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2021年10月22日 (金)

Lowther PM6A 騒動記 後記

2110211時代は明るさを増し併せて正義らしきものが王道を歩み、妖しげなものは常に隠蔽される。健全が如し振舞いだからこそ病んでいるように見える。カラバッジオの暗い時代は堕落した教会の権威回復に多くの天才画家達が利用されていたが、理不尽な時代に対する反骨で作品は暗く、妖しく、気持ちが悪い。妖しいからこそ引きつける力も絶大だし、カラバッジオの闇の力だかこそ魅力的でもある。ローサーpm6も妖しさに満ち満ちた唯一無二のスピーカと思う。

2110212ローサーpm6システムがホットな内にm+aさんに聴いてもらった。測定器のような正確な耳は即座に問題点を暴きだし「中低音はしっかり出ていて中々良い、高音に癖がある」こっちで気にしていることを的確に評価した。合わせてカップリングコンデンサをduelund社のofc純銅オイルコンにすれば、高音は静かになるとも言い然り、然り。

2110213「2万円位で手に入るcdp-337esdでこの音は上出来でしょう」と言うと「あんぷおやじの記事のせいで今は2万円で買えない」と言われてしまった。記事のせいかは分からないが、ハイエンド時代に長年使っていたスチューダーのd730より良いのだから、お代は問題にならないと思っている。高音の張り出しについてcdはセンサーベースだから、軽量水晶粒防振スラビライザにも要因ありと睨んだ。

2110214なんせアキュフェーズのdp80と違い、337esdはスピンドルモータのトルクが弱い。カイゼン方法はモータ駆動パワーicに加わっている電圧を上げてしまえばよい。とりあえずフィボクリスタル半球型スタビライザを強引に乗っけてみた。何度も起動している内に見事にpllロックに入った。途端に高音が澄んできた。なんだか「全てはローマに通ずる」と同じで「オーディオは全てに防振に通ずる」とな。

2110215そして丑三つ時、妖しい、実に妖しく美しい。振動力学で復活させたScan-Speak 15W/8530K00のシステムはぶっ飛び、時代の表皮は健全に振舞うような品々に溢れ、肝心要な音楽の魂を置き去りにしてしまった。ホーンは375系、ウーファは515系、フルレンジはローサー系、過去の銘機に頼わざるを得ない状況は、時代を象徴している。それにしても凄いスピーカに係わり合いを持ってしまい、未だ緒に付いたばかりは時間が足りない。

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