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2022年5月25日 (水)

振動力学 水晶粒防振構造化Philips cdm9トランスポート製作2

2205181フィリップスのcdドライブユニットcdm9の徹底した水晶粒防振構造化が、メフストと同等以上にさせるキーテクノロジーと踏んでいる。水晶粒防振が防振構造の上で完璧とは言えないが、少なくともウレタンゴムやねずみ鋳鉄のラスクや制振金属よりは優れていると経験則上心得ている。水晶粒防振の利点は粒子の大きさを自由に操れることで、振動エネルギーの個性に対応できる。

2205182 cdm9のピックアップヘッド部は組みあがった状態で水晶粒防振するのは、不可能に近い。t-mon君に「水晶粒防振ではcdm9を分解するしかないね、しかし集まったcdm9は3台しかなくて予備機だからしくじって破壊する訳にはいかないよね~」と屁理屈を言いながら破壊大魔王の手は勝手に動き、もう分解しているし。

2205183お~、これだこれだ!遂に音の秘密を発見した。円形リニアモータの軸受けは鋼球が使われておりレコードプレーヤのスラスト受けの鋼球と同じだ。この鋼球の1点支持とソニーのリニアモータのリニアガイド2点支持では、鋼球の勝ち!

2205184xvrdsメカやリニアモータの1軸ロボット構造では無限の滑らかさを持ってしても、音楽の引っ掛かりは鋼球1点支持に敵わない。スイングアーム回転体の慣性負荷と鋼球の支え荷重の関係が、偶然音の良いバランスになったと想像でき、他のスイングアームより音の良い現実は偶然の産物かも知れない。いずれにしても、ターンテーブルで半世紀も続いた鋼球スラスト軸受けは不動なり、です。

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2022年5月23日 (月)

振動力学 水晶粒防振構造化Philips cdm9トランスポート製作1

2205161謎解き編からPhilips cdm9の音が抜群に良いことが分かり、まさしく貧者の核の如きと言えよう。しかしです、cdm9を搭載したcdトランスポートはこっちで把握しているだけでも34機種ありこれは更に増えると考えられ、それぞれのオーナーの皆さんは凄い音を聴いているのだろうか?さてkodak pcd-5855の素材を使いメフストに挑むトランスポートの製作開始です。

22051645連奏インデックステーブルメカニズムの構造が複雑怪奇で、このコンストラクション設計者は以前自分がやっていたロボット会社の時代ならば、即採用です。基板にはpcd-855用のcdm9フレキシブルケーブル接続コネクターと、pcd-5855用のcdm9フレキシブルケーブル接続コネクターの両方が出ており、シメタ!pcd-855に接続すればpcd-855のフツーのcdトランスポートになる?と踏んでt-mon君に調べてもらった。

2205162pcd-5855の基板にはicや抵抗コンデンサがマウントされておらず、仮に部品を調達してマウントしてもpcd-855のcdm9コネクターを使うにはリスクが多すぎて断念。またcdm9ドライブユニット基板からメイン基板までのフレキシブルケーブルは長過ぎで、ここにcdのemfの高速信号が流れるのでは動作安定において不利なはず。しかし大いなるメリットもあり、cdm9の配置の自由度が増しcdトランスポートのデザインは自由に出来る。

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2022年5月21日 (土)

振動力学 水晶粒防振構造化Philips cdm9でAUDIOMECA MEPHISTOの謎解き了

2205165xt-mon君がヘッドフォンで聴いていたバドのアメイジングⅡの音がかなり良いと言う。こっちの駄耳でもはっきりと分かり、cdm9は単体で抜群に音の良いことが判明した。樹脂製のガタガタトレイやウレタンゴムの防振サスペンションが罪悪な位に音を悪くしており、そこから外して剛性のあるベースに置くだけでもとんでもなく音は良くなる。

2205163これで謎の解析は終わり...い~やここからが大変重要で、どのように表現したいかは開発者の思想や姿勢となり、「AUDIOMECA」のピエール・ルーンさんはcdm9サスペンションにウレタンスポンジを使い、低域の共振を利用して低域を膨らまし音楽的に豊かな表現をしている。ならばこっちはあくまでも高剛性が基本で振動を究極まで減ずる水晶粒防振して、更に電源はofc純銅トロイダルトランスと銅トランジスタを使いofc純銅電解コンデンサを投入した究極の電源で固めて、あんぷおやじ流儀の表現を実現しよう。方針が決まり、謎解き転じて水晶粒防振構造化Philips cdm9トランスポート製作編となります。

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2022年5月19日 (木)

振動力学 水晶粒防振構造化Philips cdm9でAUDIOMECA MEPHISTOの謎解き2

2205101cdm9を搭載したpcd-855とpcd-5855のデコーダlsiはsaa7310gpで、出力はi2sシリアルバスとなっている。その仕様はrch、lchの識別がLRCLKで1ライン、16bit~24bitデータがSDATAで1ライン、同期クロックがSCLKで1ライン、と3ライン式となっており、更に4倍のマスタークロックも必要となる。同期クロックはcdのサンプリング速度44.1khzの64倍のクロックで2.822mhzとなる。またこれの4倍がマスタークロックで11.288mhz、確かにcdp-855の基板には11.288mhzのxtalが搭載されて、理屈は合う。

2205102デジタル出力を出すには、デコーダのsaa7310gpから出た3ラインをDIT4192 192kHz Digital Audio Transmitterへ入力して、s/pdifに変換する。DIT4192はマスタークロックの必要があり、これはsaa7310gpのマスタークロックと完全に同じにする必要があり、11.288mhzにバッファを入れて横取りする。

2205104あれやこれやDIT4192を使いこなす準備をしている。ふと pcd-5855の基板を観察すると、何とデジタル出力用のパターンまで準備されているではないか。シメタ!これで出力コネクターだけ付ければデジタル出力を出せる、と思ったがi2s~s/pdif変換のicがadoc(オーディオデンジタル出力コントロール、赤丸印)とシルク印刷だけで肝心のicが搭載されていない。その他にもこの基板は万能基板の如きで素晴らしいが、如何せん回路図が無いから手は付けられない、残念!

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2022年5月17日 (火)

コルトレーンcd k2 20bit化計画了        前衛の前衛はエレクトリック

2204272コルトレーンを聴くならばこの前衛3部作がいい。録音年月順で最初はアセンションJohn Coltrane - Ascension, Edition 1(Impulse! A 95) Orange
Freddie Hubbard, Dewey Johnson (trumpet) Marion Brown, John Tchicai (alto saxophone) John Coltrane, Pharoah Sanders,Archie Shepp (tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Art Davis, Jimmy Garrison (bass) Elvin Jones (drums)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 28, 1965
Ascension, Edition 1: Part 1
Ascension, Edition 1: Part 2
k2 20bit盤はmvcj-19092、
流石のエルヴィンさんも超フリーに業を煮やしてスネアドラムをブン投げて、ヴァン・ゲルダースタジオを飛び出してしまった。このレコードを当時は前衛作品と扱い物議で、しかしあれから何と57年も経った現在もこれを超える前衛は無く、燦然と輝くjazz史です。コルトレーンはボブに「パート1は出来が良くない」と言う「おまえさんが決めたのでしょうが」「それは悪かった」とパート2がメインの販売盤になった。amp工房のレコードオリジナル盤はパート1のmonoで値打もの。cdの時代は便利でパート1と2の両方が入っている。

2204271続いてメディテイション、John Coltrane - Meditations(Impulse! A 9110) Orange
John Coltrane, Pharoah Sanders (tenor saxophone) McCoy Tyner (piano) Jimmy Garrison (bass) Rashied Ali, Elvin Jones (drums)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 23, 1965
The Father And The Son And The Holy Ghost
Compassion
Love
Consequences
Serenity
k2 20bit盤はmvcj-19140、
このレコードはダウンビートで相当な物議、味方のドン・デマイケルは5つ星、反対派のウイリアム・ラッソは1つ星、これに割り込んであんぷおやじは5つ星+。カルロス・サンタナはメディテイションを聴いて「ザ・ファーザー・アンド・ザ・サン・アンド・ザ・ホーリー・ゴーストほど崇高な音楽をぼくは聴いたことがありません...神がジョン・コルトレーンの心を通して音楽を奏でているのでしょうか。」サンタナはガボール・ザボの支持者で良いぞ、としていたがコルトレーンも支持していたとは、益々良いぞ。

2204273最後はエクスプレッションJohn Coltrane - Expression(Impulse! A 9120) Orange
Pharoah Sanders (flute, piccolo -1) John Coltrane (flute, tenor saxophone) Alice Coltrane (piano) Jimmy Garrison (bass) Rashied Ali (drums)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, February 15, 1967
To Be
Offering

John Coltrane (tenor saxophone) Alice Coltrane (piano) Jimmy Garrison (bass) Rashied Ali (drums)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, March 7, 1967
Ogunde
same personnel
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, spring 1967
Expression
k2 20bit盤はmvcj-19077、
j・c・トーマスの著書によると「1967年2月~3月に録音されたエクスプレッションは、終局を目前にした不気味さのような感じがあった」と記述されている。
2204274 1966年の末、トニー・ルーリはバリトン・エレクトリック・サキソフォンの部品をコルトレーンの所へ持ち込んだ。2本のサキソフォンを同時に吹いているような音を出せるエレキに、コルトレーンは夢中になったがいまだ実験装置の域を出ていなかった。とゆうことで、前衛の前衛はエレクトリック・コルトレーンになるはずだったが、残念なことにテクノロジーがコルトレーンに追いつかなかった。クル・セ・ママもサン・シップもオムも全部吹き飛んでしまい、アセンションとメディテイションとエクスプレッションのk2 20bit盤が揃ってコルトレーン究極のリファレンスとなり、日々これを聴いている。コルトレーンcdのk2 20bit化も全て完了し、これにて了です。

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2022年5月15日 (日)

狂気力学 Pink Floydのtimeイズmoney

2205090晴耕雨読とは良く言ったもので、良い音を読むには雨が大いに関係している。頼りにならない気象庁の天気予報より、夜空を見上げながら自分で決めた天気予報で1人夜勤に出社する。プログラミングに没頭していると、午前1時、いよいよ雨足が強くなりgm70銅式パワーアンプに電源を投入する。この時期エアコンの稼働率は下がり、丑三つ時は太陽電池も稼働していないからパワーグリッドはベストな状態になっており、最大音量を出すには具合が良い。

2205093エレキとベンチャーズで音楽狂いに入ったからロックに抵抗は無く、ピンク・フロイドのレコードも何枚か持っている。画像は狂気「The Dark Side of the Moon」のオリジナル盤で、1973年のHarvest - SHVL804は10万円~20万円もして、ブルーノートのレキシントン盤オリジナルよりも高額でたまげる。どのジャンルでも凄いものが存在して垂涎の的になる。1973年は既にトランジスタ式録音機の時代で、ampex350真空管式jazz時代に非ず、とゆう自己弁護でHarvest SHVL804盤は欲しいけど、とうに諦めている。

2205091時代の傑作となればレコードのジャケットとレコード盤の薄いブルーの正三角形、これも超えられない。このThe Dark Side of the Moonのリマスタcdは「Pink Floyd records」ブランドから購入すれば音質間違いなし。いよいよ丑三つ時、狂気なcdを最大音量で再生するチャンス到来。聴きなれた4曲目のtime、お~狂気だ!6曲目のmoney、お~狂気だ!やはりそうだ、1973年の時代の空気(本当に空気ですよ)が作らせた、この傑作を超えることは出来ない。gm70管銅式パワーアンプはジャズだろうが、ロックだろうが、クラシックだろうが、とにかく前進させ音に噛みつかれそうになる。シマッタ~調子に乗って最大音量を出していたら雨が突然途切れ、ピンク・フロイドが外へ漏れ出し、こっちの狂気がバレたか?

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2022年5月13日 (金)

振動力学 水晶粒防振構造化Philips cdm9でAUDIOMECA MEPHISTOの謎解き1

2204241_20220509063501Philips cdm9が搭載されたcdプレーヤを検索したら大量に出てきた。しかしここにはkodakのpcd-855とpcd-5855、更にkodakでは多くの機種にcdm9が使われていると思うが全く出てこない。原因はフォトcdプレーヤで純粋な音楽用cdプレーヤではないためと思える。下記機種でいずれもチープなものは無く、実験材料のための新たな入手は躊躇する。
AUDIOLAB 8000 CDM Transport CDM-9 Pro
BURMEISTER 979 Transport CDM-9 Pro
EMT 982 PROFESSIONAL TDA1547(DAC7)CDM-9 Pro Forsell
Air Reference Air Bearing Transport CDM-9 Pro
JADIS JD- 1トランスポートCDM-9Pro
KRELL KPS 20i 4 x PCM63P-K XC56002F CDM-9 Pro
MARANTZ CD-23 2 x TDA1547(DAC7)CDM-9 Pro
PHILIPS LHH-100 CDM9 pro TDA1547
ROTEL DCM-9PRO CDM 9 pro PCM63
ROTEL RCD-990 CDM-9 Pro 2 x PCM63P?PMD100
T + A CD1400AC SM5864 CDM-9 Pro
THETA DATA BASICCDM-9Proトランスポート
AUDIOMECAMEPHISTOトランスポートCDM-9/ 44 
BARCLAYDIGITALF1X-1CDトランスポートCDM- 9Pro
DUSON CD100 CS4328-KP CDM -9 Pro
GOLDMUND MIMESIS 36トランスポート SAA7310GP CDM-9 Pro
INKEL(Sherwood)TEMA CD-1 TDA1547 CDM-9 Pro
MERACUS IMAGOトランスポート SAA7310GP CDM-9 / CDM-9Pro
MICROMEGADUOおよびDUO.CD2 トランスポートCDM-9Pro
MICROMEGATRIO.3CDトランスポートCDM-9Pro
MISSION-Cyrus Discmasterトランスポート CDM-9 Pro
NAIM AUDIO CD1 TDA1541A-S1CDM-4 / 27 / CDM-9 Pro
POLYFUSION AUDIOMODEL920トランスポートCDM-9 pro
PS AUDIO LAMBDA / LAMBDA TWOトランスポート CDM-9 Pro
RESTEK RADIANT(ver。3)CS4328-KP CDM-9Pro
SUGDENAU51PROおよびPDT10トランスポートCDM-9Pro
SUGDEN SDT-1SE(SDT-1PRO)TDA1541A-S1 CDM-9 Pro
T + A CD2000AC MKII TDA1547(DAC7) CDM-9Pro
T + A CM3000ACトランスポート CDM-9 Pro(CDM-9 / 60)
T + A CM3000Rトランスポート CDM-9 Pro(CDM-9 / 60)
THETA DATA BASIC IIトランスポート– SAA7310GP CDM-9 Pro
VIMAK DT- 1000トランスポートCDM-9 pro
cdm9搭載の機種がこれだけ多くあり、もしメフィストのような音を出しているのであれば騒ぐ必要も無いのだが、果たして?

2204242cdm9を単体で購入、それにドライブ基板とデコーダ基板を購入して纏める方法もあるがその方が高額になり、ここはcdm9搭載機を入手する方が得策でしょう。メフィストの高音質の謎解きをするには、cdドライブユニットのcdm9本体の水晶粒防振をやらねばならない。狭い空間でどうすれば良いかじっくり思案する。

2204243じっくり思案するが直ぐに答えは出る。以前mj無線と実験誌にも書いたが、tsd-15カートリッジを直に水晶粒防振すると音が劇的に変わり、センサーベースのセンサーを直接水晶粒防振するのが一番効果的であることが分かる。となればレーザピックアップヘッドを微細な水晶粒で防振する。モータの振動もあるからモータケースの周りも水晶粒で覆う。このブリキ細工の金属筐体(spccにユニクロメッキ)も水晶粒防振したいが、ここは結構難しそう。制振材を使う手もあるが特定の周波数帯が抜ける恐れで使えない。いずれも相当に神経を使って防振しないとしくじる。メフィストは今後も市場に出てくる可能性は極めて低いと思われ、kodakのpcd-855で同等のcdトランスポートが出来ればありがたい。

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2022年5月11日 (水)

コルトレーンcd k2 20bit化計画9        名も無き君に捧ぐ

22042401967年7月17日、ジョン・コルトレーンは肝臓癌で亡くなった。時差もあるし、随分昔で日付も記憶も定かでないが、新聞はカリスマジャズメンの死を伝え、片隅の小さな記事は日本で熱狂的コルトレーンファンの後追い自殺を伝えていた。メディテーション~アセンション~エクスプレッションの3部作、これは凄過ぎで気が付けばとり憑かれている。この「凄い」の先が聴けないとなれば絶望してしまうのだろうか?

22042401丁度55年経ってようやく、い~や大変遅れてしまってすみませんジョン・ウイリアム・コルトレーン。前出の前衛3部作が生き々と且つ力強く表現できるgm70管銅式パワーアンプ+メフィストシステム「命名:コルトレーン」が遂に完成した。このコルトレーン・オーディオシステムは一般的に言う音の良いハイエンドなオーディオとは違い、コルトレーンの前衛jazzのみにチカラを発揮するシステムで、通常のお茶漬けサラサラなjazzは似合わない。そして後追い自殺した「名も無き君」にこの音を捧げる。大丈夫ですよ、しっかりとコルトレーンは引き継いだから...

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2022年5月 9日 (月)

事件です! Philips cdm9の底力

2205061m+aさんから「kodak、pcd-855を水晶粒防振構造化したcdpが凄いことになっている!」と一報が入る。慌ててtelすると「メフィストに近い音が出ていてメフィストがなければこれでも良いと思えるほど...」でした。メフィスト+dcsエルガーの組み合わせは超ハイエンド機で、これに近い音が出ているのであればもう大事件です。しかしこれは巷で評判の隠れた名機とはチト違う。t-mon君のpcd-5855のインプレッションが通常の評価で、m+aさんに貸し出し中は水晶粒防振化されており、その効果が出ているのだ。

2205062しかし今回のpcd-855以上のゴリゴリ水晶粒防振構造化したcdpは10台「スイングアーム1台含む」ほど作っているが、そこまでの評価は全く出ていない。やはりブリキ細工のcdm9の成せる技としか言いようが無い。経験則だが、マランツ~ラックスマンまでターンテーブルの開発を数機種やっているが、音の良い状態はいずれもゲインは低く、モータのトルクは小さい、どうもこれに関連しているような気がする。cdm9はスイングアームで回転式、ビームもシングルでソニーなんかと全く違い、ここに高音質の秘密があるやも。

2205063急遽t-mon君にm+aさんの所へ試聴に出向いてもらったインプレッションの全文です。「m+aさんの家でじっくり聴き込んだので感想をお伝えします。①pcd-855 cdm-9搭載フルチューニング機と、②Audiomeca mephisto+dcs Elgarで比較しました。まず驚いたのはm+aさんのシステムの音色で、Jeff Rowlandのアンプからは信じられないぐらい、位相特性がしっかりしていて、繊細で素直な音が出ていました。m+aさんのケーブル選びとスピーカー周りの工夫が良いのだと思います。家では絶対にこの音は出せません。本題のcdプレーヤーに関しては直ぐに答えが出て①よりは②の方が圧倒的に良いと感じました。Audiomeca mephistoは音色感度がしっかりしているため楽器の位置がぶれなく①よりだいぶ位相が広がる印象です。しかし、値段を考えると①もとても良く音色や表現の仕方は、②とほぼ遜色が無いことが分かりました。恐らくsony cdp-337esd などのリニア駆動機には、出すことが出来ない音だとは思いますが、僕が実際に聞き比べたわけじゃ無いのでなんとも言えないです。①がなぜ②勝てないのかを考えてみた所2つ思い浮かびました。1つめはAudiomeca mephistoの音色感度の良さ。2つめがdaコンバーターの違いで、①はdcsを使用しているのに対し②はphilips産のdaコンバーターと大きくちがいます。改善策としては、デジタル出力をつける事で大幅に音質が改善され、Audiomeca mephistoと遜色無しな音になると思われます。このような経験をさせて頂きありがとうございました。」

2205064凄いインプレッションで脱帽!そうなるとcdm9が特別であると結論付けよう。ならばメフィストを超えるcdトランスポートが出来る可能性がある。pcd-855、pcd-5855のcdデコーダlsiはsaa7310gpで、このデコーダ出力はi2sバス仕様であるから、これをs/pdifに変換してデジタル出力を出す。192kHz Digital Audio Transmitter のDIT4192が流通からしても具合が良く、28ピンのtssop基板を入手して貼り付けsaa7310gpの上に接着して配線を最短で繋ぐ。

2205066デジタル出力のアイソレーショントランスはフェライトの格好だけトランスが多くてマズイ、ここはアモルファスなどの高性能電磁鋼板の小型トロイダルコアに純銅ofc線を巻いて作る。上画像の水晶粒防振構造化pcd-855はテンポラリーで作ったに過ぎず、pcd-855、pcd-5855を使ってcdm9トランスポートの究極を作ろう。

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2022年5月 7日 (土)

バハカリフォルニア純黄刺金冠竜のdna

2205041xバハカリフォルニアはサンディエゴから更に南下したメキシコ領で、細長い半島が太平洋側に突き出しており、この一帯をいう。ここにある島、セドロス島にだけ自生しているフェロカクタスの金冠竜は、昭和の40年代後半には自生地採取禁止のワシントン条約にやられて輸入出来なくなった。信州の西沢サボテン園さんは輸入禁止以前の自生地輸入株からの交配を重ねたのだろうか?遂に純粋な黄色刺の西沢金冠竜を作り出した。

2204052_20220507033001 これの子苗を10年ほど前に譲って頂き、amp工房の鬼棟へ放り込んでいたら最強の刺幅5mmが噴出した。固まっても4mm幅ありこれはもう自生地株以上と思える。できるだけバハカリフォルニアの気候を再現するのだが、夜間だけは無理。日本は高温多湿の熱帯夜で25度くらいだと夜間に呼吸できずへこたれる。試行錯誤すること10年以上、バハカリフォルニア~西沢サボテン園さん~amp工房へとdnaは繋がり、遂に難物フェロカクタスの極意を掴んだが時既に遅し。しかしフェロカクタスもjazzオーディオも土壇場で極意を掴めたのだから、良しとすべきでしよう。

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2022年5月 5日 (木)

音色力学 AUDIOMECA Pierre LURNE MEPHISTO Made in France no19

2205011フィリップスcdm9ドライブユニット探しで、kodakのpcd-855に引き続きpcd-5855を入手した。こちらは完動品で直ぐに音は出せるが、amp工房では接続出来ず聴けない。5855の5は5連奏でメカニズムが複雑で大きい為、筐体もデカい。このcdpはt-mon君に試聴をお願いした。下記にインプレッションの全文を掲載しますが、ここからはcdm9は良さそうとしか判断できず、メフィストの魔法には到底至っていないと読み取れ、メフィストのcdm9には音質を決定付ける何か?が隠されているに違いない。

2205013まあ当然の結果であり、そうだよな~と自分で納得した。巷で評判の隠れた名機とは何を持って評価したかは分からないが、お代からすれば廉価版cdプレーヤの良質な部類に入るのでしょう。後はm+aさんに試聴をお願いした水晶粒防振構造のpcd-855がどう出るか?

2205012t-mon君試聴の全文。
kodak pcd-5855 を2日ほど聴き込んだので感想をお伝えします。第一印象としては、元気で明るく綺麗な音に感じました。僕の思っていたよりは、音に芯があって良いような感じがしましたが、様々なcd Playerを使用したことがないのでなんとも言えないです。恐らくcdm-9が良いのだと思います。それでも水晶防震や電源などを変えて、フルチューニングをしたものは、締まりがあって透明度がまし、太い音になると予想は出来ました。しかし今家にあるリニア駆動のフルチューニング機のケンウッドdp-8010を超えられるはまだ分かりません。

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2022年5月 3日 (火)

コルトレーンcd k2 20bit化計画8        ライブ・イン・ジャパン、コルトレーンの献身

2204072長尺モンはレコードに入らず、ピース・オン・アースとレオしか1973年発売のインパルスas-9246-2の2枚組みでは聴けない。聴けないからライブ・イン・ジャパンストレスなのだ。ここでもコルトレーンはレコードに入らない前衛をやっている。前衛で思い出したが、当時のjazz関係者の1人は「ぼくはこの音楽を否定する!」と言い、jazzピアニストの1人は「コルトレーンの音楽が、あまりにも幼稚で安易なことに驚いた!」と言った。他にも否定的意見が結構あった。当時のアメリカでも盛んに起きていた論争で、それだけコルトレーンが先に行き過ぎた為、ついていけない頭でっかちのインテリが多かった。

22040791それについてコルトレーン自身は次のようの述べている「評論家の悪口にはもう馴れてしまった。いずれにせよ、いまに私の音楽が認められる日がやって来るだろう...」まるでマーラーみたいだ。その通りで、答えは時間が自然に出しコルトレーンの勝ち!有識者はjazzに限らず、人間の感受性の豊かさや許容度や懐の深さを見くびらない方がいい。

2204074小学校3年からamp工房へ通っているエヴァンスファンのt-mon君は、クル・セ・ママもアセンションもちゃんと聴く耳を持っている。こっちは1967年にレコード棚に陳列されているクル・セ・ママに睨まれて以来難しいなと思いつつも聴き続け、オーディオ装置の進化と共に理解度は深まり、ついにはバイブルとなった。願わくば先ずは聴いてみて、ついでに音色感度の優れた再生装置ならばなお良く、進むべき道は見え易い。

2204076上画像のライブ・イン・ジャパンのレコードの音はインパルスも黒レーベルの時代となってオレンジレーベルと比較するとかなり悪く、一度か二度針を落としただけだった。今回のk2 20bit騒動記で追っかけていたら、ありました!エッセンシャル・オブ・ジャズの第3期(impulse!編Ⅲ)1998年12月19日に、ジョン・コルトレーン、ライブ・イン・ジャパン、4枚組で当時の販売価格は8316円と高額。早速調べるとヤフオクに中古の割には高額だが現物があった。偶然と言いますか?奇跡と言いますか?い~や違う、コルトレーンに呼ばれたのだ。ついでに欲までかいて2セットも入手した。

2204075ライブ・イン・ジャパンは1966年7月8日から7月24日まで滞在中の主な演奏を録音した。実際にはまだ隠し玉があるのかも知れない。7月21日にはなんと静岡公会堂でライブをしている。その時こっちは高校3年、エレキとベンチャーズ狂いでjazzもコルトレーンも知らなかったし、日立への内定を早々決めてしまい絵ばっかり描いていた。とにかく聴いたことのないライブ・イン・ジャパンのマイ・フェイバリット・シングスの57分を最初に聴いてみよう。

2204073冒頭サ~ッとゆうテープ特有のヒスノイズが入りmono録音では大したコトは無いなとタカを括って聴き始めたが、気が付けばmonoなどぶっ飛びライブ・イン・ジャパンにすっかり飲み込まれていた。延々10分にも及ぶギャリソンのベースソロは多彩で、ベースでギターのようにコードを弾いたり、ポリリズミックで2つリズムを刻んでみたり、不世出のベーシストであることを身に滲みて感じた。

2204078この凄い演奏を日本の各地で15公演もこなし、リアルコルトレーンを見た人達が羨ましい。しかも音はレンジが狭い分自然だし、mono録音でありながらライブ感に満ちた音で、これは凄いcdだ!この事実はレコードで全く分からなかった。mono録音の経緯を調べると日本放送がラジオ放送用に録音したと判明して納得、それにマルチマイクをミキサーを使って音のバランスは取っているプロに仕事だからから、十分にオーディオ再生に耐えるのだ。 

2204079雨で音の良い日に、4枚組全曲4時間と少々を一気に聴きまくった。メフィストとgm70管銅式パワーアンプはコルトレーンのうるささを消し去りエネルギーのみを伝える威力で、時間が経つのを忘れてしまう。それにコルトレーンの凄さで演奏途中では申し訳なくて止められない。ピース・オン・アースは「地上には平和を」と訳され、今頃気付いてたまげた。当時描いていた1人反戦絵画のタイトルもまた「地には平和を」だった。jvcのライブ・イン・ジャパンcd、mvcj-19155~58はコルトレーンが最後にくれた宝物となった。今は亡き尊敬する元スイング・ジャーナルの編集長児山紀芳さんの言葉「コルトレーンは私が今まで聴いたどのミュージシャンより、献身的な人間だと思う...」

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2022年5月 1日 (日)

コルトレーンcd k2 20bit化計画7        sun ship狂想曲了

2204049高音質cdを形容して「アナログレコードのような音がする」との文面を見つけた。どんなレコードと比較しているのだろうか?近年のソノシートのようなペラペラレコードのような音もレコードの音だし、復刻レキシントン盤のエネルギーの無い音もレコードだし、オリジナル盤との違いをイヤとゆうほど経験(大散在)しないとレコードの音など定まらない。レコードのような音が欲しければレコードをやれば良く、わざわざ高額高音質cdを買うまでも無い。cdの比較対象はもうレコードなんかじゃあなくて、cd演奏者の表現思想となる。それはこのサン・シップで強烈に感じた。as-9211がリリースされた1971年は音の悪いレコードの時代に入っており、インパルス盤では経験できない衝撃がこのcdにあった。cdが勝てないのはレキシントンのオリジナル盤などのように、真空管リマスタ方式でないと実現できない格別分厚い音と輝く音色に限る。

2204046_20220415194901k2 20bitが無いものだから効率の悪いことおびただしく、ほとんどが現役新品cd入手でお代も結構かかった。最後の期待を込めて6枚目のshm-cd(右端、廃盤)を登場させたが、音の艶と輝きでoriginalsに落ちる。originalsとて音の深みや潤いの点ではk2 20bitに落ちて、ベストとは言えない。落伍組の4枚目入手の画像左端はザ・コンプリート・セッション、リミテッドエディションの2枚組で高い!コメントに「Sun Ship: the Complete Sessions Newly mixed and remastered in high-resolution audio」と書かれており、24bit、192khzのハイレゾと判明した。ここまで裏切られ続けると自然に答えが見えてくる。

220404720bitも24bit、192kハイレゾもshm-cdも、更に言えばsacdも音質には直接的ではない。以前のエントリーでk2 20bitリマスタプロセスを書いたが、アナログテープからテープデッキからアナログコンソール、この部分で音の良し悪しは決まってしまうようだ。いい加減リマスタプロの連中も気付いてくれよ、sacdやハイレゾだけでは音の良くならない事実を!cdとゆう現物があるからこうして音質比較が出来るが、ダウンロードでは一体どうなるのだろうか?合計6枚のサン・シップとなったが時既に遅しでcdも絶滅危惧種、現時点でこれ以上のcdも無くやむを得ずoriginalsをリファレンスで聴くことになり、sun ship狂想曲はこれにて了です。

2204048xxjvcのk2 20bitリマスタシステムのようにofc純銅線や金メッキ基板など、素材力学に拘ったシステムでないとプロ機器も高音質は望めない。プロ用のケーブルは音の良し悪しよりも事故皆無のために踏みつけようが、ぶら下がろうが切れないようにタフな銅線で不純物だらけ。再生側はどんどん高音質化しているのだからk2 20bitのようにやってもらいたい。ガボール・ザボのドリームで、凄い音のcdを作っているイギリスのリマスタエンジニアのmr Martin BowesとCage Studiosも、アナログ系を工夫をしているに違いない。同様にjazz ragaの「Light In The Attic Records」はampex350を始めゴリゴリのアナログで奇跡の1枚を作った。ですから世界にはそれに気付いているリマスタエンジニアも居る訳で、彼らの作ったcdが名盤となる。cdがアナウンスされた1980年頃、オーディオ界の著名な方々は「デジタルになると音は皆同じになる!」と言い切り、これでやっとオーディオ泥沼から抜け出せると思ったが、より深い泥沼が待っていたとは...

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