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2022年3月12日 (土)

音色力学 gm70管銅式パワーアンプ 6    「ロシア解体2」

2203111試聴を繰り返していると左のスピーカから「プッツン」とか「ガサゴソ」のノイズが出る。全部手作りだから全部を疑い、原因究明に難儀する。あれやこれやしている内にgm70管を叩いてみるとノイズがより出たり消えたり、当たりだ。そこでピンと来た。「ロシア解体」でスリーブを直したが既に熱による焼き鈍し現象で、スリーブも勘合力が落ちているのだ。

2203112そうなれば決まりで「ロシア解体2」をやるしかない。gm70管のスカート部のアルミはペラペラで難なくニッパで切れる。そのスカート部とガラス管本体は、カルメ焼きみたいな茶色の鬆(す)だらけの接着剤でくっけている。

2203113アルミを剥ぎ取ったら汚ならしいカルメ焼きを丁寧にそぎ落とす。さまざまな工具を使ったが、カッターナイフでそぎ落とすのが正解。硬質のガラス管だからカッターナイフではガラス管に傷が付かない。

2203114ロシア球はケチっくさくて、ガラスハーメチックシール端子が異様に短い。ここも色んな方法を試みるも全部ダメで、既存のスリーブを改良して勘合させた。勘合したが配線の最中に抜けてしまい失敗。

2203115ofc純銅水晶粒防振カルダスケーブルは異様に重くて、フルテックのft-111rcaプラグの樹脂製がバリバリ折れてしまい放置してあった。このrcaプラグの良いところはネジ式でカルダスケーブルが固定できることで、ハタッ!と気付いた。この固定金具を使い、ハーメチックシール端子のピンと配線をまとめて締め付けてしまおう。これはガッチリと出来て成功。早速音を出すが、オリジナルと比べたら音に透明度の向上があり、これはもう瓢箪から駒の大儲けでした。しかしメフィストの激変に比べたら些細なことで、針小棒大の表現はもう出来ない。gm70銅管は「ロシア解体2」の方式で、上々の音質カイゼンが出来ますよ。

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