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2022年2月18日 (金)

音色力学 AUDIOMECA Pierre LURNE MEPHISTO Made in France no10

2202091AUDIOMECA Pierre LURNE MEPHISTO メフィストの音は相当にヤバいかも知れない。2003年か4年のcoexオーディオフェアで遭遇した超高価なcdシステム、cdpにdaコンバータx2に原子時計、専用ケーブル総額で800万円、極めて繊細で且つ情報量も多い、感心はするものの感動は無い。同行した専門家に意見を言うと「オーディオフェアの展示は時間が無くてセッティングが出来ていない、電源事情も悪い」「なるほど...」しか~しです、いい度胸で大金を持ち去るのだから、プロならば最悪の環境で最高の結果を出せ!と言いたい。このメフィストはただ置いただけで(最悪の環境)凄い音が出る。

2202090 メフィストのcdクランパーはcd蓋の中央にスピンドルで固定されているから、ブレは無い。しかしその分上司から強制的に芯出しをくらって自由が奪われ、精度と引き換えに音の伸びやかさは減る。こっちは上司などもううんざりで結構、cdm9のcd用センターボスのテーパに嵌るだけで音的には申し分ない。申し分無いが自由とは案外不自由で、勘合遊びでグラグラして芯出しをしくじる場合がある。その時は水晶粒防振スタビライザを再セットとなる。まあ、この機構だけでも生涯を費やすほど奥が深い。 

2202092水晶粒防振構造化の第3次なる手段は、メフィスト全体を水晶粒で包み込む大掛かりなものとなった。mdfをカットして枠を組み上げ黒つや消し塗装を施す。下のベースmdf枠とは無責任両面テープで結合する。内側は塗装がまるでやっていないが、水晶粒の充填で表面に出る所だけ塗装している。

2202093mdf枠を結合した状態。表面から160mmと、かなり深い位置にcdm9がある。これがポイント、誰だっけ哲学者の名言「真実は常に奥に隠されてあり」だから、振動の届かない奥深くにcdm9を隠してある。

2202094水晶粒を撒き散らしたのではまずいので、上蓋を作る。

2202095cdを奥深くへ隠すために操作性の良い円筒の空間を作る。Φ250mmの紙管で下面は両面テープで接着をする。

2202096毎度ながらのハイライト、水晶粒充填です。凄い量の水晶粒が入り、タライ3倍分だから概ね60kg位と強烈、暫くすると無責任両面テープが剥がれ始めて後方へずれ始める、危ない!慌てて裏側にベース枠と上部枠を固定する補強板をネジ止めする。

2202097赤のフェルトを張った上蓋を両面テープで結合して水晶粒を隠す。このcdの入るΦ250mmの穴はΦ300mmの水晶粒防振蓋をフェルトを滑らして閉じ、完全防振する。「真実は常に奥に隠されてあり」の如く、振動の届かない奥深くでcdは静に回る。これで最強の水晶粒防振構造化の完成で、こんなcdプレーヤ見たこと無い、状態です。

2202098x早速試聴に入る。ガボール・ザボのスペルバインダーの3曲目「IT WAS A VERY GOOD YEAR」のジルジャンの余韻が、アキュフェーズdp-80ではジャランで終わっていたものが、オリジナルメフィストではジャラ~ンと随分伸びていた。それが第3次水晶粒防振構造化してだいぶ減った。しかしその分低音のポコポコは消え、音量は小さくても重心の下がりは明快でドスドスと地面を這うように広がり、やはりメフィストは相当にヤバいcdプレーヤです。ここが音色作りの真骨頂で、mr Pierre LURNE は何を元に音色調整していたのだろうか?こっちは真空管jazzのコルトレーン、ガボール・ザボ、エヴァンスの3つのコードで調整しているから全方位的にはならず、偏執狂的になる。

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