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2021年10月10日 (日)

Lowther PM6A 騒動記 製作編1

2110081殆どのコルトレーン信奉者はベストに「John Coltrane - A Love Supreme(Impulse! A 77) John Coltrane (soprano,tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums) 、Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 9, 1964」を選ぶ。A Love Supreme(Impulse! A 77)の問題点はオリジナルレコード製作時にハムを入れてしまったコトで、ヴァン・ゲルダーが就いていながら終生悔やまれる。ハムの無い2nd盤でいいや!の御仁には、本当の凄さが分からない。エルヴィンさんのティンパニーにも似たタムタムの音の皮の張りは、altecシステムでなければ出せない。現代スピーカのScan-Speak 15W/8530K00システムは繊細で美しい音色は表現するものの、もたついてしまいここが問題なのだ。

2110084能率=加速度と考えると、Scan-Speak 15W/8530K00の能率は85.5db、altec515bは105db、この差絶大で電力比で約90倍となる。515bの1w駆動はScan-Speak 15W/8530K00駆動の90wと同義となる。ここまでは従来の能率解釈だが、jazz音楽駆動力に加速度の概念を入れよう。200hzの周波数でストローク2mmを振動させた場合、加速度は161Gにもなる。これを動かすには高能率=高加速度となり、強力な磁石と軽いコーン紙でなければ実現できない。そうなんです、エルヴィンさんの超高速乱打は高加速度だから、高能率でないとついていけないのだ。だからローサーpm6の能率98dbはjazzがついていける加速度領域だ。新解釈、jazzは加速度だ!

2110082とゆう我田引水力学でイギリスのローサーを、jazzに向いていると味方につけた。落札した2日後にはローサーpm6が届いた、何と早い。出品者曰く「ステレオ再生で聴いていると違和感は全く無く、良好に聴こえるんですが、片方に配線に修繕個所があり 稀に接触不良で聞こえなくなり すぐ自然に復旧して聴けてます。聴感上、両方とも ボイスコイルタッチは してません」とある。1960年頃の製造とすれば約60年前のモノで良くぞ生きてくれた!と感謝する。何とかオクに出てくるpm6はかなりのボロが多い中、まあまあ上物の部類で、前述の断線しかかりだけがどうしたものか。ボイスコイル部の断線であれば2本とも自力で巻き直しを考え、巻き数も線径も変えてしまう可能性が高い。

2110083早速断線?修理です。先ずボイスコイルの線材を調べる。線材の色は白色系、銀線ならば儲けもの、アルミならば由々しき事態となる。樹脂コーティングされた線の表面を薄く削る、それにハンダゴテの温度調整したものでハンダ付けをする。ハンダが乗らない、アルミ線と決定。となれば端子部のハンダ付けがアウトで、ハンダを外す。ハンダ付け出来ないアルミ線をハンダの中に突っ込んだだけで、電気的結合より物理的結合ではいけません。これで解決かとぬか喜んだ...続きます。

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