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2022年4月 1日 (金)

音色力学 gm70管銅式パワーアンプ12     前衛アンプとクル・セ・ママの前衛

220311xものまねはしない、人のやっているコトはやりたくない、その表現が画像の前衛アンプ。構成全てが重厚長大、出力トランスは1個40kg強もある。配線の接続はただ捩っただけの仮配線でハンダ付け不要。インプットトランスも出力トランスもカルダスケーブルの延長線上にあり、配線がいつの間にかトランスになる。gm70管は水晶粒に埋没、真空管は見せるものに非ず。アンプ内部はカタチを持たず水晶粒に縛られ、表面は竜安寺の石庭の如くハケ目を入れる。音はハム少々で点晴を欠くが、えげつなさと相反する優しさが同居する。銅式とゆう名の前衛アンプが遂に稼働し、これでコルトレーン後期の前衛jazzに対峙出来る。

2203241コルトレーンも創造と破壊を繰り返し、その前衛の基点が「クル・セ・ママ」で、これを超えるjazzには未だ出会っていない。ガボール・ザボやエヴァンスやma cdでgm70管銅式パワーアンプの調整を十分にやり切り「よ~し、いける!」となり、満を持してのクル・セ・ママの登場です。

2203242聴き慣れた画像のインパルスオリジナル盤レコードとは次元の違う演奏に、ただただ驚き。コルトレーンのリードを強く噛んで出すセルマーは音の洪水から分離して飛び出し、エルヴィンのシンバルレガートはスティックの当たった瞬間の木の音を拡大し、遅れてジルジャンの響きとなる。マッコイのピアノは銅式パワーアンプにしても相変わらず変な音色で、エレピアンみたいだ。圧巻はジュノ・ルイスのパーカッションで、能の鼓(つづみ)にも似たカン!カン!は他を圧倒する。おっと忘れてた、ファラオ・サンダースの唇をブルブル震わせた奏法は、もう狂気。一番肝心な左右の音の広がりは凡そ40度、い~や贔屓目で50度の位置まで進軍、その音を見ると消えそうだから藪睨みで進軍した音を聴く。バラッドやジョニー・ハートマンも良いけど「前衛基点のクル・セ・ママを聴け!」

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