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2021年11月29日 (月)

ダ・ヴィンチの最後の晩餐模写

21112912度目のイタリア紀行で遂にダ・ヴィンチに会った。正面に見える赤レンガ作りの建物がサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院で、ここの食堂に最後の晩餐がある。何が凄いかって?1495年当時パトロンの教会の指示を無視して次々革新を成し遂げたことで、本人の天才もあったが原動力は人と同じコトをしない反骨からくる創造力なのだ。あんぷおやじ流儀もダ・ヴィンチ流儀を参考にしているから苦労は絶えない。

2111293画像出展:wikipedia
勉強をしない、他人の意見を参考にしないは長年やってきたことで、最後の晩餐の模写があるなど知らなかった。wikiより「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を、ジャンピエトリーノ(イタリア語版)として知られる、ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ (Giovanni Pietro Rizzoli) が模写した作品について...」何と最後の晩餐の模写が存在しており、現在の32bit,192kサンプリングに出会ったようで、情報量の多さにたまげ解釈まで違ってしまう。本物は真綿で首を絞められたような金縛りがあり、更に欠如した情報の補間による創造活動も組み込まれた、あのボロボロの本物のダ・ヴィンチは凄い。だから言わんこっちゃあない、模写など知らなくても良かったのだ。

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2021年11月27日 (土)

bmxオリンピック選手「長迫君」登場!

2111261次男坊から「オリンピック選手がお店へ行くが良いか?」ときた。「なんだい、そのオリンピック選手とは?」全日本bmx選手権大会で2連覇したこともあり、先だっての東京オリンピック自転車競技に出場した長迫吉拓君です。今は超便利で、youtubeで見たりネットのwikipediaに出てくるから、人物像は直ぐに分かる。画像のスポンサードから分かるように「長迫バラ園」の息子さんなのだ。お堅いロボット会社を辞しjazz喫茶のマスターになってから、通常では会うことの無い奇想天外な人物群に会えたりして、ありがたい話です。

2111262忙しい練習の合間を縫ってすっ飛んで来たのはサボテンが目的で、実家のバラ園の広大な温室を利用して本格的にサボテンを栽培したいとのコトだった。bmxはストリート系で何となくチャライと勝手に思っていたが、世界をbmxで転戦する若武者は素直な好人物で「よーし、弟子にしたろ!」と勝手に決めた。膨大に増えたサボテン群の処遇に頭を痛めていたのが実態で、格好いい話でもない。先日も大量にk工業のm氏を初め、皆さんに押し付けた?ところだった。サボテンに夢中な長迫君は大事な足にトゲをごっそり刺してしまった。早速治療にあたるが、これで全日本を負けたのでは責任重大だな。行きたいと思っていたjazz喫茶のある倉敷の近くだから、この縁もありがたい。「近々に岡山からトラックで身受けに伺いたいがどうでしょうか?」と問われれば「ようがす!」

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2021年11月25日 (木)

姥捨て力学 免許更新高齢者講習

2111250画像は昔、次男坊の所にあったamgの550馬力。免許更新の為に義務化された自動車の高齢者講習へ行ってきた。オカミはとにかく高齢者に車を止めさせようとあの手、この手で出てくる。受講者の殆どは団塊で、現在の境遇と「私らが日本の高度経済成長を支えたのだから」と過去の栄光についグチが出る。今働けば時給1,000円も貰えないのに、1時間2,500円の講習費用はこれ如何にと、口だけは相変わらず達者なり。実技試験では段差越えがあり、ブレーキとアクセル操作のチェックがある。最初から高齢々と言われてやっきりしていたので、段差越えの際にブレーキを左足で踏みながら右足でアクセルを踏んで、のたりと段差越えをしたら教官がたまげていた。オカミに言われなくても、ヒール・アンド・トゥとダブルクラッチとスピンターンにドリフト、これが出来なくなればさっさと止めたる。次の免許更新は認知症の検査があるんだって...

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2021年11月23日 (火)

音色力学 altecのスピーカを探す

2111230カジュアルはラルフローレンと決めている。ファッションも全く同様で、古いものは若干やぼったいものの味がある。但しラルフローレンの場合は1992年バルセロナオリンピックヴァージョンがヴィンテージものだから、たいして古くはない。先日ラルフの友人からlo-lifeなるものを教授頂き、調べたらニューヨークファッションでヒップホップが出てきてしまい、jazzじゃあねえやで落着。我らがjazzや真空管やスピーカやマイクの世界は1920年代~1960年代までだからラルフローレンとは次元が違う。ラルフは1967年創業だから日立へ入社した年で、コルトレーンが亡くなった年だから、因縁があるのかも知れない。とゆうコトで1966年のランシングのカタログを引きずり出した。

2111231t-mon君提案のaltec415cも、当方調査の420も、ヴォイスコイルの材質はアルミと判明して脱落した。アルミなんて関係ねえや!と言われる御仁も多いが、こっちはアルミで大枚すっているから簡単に良いや!と妥協は出来ない。416や515のウーファを使って3wayを組めば簡単に銅化できるが、高校生には、いやご両親に負担が掛かる。割烹わかすぎの若旦那は高校生の時に604を使っていた。それを第1弟子のkouhei君に譲った。そうだ、604だ!

2111232604になると高額になり負担は増える。嬉々として604eのヴィンテージものを調べたら、画像の赤アンダーラインの如く判明した。中高音のホーンにアルミヴォイスコイルを採用しているのはトランジェント特性から来ると容易に想像がつく。しかし10数年前に若旦那の所で聴いても違和感が無かったのは、こっちの耳が駄者か、ウーファの銅の支配力が大きかったか、どっちかだ。何れにせよaltecスピーカの選定は相当に難しい。

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2021年11月21日 (日)

重力力学 重力発電機

2111211dr.o博士はNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)へ持って行っても理解されないし、コンピュータシュミレーションでも正解は出ないと言う。科学技術の発展において論理的でないコトがあって良いのだろうか?とその時は思った。思ったがすぐさま行動に移し、社長に進言して予算を確保した。やがて数百kgの巨大な重力発電機が完成したがテコでも動かず「大枚すった!」と全員が青ざめる。それでも当事者のdr.o博士は一向に落ち込まず、発明者とはかくあるべきなんだろう。黄色丸印の重力機構が複雑に回転して回るはず、だった。エジソンの名言(1%のヒラメキと99%の努力)とあるが、そうは思わない。如何せん1%のヒラメキでは足りない、少なくとも50%くらいのヒラメキが必要で、そこから実験を繰り返して序々に収束させないと、発明は出来ない。それに大いに重要はミケランジェロ&ダ・ヴィンチで、芸術が加わらなければ発明には至り難い。40kw、pwmデジタルアンプ開発の合間に、新型重力発電機を前に壮大な妄想に浸る。

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2021年11月19日 (金)

音色力学 違和感アルミボイスコイル

2111191過日k工業m氏の所で会議を持った際に、駆動部を軽量化するにはアルミ線がベストとなった。比重は銅が8.9でアルミが2.7と圧倒的に軽い。軽いが電気抵抗率は銅の16.78 nΩ·mに対しアルミは28.2 nΩ·mと大きい。同じ電流を流した場合アルミの発熱量の方が大きい。まあ強制冷却するから良いか。これはロボットの話で音になると音色が違って悩ましい。ローサーpm6のボイスコイルのアルミ線の音色に違和感を覚え続けている。pm6のボイスコイル線材は銀と銅とアルミがあるから、聴いた人の評価は変ってくるのだと思う。

21111922000年の初め頃、韓国の友人と小型スピーカの音色テストをしたことがあった。スキャンスピークにディナウディオにビファにセアスにフォーカルにピー何とかなどなど。世界の小型スピーカは韓国の方が当時は入手し易かった。この時落伍したものの実態はアルミボイスコイルで、結構投資したが結論は得ていた。ですからローサーpm6の違和感はアルミボイスコイルにありとなる。

2111193ここま前置き。
過日研究生のt-mon君がご両親と久し振りにみえた。小学3年で初めてamp工房へ来たオーディオ少年が高校1年になり、体格はあんぷおやじを凌ぐ。こっちはどんどん縮んできて小さくなっていき、歳月の過ぎ去りに情熱だけは失せないように気をつけている。

2111194部屋も8畳くらいに出世したようで良かった。t-mon君から「スピーカを大きくしたい、altecの415cの38cmフルレンジはどうでしょうか?」と質問があった。ツイータはjblの2405を持っているから良いかな?とも思ったが、altecの最終は416か515に288ドライバになる。本人が探し出したのだから意志を尊重すべきだが、t-mon君の言う通り確認するとボイスコイルはアルミ線でどう考えてもマズイ!原資の関係もあるが、小さい内から最高の音色を聴くのがオーディオの王道で、お足が出来たおやじになった頃ではもう手遅れ。

2111195そこで他のaltec38cmフルレンジを調べるが、やはりアルミボイスコイルなのだ。これがフルレンジの人気の出ない要因の1つなんだろう。念のためjblのd130を調べると「ボイスコイルには直径10.2cmのアルミリボン線エッジワイズ巻大型ボイスコイルを採用しており、磁気回路にはアルニコVマグネットを用いた...」なんだい、示し合わせているじゃあないか。振り出しに戻ってしまい、どうしたものか。

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2021年11月17日 (水)

40kwデジタルアンプ開発1

2111141配線図は最低限描いた。面倒だからと試作段階で手抜きをすると、後でとんでもないしっぺい返しが来る。しかし改造ほど面倒な作業は無いくらいで、いっそ新規設計にすれば随分楽になる。などなど、ブツブツ言いながら漸くハードウエアが完成してデバック体制に入った。喫茶室のテーブルに巨大な40kwデジタルアンプが鎮座していたが、測定器類が置けない。ハタッ!と思案したのがいけなかった。

2111161開発室へ持ち込みを考えると凄まじいガラクタ(お宝)の山で、これを片付けなければ無理。1個10kgを超えるトロイダルコアが床が抜けるほど山積みされているし、その片付けに始まり、レイアウトの変更、断捨離と嵌ってしまい、重労働に汗する。

2111162ほーれ、ご覧のように綺麗になった。pwmデジタルアンプは複数の絶縁電源を使うためコモン線が無いに等しい。よって電源分オシロスコープが要る。とりあえず4チャネルのテクトロを2台用意した。

2111163オーディオアンプで重量30kg級は結構あり、それらを良く持ち上げてはレイアウトの変更をやっていたから、気合だ!で40kwpwmを開発室へ入れた。持ってから気付くがこのデジタルアンプが1人で持てる限界なのだ。フツーデジタルアンプは空のダンボール箱のように軽いが、40kwは違う。もっともアナログアンプで40kwを作ろうとしたら無理ですが。

2111165細かい配線を仕上げ、とりあえず低い電圧でハードのチェックを開始する。sh7145cpuボードと三菱のipmはインターフェース基板で接続されているが、位置出し固定の作業は1人で出来ない。次回研修日にs氏に手伝ってもらい固定しよう。難なく三菱のipmは動作してスピーカから音が出た。初物は何があるか分からないから、やれやれです。

2111164このアンプの最大の弱点はipmゲートの手配線で、これはやらないほうがよろしい。今回はこの仮配線で動作確認をして、その後sh7145cpu固定のあかつきには最短になるよう基板化配線をする。大電流ノイズに一番やられ易い重要な部分です。

2111166そもそもが三菱のipm(インテリジェントパワーモジュール、PM300CSD060)インターフェースコネクタの2mmピッチが困る。富士電機のipmは普通で2.54mmピッチとなっている。まあ、ピンコンパチでないから、どっちみち何らかの変換コネクターを作らねばならない。そこで困った時のamazon!2mmピッチのユニバーサル基板を探すと、ありました。これでこの問題は解決です。

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2021年11月15日 (月)

Lowther PM6A 試聴記 4

2111151コロナ禍でamp学校を閉鎖して久しい。時間だけは情け容赦なく平等に過ぎ去り、おっとと...ここで止まる訳にはいかない。40kwサーボアンプの開発に没頭しているが、altecのメインシステムの復活をやらねばならない。かくして住職とt-mon君と母君に久し振りに来てもらった。正面に据えていたラスク多用の重量級ラックの引渡しである。そしてにわかLowther PM6A 試聴会と相成った。

2111152問題はカインド・オブ・ブルーのSo Whatの音色で、ソロの演奏順はマイルスからコルトレーンからキャノンボールが2コーラスづつ演奏する。それを、あろうことかキャノンボールにしては音が暗いと感じて、コルトレーンの演奏をミスった。テナーサックスは軽く、アルトは暗く音色が接近してしまった。

2111154ここで枯れ葉のキャノンボールの黄金に輝く演奏を思い出し、音色が全然違う。こっちはハッケンサックのヴァン・ゲルダースタジオ録音で、カインド・オブ・ブルーはコロンビアの豪華なスタジオ録音となる。丸で音色力学とjazzの力感が違う。ヴァン・ゲルダーの録音はworスタジオの分厚さはないにしても、コロンビアより遥かに分厚い。

2111153システムの問題は殆ど無く、カインド・オブ・ブルーのcd本体はcdp-337esdで回転できる最大重量の620gの水晶粒防振構造をとっている。cdそのものはブルー・スペックでもなくただの廉価版cdだから、変なクセは無い。

2111155t-mon君に自慢げにローサーpm6は持っておくべきスピーカの1つと言ったが、ある部分で撤回です。同時にタルローで聴いたコルトレーンとジョニー・ハートマンの音色に違和感を感じて、疑問を持ち続けてきた16年の答えが出た。アンプの問題は気も無く、ローサーpm6の持つ渋さなのだ。佐久間さんの所で聴いたように、amp工房のエセ・タルローpm6も音色が違和感なのだ。キリストの言葉にあるように、新しいワインは新しい袋に、古いワインは古い袋にで、1950年代60年代のアメリカのjazzは、古い袋たるaltecかjblのヴィンテージものとなる。イギリスのローサーpm6は凄いスピーカだが、アメリカには遠い。t-mon君から相談を受けているaltecの次のスピーカも、altecのデカイやつで検討しよう。

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2021年11月13日 (土)

電源力学 嫌われ者電解コンデンサの威力

2111054たいていの方は「電源の電解コンデンサには退場して頂こう!」また真空管アンプ回路図中の赤丸印「バイパス用電解コンデンサにも何とか退場して頂こう!」となる。一方で青丸印のフィルムコンデンサは電解コンデンサに比して性能は良く「どんどん参加して頂こう!」となった。初期トランジスタotl回路の出力電解コンデンサの退場は大きな事件になるほど音質の向上があり、音質劣化の主犯になった。

2111051オーディオ進化の過程で電解コンデンサはオーディオの悪を全部背負い込んだ扱いを受けており、そうゆう風にすり込まれてきた。しかし電解コンデンサを止めて理想のフィルムコンだけを使った某メーカのパワーアンプは力感が無く、期待はずれだった。電解コンデンサレスのバッテリー駆動アンプも然りで、綺麗だが力感が無く太い音は出ない、よってjazzには向かない。

2111053電解コンデンサは大嫌いでアルニコ磁石は大好きな御仁も多いが、磁石の着磁は電解コンデンサでやっている。我らの開発中の40kw、pwmデジタルアンプの底力も電解コンデンサによる所が大きい。電源のレギュレーションと電解コンデンサのレギュレーションの競争になると、電解コンデンサの勝ちで瞬発は電解コンデンサが担当する。

2111052電解コンデンサの選定で重要はリップル電流で、18,000μfなど50a近い電流が流せる。200aの電源を作るには200/50=4となり、上画像の巨大な電解コンデンサを4本使う。昔、床下一杯になるほど電解コンデンサを並列接続した御仁も居たが、気持ちは分かる。但し配線のレギュレーション問題でさほど音質の向上は見込めない。もしやるのであれば銅のバスバーを使い3次元立体構造にしてパスを最短にすれば電解コンデンサの威力が分かるはず。我らの40kw、pwmデジタルアンプもこのパスに重きを置いて、電解コンデンサの威力が発揮出来るように傾注している。

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2021年11月11日 (木)

音楽力 San Francisco Bay Blues

2111104フィービ・スノウの新譜、いや最近何とかカリから手に入れたのだから自分流の新譜です。多分ブルースシンガーではno1ではないかと思う。jazzで言うならばエラフィッツ・ジェラルドのレベル、オクターブは広いし、千変万化の音色を出すし、アドリブも抜群だし、フィービ・スノウはもうjazzシンガーだ!別版のサンフランシスコ・ベイ・ブルース(San Francisco Bay Blues)を聴いていると音楽力はタイムマシンとなって、あの時代へ向かった。

2111105希望と絶望が織り成すロボットベンチャー時代、サンフランシスコのベイエリアを駆けずり回った。ゴールデンゲート・ブリッジを渡り、暫く走り、サンフランシスコ湾へ向かって√101を下りる。このルート101は良く走った幹線道路で、ロサンゼルスまで繋がっている。サンノゼ空港からロサンゼルスまでの飛行機が大幅な遅延、太っちょのクレイグがヒッヒと笑いながら「車を借りてロスへ戻りましょうかね?」と言う。

2111101この辺りは洒落たお店も多く上品で居心地の良い場所、ここはサウサリート(Sausalito)地区でサンフランシスコの騒然さは無く落ち着いている。jazzのライブをやっているレストランに陣取り、サンフランシスコの街が夜に向かう時間帯、ボ~っとサンフランシスコ湾を眺めている...そこには確かに自分が居た。

2111102音楽力でSan Francisco Bay Bluesをタイムマシン化してしまったのは、ローサーpm6の威力による所が大きい。細かい毛羽立ち音は独壇場で、フィービ・スノウの声になっていない声まで再現するから成せる技なのだ。気になりサンフランシスコ・ベイ・ブルースの歌詞と訳詩を調べた、最後の2行。
Walkin' with my baby 彼女と一緒に歩くのさ
Down by the San Francisco Bay サンフランシスコ湾に沿って
サンフランススコベイに沿って歩くなど無謀、車で何時間も掛かった。

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2021年11月 9日 (火)

Lowther PM6A 試聴記 3

2111026ローサーのスピーカは全く聴いたことが無く、1968年発刊の誠文堂新光社の「hi-fiスピーカとその活きた使い方」から聴こえてくる、本の音でしかない。佐久間さんはサービス精神旺盛で各種ローサーもしっかり聴かせてくれた。その音がリファレンスでamp工房の音を評価している。どうですか?と聞かれれば思想の違いとしか言いようがない。「オーディオは測定器の奴隷ではない」と佐久間さんには名言がある。こっちは「たまにオーディオは測定器の奴隷になる」だから、音もそのよう。左はf氏の友人で音の分かる金髪が美しいラドビアの女性、大変佐久間さんの音を褒めていた。

2111024少し言うなれば太い音の佐久間サウンドに対して、異様に細かい音のamp工房サウンドとなる。この異様に細かい音はなぜ?かを追求する必要がある。最大入力6wインピーダンスは15Ω、ここから流れる電流を算出すと0.6aになる。磁束密度1.75テスラ、ボイスコイルの長さは最長で5mとなっている。このデータからチカラを算出する。力=0.6ax1.75テスラx5m=5.25n(ニュートン)と出た。

2111025200hzで±0.5mmの振動を発生させるには80Gのチカラが必要。これをm/s^2の加速度に変換すると795m/s^2となり、コーン紙重量9gを掛けると7.2nと出る。前出の5.25nとまあまあディメジョンは合ってくるから、5n~8nのチカラをpm6の磁気回路は出していることになる。1n(ニュートン)は1kgの質量を1m/sec^2の加速度で動かすチカラになり、kg単位を動かすスピーカとは空恐ろしいシロモノです。

2111023又しても妖しい理屈をこねてしまったが、この駆動機構でロボットを作っているのだから妖しくもないか。小口径で、強力な磁石で、軽いコーン紙で、初めて成せる技に脱帽です。altecシステムでも、jblシステムでも、タンノイシステムでも、サウンドラボa1システムでも、この表現は出来ない。ma026a calamusのスペインの古楽器を使った演奏は出色で、こうゆうcdがローサーpm6には良く似合う。

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2021年11月 7日 (日)

重力防振力学 ナス管cx350のs-21型はなぜ音が良いか?

2111060やはり某国営放送でバルセロナのサグラダ・ファミリアを放映して、我が歴史を紐解いた。この画像はガウディ地下研究所?にある、ガウディが作ったサグラダ・ファミリアの重力模型である。何となく林立する塔を思わせるが、左上の日付が変だ。1996年の96はひっくり返しても96で区別はつかない。

21110601こちらは画像処理で180度ひっくり返し、これが撮影した時の画像です。天井から錘をぶら下げて、重力方向へ素直に荷重を逃がす構造の研究をしていたようだ。オーディオの極意を見ているような気がして、ガウディフリークは今頃驚いている。オーディオは重力防振力学に大部分が集約されて、今度益々重力防振構造の進化があると思う。

2111061オーディオは「なぜ?なぜ?」が多すぎる。しかも「なぜ?」を聞くと「とにかく音が良いから~」の返事が多い。佐久間さんの「直熱管アンプ放浪記」から興味深い文面を見つけた。

2111062「rcaのナス管にとどめをさす」とあり、長年ナス管を研究してこの構造がベストであると結論を得ていたが、遂に賛同者が現れた。い~や違う、佐久間さんの方が先だ。こちらが気が付くまではここの文章は何ら意味を持たなかった。

2111063x以前のエントリーから「デフォレスト450のs-21型はプレートが長くなり必然的に丸ボールから流線型のナスになり水滴の法則になった。自然の法則からすれば最古の丸ボールとナス水滴型が正解で、s-21型の方がst-19型より振動分布の均一性と寄生振動が起きにくい...」この段階でナス型は水滴構造で防振に強いと踏んでいたが、更に画像右のst-19は上部をガラスで固定したため、ガラスに受けた振動をモロにプレートへ伝え、信頼性の向上は音質を落としてしまう。よってカニンガムcx350は音質ベストの球となる。

2111065画像はサグラダ・ファミリアの完成予想画で何種類か展示してあった。ラテン系は陽気でいい加減で等と勝手なイメージで決め付けるのは良くない、反省です。ワクチン接種率でスペインもイタリアも共に70%超えていて、生真面目さが見えている。ですからサグラダ・ファミリアは完成せず延々と建築は続くと勝手に思っていたが、国営放送から2026年の完成を目指すとあり完成間近な状況にある。そうか1926年に電車に轢かれて亡くなったから、100年後の2026年の完成か。

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2021年11月 5日 (金)

絵ヂカラ力学 ゲルニカ

2111042キュビスムは嫌いでシュールレアリズムが好きとは、古典に回帰した今考えれば似たり寄ったりで滑稽な感じがする。1996年の2月、20年の満期を持ってiaiを辞して、予てからの計画だったスペイン旅行を家族全員(7人)で敢行した。今なればイタリアなのだが、当時はダリに傾倒していたからスペインだった。バルセロナのピカソ美術館 (Museu Picasso) は、ピカソの幼少期から「青の時代」の作品群があり、キュビスム前の天才画家を観ることができた。見ても見えないし、聴いても聴こえない。本当に見えたならば描けるし、本当に聴こえたならばアンプは作れる。だから写真はその時「何を見ようとしていたか!」の証拠になり、大事なのだ。

2111041マドリッドでオプションがあり、「ソフィア王女美術館へゲルニカを観に行こう」を選んだ。ピカソならばゲルニカで小学校の頃から知っている、知っているが好きな絵ではない。軽い気持ちで大きな空間に展示してあるゲルニカの前に立つ、途端に金縛り状態に遭い、涙が止まらなかった。某国営放送でゲルニカの番組が放映されて初めて苦難のゲルニカを知り、なぜ金縛りになったのか、一端が国営放送から理解できた。好きでないから予備知識も無いし勉強もしていない、それで感動するのだから凄い絵ヂカラなのだ。まあ、ここで終わらないのがあんぷおやじ流儀で、ラグビーをやっていた末っ子は当時小学1年、ゲルニカの前で歯が1本抜けた。そこでその歯を持って近くにある火災報知器の隙間に入れた。国営放送からもその火災報知器が映り、ゲルニカは完結した。

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2021年11月 3日 (水)

ノイズ力学 pwmデジタルアンプの恐ろしき動作

2111031「受け取りに出向きますが」「いやいや、重すぎて一人では持てません、当方で運びます」k工業のm氏とk氏が自ら運んでくれた。部下に運ばせるのが普通だと思いますが良い社風です、い~やm氏とk氏2人が会社を良くしていると言った方が正解です。ipmと3Φの整流ダイオードの放熱で10mmのアルミ母材に10mmのアルミ放熱フィンがネジ止めされた、モンスターpwmデジタルアンプであります。こっちでは漫画しか出さなかったが、美しく機能的に纏まりk工業の電気チームも大したものです。確かに重いが何とか一人で持てる重さ。このような超重量級ハイエンドオーディオアンプもあり、重くしてお代を取る仕組みな。

2111032xpwmとは「パルス幅変調( pulse width modulation)とは変調方法の一つであり、パルス波のデューティ比を変化させて変調すること」とwikiにある。オーディオアンプのアナログ回路は多種多様だが、pwmデジタルアンプになるとたいして回路の種類はない。早い話a社もb社もアンプの外見上には大差ない。大差ないがその実は技術力の差が見えないところに多い。

2111033その1つがigbtとファーストリカバリダイオードの並列接続にある。このセットは双方向スイッチで、igbtが+電源から-側へ電流を流し、ダイオードが-側から+電源側に電流を流す。ダイオードは短時間的(100nsec程度)に見ればコンデンサで、スイッチングの度に電源を短絡する電流が流れ、これが配線のインダクタンスと相まってノイズとなり電路や空中伝播となって飛び出す。igbtも同様で短時間的コンデンサだから更に短絡電流は助長される。要するに体中ノイズだらけアンプなのだ。

2111034単なるダイオードではこの短絡電流が大きく、ファーストリカバリでカイゼンされ、更にソフトリカバリでカイゼンされた。pwmアンプを作り始めた頃、この動作をちゃんと理解していなかったからノイズ消滅素子をやたらと使ったが、一向に消えずギブアップしていた。今は無駄な抵抗と諦め電源のパスを重視し、高周波コンデンサを最短でデバイスに付けるようにしている。

2111035この恐ろしき動作の実態を知ればデジタルアンプは遠慮したくなりますが世の中と一緒で、正論風をやたらとデカイ声で発するノイズ発生人間や、実力もないくせにやたらと大きく見せたがる口ばっかり人間がのさばる現代社会と等価。それでも、pwmデジタルアンプと同じで現代社会にも頼りないがノイズフィルター機能があり、共に落ちたのだから落ちはよろしいようで。

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2021年11月 1日 (月)

Lowther PM6A 試聴記 2

2110311ローサーpm6は他のスピーカに無い顕微鏡的な鳴り方をする。これは一体なぜだろうか?考えたが、とりあえず僅か3w~5w程度のベースがブルンブルン入っただけで途端にビリビリし始めて、これには困る。慌ててボリュームを下げるが、どうやらここにヒントがありそう。磁束密度は1.75テスラ、磁束0.002wb、磁気ギャップ1mm、これに磁気ギャップの断面積(参考Φ38mmx5.9mm、0.038x3.14x0.0059=0.0007m^2)を使い磁気抵抗を計算するとrm=0.001/4πx10^-7x0.0007=113000(a/wb)と出た。しかしこれでは整合性が取れず、断面積は参考値より50%程大きいはず。すると磁気抵抗は80000(a/wb)と更に小さくなる。

2110314x磁気抵抗は音に対する抵抗勢力とも考えられ、この抵抗勢力が小さいからこそ高加速度を生み出し、シンボルマークの鳥の羽みたいな音の表現が出来る。ところが好事魔多しで1mmの磁気ギャップ実態は、鼓動さんの解説から「ボイスコイルは通常の外側と内側にも巻かれている。コイルの厚みは0.8mm、線径0.2Φmmx2+ボビン0.4mm、従ってボイスコイルギャップのクリアランスは僅か0.1mmである」紙で作られて精度の出しようが無い0.1mmのギャップなのだ。

2110312とゆうことでローサーpm6を生かすには現代録音の顕微鏡的な録音がいい。変な録音(失敬!)のMapleshade CD(A haven for music since 1986, Mapleshade began as a mansion recording studio and label in the Maryland woods)をローサーpm6で鳴らすと、その顕微鏡的録音が実に生々しい。

2110315水晶粒防振構造化した10452・tao ruspoli・flamencoは特筆もんで、1曲目para olivia冒頭のギター音は凄まじい。



2110313凄まじいが音は薄くて勿体ない。ここが変な録音?と例えた理由で、使用しているマイクとアナログテープデッキがそうゆうモノなんでしょう。音を聴く限り、たいていのプロが使うスチューダーa810ではない。これでは伊豆のdcアンプマニアさんの金田式録音マイクとスチューダーa810の38cm録音の方が音が分厚い。顕微鏡的はオーディオマニアにとって魅力的だが、薄いのは音楽マニアには困る。そうゆうコトが暴露されてしまうローサーpm6はやはり凄い。

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