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2021年11月 1日 (月)

Lowther PM6A 試聴記 2

2110311ローサーpm6は他のスピーカに無い顕微鏡的な鳴り方をする。これは一体なぜだろうか?考えたが、とりあえず僅か3w~5w程度のベースがブルンブルン入っただけで途端にビリビリし始めて、これには困る。慌ててボリュームを下げるが、どうやらここにヒントがありそう。磁束密度は1.75テスラ、磁束0.002wb、磁気ギャップ1mm、これに磁気ギャップの断面積(参考Φ38mmx5.9mm、0.038x3.14x0.0059=0.0007m^2)を使い磁気抵抗を計算するとrm=0.001/4πx10^-7x0.0007=113000(a/wb)と出た。しかしこれでは整合性が取れず、断面積は参考値より50%程大きいはず。すると磁気抵抗は80000(a/wb)と更に小さくなる。

2110314x磁気抵抗は音に対する抵抗勢力とも考えられ、この抵抗勢力が小さいからこそ高加速度を生み出し、シンボルマークの鳥の羽みたいな音の表現が出来る。ところが好事魔多しで1mmの磁気ギャップ実態は、鼓動さんの解説から「ボイスコイルは通常の外側と内側にも巻かれている。コイルの厚みは0.8mm、線径0.2Φmmx2+ボビン0.4mm、従ってボイスコイルギャップのクリアランスは僅か0.1mmである」紙で作られて精度の出しようが無い0.1mmのギャップなのだ。

2110312とゆうことでローサーpm6を生かすには現代録音の顕微鏡的な録音がいい。変な録音(失敬!)のMapleshade CD(A haven for music since 1986, Mapleshade began as a mansion recording studio and label in the Maryland woods)をローサーpm6で鳴らすと、その顕微鏡的録音が実に生々しい。

2110315水晶粒防振構造化した10452・tao ruspoli・flamencoは特筆もんで、1曲目para olivia冒頭のギター音は凄まじい。



2110313凄まじいが音は薄くて勿体ない。ここが変な録音?と例えた理由で、使用しているマイクとアナログテープデッキがそうゆうモノなんでしょう。音を聴く限り、たいていのプロが使うスチューダーa810ではない。これでは伊豆のdcアンプマニアさんの金田式録音マイクとスチューダーa810の38cm録音の方が音が分厚い。顕微鏡的はオーディオマニアにとって魅力的だが、薄いのは音楽マニアには困る。そうゆうコトが暴露されてしまうローサーpm6はやはり凄い。

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