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2021年10月23日 (土)

Lowther PM6A 騒動記 後記2

2110220ローサーpm6の衝撃は大き過ぎた。まるで衝撃を受けなかったのがタンノイのウエストミンスターで、やっきりして2wayのスピーカを抜き出し、altecの416-8aを放り込んでオンケンの500mtに500woodに5000stの改造版にしてしまった。この当時から破壊大魔王は丸出しです。今考えれば無謀だし、鳴らすチカラが無かったとも言える。これを入社したばかりのm+aさんに聴いてもらったがコメントは無く、氏の配慮深さは後になって分かった。バッテリー駆動トランジスタアンプではなくて、807ppとか6ca10の真空管アンプで鳴らせば評価は違っていたのかも知れない。腕は悪くても衝撃の有無には関係無いから、タンノイとはあんぷおやじ流儀にとってそうゆう立ち位置のスピーカになる。後にセレブのオートグラフやレキュタンギュラーまで鳴らし込むハメになり、タンノイとの付き合いも長い。

2110221ローサーに関しては佐久間さんの著書「続直熱管アンプ放浪記」が大いに参考になる。ありました!211シングルcdバッファアンプにはトーンコントロール回路が付いており「これはcdのイコライザ的な存在」とも表現されており、ローサーを再生するにはやはりな、と思った。

2110222トーンコントロールとなればこれ。レコード演奏家は菅野先生の専売特許だが、cd演奏家は未だ使っていないのだろうか?オールcelloの時代に喉から手が出るほど欲しかったのがオーディオパレットで、グラフィックイコライザになる。演奏家ならばボリューム操作だけでは不十分で、この各種ツマミをレコードやcdによって即座に調整して、煩いハイを落としたり、ボンつく低音をスリムにする。

2110223今更トーンコントロール回路は無理なので、高音キラキラ対策にオーディオベクターの構造を考えてみた。上向きのホーンの中心にpm4ユニットが付いている。これだ!

2110224そこでローサーpm6の高さ調整用の台座を撤去、スピーカを上向きに置いた。これで高音キラキラは収まると思ったが、これはマルでダメ。指向特性がなんて言うが音はとんでもなく広がり、f特なんかどうでもいいや。収穫は低音がより豊かになり弾む。理由は妖しくなるので言わないが、この水晶粒防構造振円筒型エンクロージャはかなり面白い。

2110225元の水平配置に戻した。音が良くなる夜中にパーカショニストのnakaさんに来てもらった。コロナ騒動以来だから随分久し振りのオーディオ談義となる。パーカショニストだからコンガもボンゴもドラムまで何でも叩き、本職だから打楽器の音の出方に滅法詳しい。the musiciansの3曲目のコンガにたまげて「叩いた時のその音、その音が筒を伝わって下に降り、全周に広がるサマが見てとれて、こんなの聴いたことがない!」と的確な表現をしてたまげていた。またpm6の音の秘密を「高音用サブコーンが花のように内側に丸まった形状をしており、1本のスピーカから3wayのようなスケールの大きい音にしている」この新解釈は面白いし鋭い。いずれにせよ公称16cmのフルレンジの音とは思えない凄みに脱帽です。

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