうに過ぎている。こっちは「もっと働け!」と檄を飛ばすのだから無謀かも知れない。断線?対策は後回しでpm6本体の整備をやる。

2110093スピーカ本体は時代の汚れが結構あり、気分的にイヤだから清掃を始める。


2110094シンナーなどの強力洗浄は無理なのでアルコールにピカールに消しゴムを使い、接着剤の残りや汚れを丹念に落とす。


2110095これが中々手強くて時間が掛かるが、それがレストアの面白さでもある。さて断線対策ではアルミハンダを手配した。アルミハンダは使用したことも無いし、コーン紙のウラに走っている細いアルミ線のハンダ付けは難しそう。スピーカ箱は紙管と水晶粒を使った防振構造を考えて設計を始める。強力な磁石と軽いコーン紙からテスタロッサ、いやイギリスはdb5か、強烈な加速を予見させてくれる。

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