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2021年11月 9日 (火)

Lowther PM6A 試聴記 3

2111026ローサーのスピーカは全く聴いたことが無く、1968年発刊の誠文堂新光社の「hi-fiスピーカとその活きた使い方」から聴こえてくる、本の音でしかない。佐久間さんはサービス精神旺盛で各種ローサーもしっかり聴かせてくれた。その音がリファレンスでamp工房の音を評価している。どうですか?と聞かれれば思想の違いとしか言いようがない。「オーディオは測定器の奴隷ではない」と佐久間さんには名言がある。こっちは「たまにオーディオは測定器の奴隷になる」だから、音もそのよう。左はf氏の友人で音の分かる金髪が美しいラドビアの女性、大変佐久間さんの音を褒めていた。

2111024少し言うなれば太い音の佐久間サウンドに対して、異様に細かい音のamp工房サウンドとなる。この異様に細かい音はなぜ?かを追求する必要がある。最大入力6wインピーダンスは15Ω、ここから流れる電流を算出すと0.6aになる。磁束密度1.75テスラ、ボイスコイルの長さは最長で5mとなっている。このデータからチカラを算出する。力=0.6ax1.75テスラx5m=5.25n(ニュートン)と出た。

2111025200hzで±0.5mmの振動を発生させるには80Gのチカラが必要。これをm/s^2の加速度に変換すると795m/s^2となり、コーン紙重量9gを掛けると7.2nと出る。前出の5.25nとまあまあディメジョンは合ってくるから、5n~8nのチカラをpm6の磁気回路は出していることになる。1n(ニュートン)は1kgの質量を1m/sec^2の加速度で動かすチカラになり、kg単位を動かすスピーカとは空恐ろしいシロモノです。

2111023又しても妖しい理屈をこねてしまったが、この駆動機構でロボットを作っているのだから妖しくもないか。小口径で、強力な磁石で、軽いコーン紙で、初めて成せる技に脱帽です。altecシステムでも、jblシステムでも、タンノイシステムでも、サウンドラボa1システムでも、この表現は出来ない。ma026a calamusのスペインの古楽器を使った演奏は出色で、こうゆうcdがローサーpm6には良く似合う。

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