機構力学 cdプレーヤはリニア駆動か?スイングアーム駆動か?その1
cdプレーヤはリニア駆動か?スイングアーム駆動か?を考えるのは、今更の感がある。しかしm+aさんが動いたとゆうことはきっと何かがあるに違いない。闇雲に行動を起こすのは悪いクセで、今回は反省も踏まえてじっくりと思案した。「AUDIOMECA Pierre LURNE MEPHISTO」は148万円もするハイエンド機だが、内部画像を見ると基板は安っぽい紙フェノール、金属製カバー内は簡単なdc電源、これでm+aさんの言うような「凄い音」が本当に出るのだろうか?
cdドライブユニットはcdm9と初見、何だかブリキ細工で又してもこれで本当に「凄い音」が出るのだろうか?調べればフィリップスお得意のcdproのcdm9もあるではないか。正直、こんなチョロい仕掛けで148万円はまるで空気を売っているとしか思えない。まあ、これがハイエンドオーディオの醍醐味で、どんなにチョロくても凄い音が出れば一切を不問に伏すことが出来る。
横道に逸れるが、このcdproシリーズを使用してしくじったことがある。韓国のオーディオ仲間と共同でcdproを1ダース購入して、共同で駆動基板を起こし傑作を夢見た。そして簡易水晶粒防振構造化をしたが丸でダメだった。その原因はまだ分析していないから本当のところは分からない。cdproでないフツーのcdm9の方が音が良いと、AUDIOMECAは判断したのだろうか?
こちらがハイエンド時代のcd再生装置で、スチューダーのcdプレーヤーd730だった。cdドライブユニットはcdm4のスイングアームでdaコンバータはtda1547の1bit、今考えればこのdaコンバータが音を細くしていた可能性は考えられる。当時はcelloのr-dac(daコンバータチップはpcm63k)を導入しても線は細かったから、フィリップスのスイングアーム駆動に限界を感じていた。またエソテリックから高剛性cdpのp0が出たが、資金万策尽きて導入には至らなかった。
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