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2021年10月 9日 (土)

Lowther PM6A 騒動記 調査編2

2110070時代は空気だからどうにもならない。日立の仕事で溶解炉へ投入する空気の除湿をしたことがある。その時に時代の証拠たる空気が鋳物に練り込まれることを学んだ。金属も紙も果ては人間まで空気に支配されているから、その時代のものを超えるのは難しく、オーディオでは幾多の事象をみんな体験している。weの300a然り、レキシントン盤然り、jbl375ホーン然り、altec515然り、キリがない。ローサーの機種は1947年のpm1a~1967年のpm7aで決めて、現代版は選択しない。

2110071ロス帰りのf氏はオーディオコレクターでもあり、在米中にヴィンテージモノを集めて持ち帰った。画像の得体の知れない機種とpm6を披露に持ってきた。本人も良く分からないようだったが、当時ローサーに重きを置いていなかったから調査には協力しなかった。

2110073今回は徹底的に調べてみることにした。イコライザの球体は案外簡単に分かり、pm3a/5aとなる。またこの機種の販売価格が出ていないから単体販売していなかったコトになる。lowther voigt museumから「The Lowther TP1 was designed to maximise corner placement and to be visually unobtrusive in a domestic setting. It uses a single PM3A (or PM3/5A) drive unit which is horn loaded at both the front and back. This results in very high efficiency and excellent sound quality.」これで得体はハッキリしたが、f氏は凄いものを持っていたものだ。

2110074本命のpm6aを調べていたら銀線のボイスコイルまで登場して、素材力学へ戻ってしまった。更に調べるとアルミ線まで出てきてしまい、参りました。「アナタの落としたのは金の斧かね?銀の斧かね?銅の斧かね?」「はい神様、私の落とした斧はアルミの斧です!」ギリシャ神ヘルメース(Hermēs)に答えねばならない。更にローサーはpm2やpm4となるべしとも出てきたが、pm6に憧れた訳だからこれでいい。これにて調査は終了、そこでpm6の調達に移るがローサーに関して海外はべらぼうに高くて、国内で調達した方が懸命のようです。

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