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2022年6月 2日 (木)

絵力と音力 ミケランジェロとコルトレーン

2205290カッラーラに石切り場に8ヶ月も篭り「大理石の中に彫るべきものが見える」と天才ミケランジェロはかく語る。教皇ユリウス2世の霊廟製作で数十体の彫刻を彫るために大理石を選択して購入したが、ユリウス2世はそのお代を払おうとはしなかった。「フランス軍との戦いで資金尽きたのか?」ふて腐れたミケランジェロは仕事を投げ出して故郷フィレンツェへ帰ってしまった。

2206012xしかし強引に呼び戻され、霊廟製作は後回しでシスティーナ礼拝堂の天井画を描けと命じられた。これには諸説あるが、建築家ブラマンテが彫刻家ミケランジェロに絵を描かせれば失敗して恥をかくだろうと企み、ユリウス2世に進言した。ユリウス2世が「いつ完成するのだ!」と問えば決まって「出来た時が納期です!」と答え、現代開発者にも通ずるミケランジェロno1の名言です。天地創造の一番のお気に入りがこの画像で、真ん中の創世記「大地と水の分離」の神の構図は当時としたらとんでもない革新です。この時は慌ててキャノン・イオスに200mmをつけて撮影したが薄暗がりの20m上空ではこれが限界、500年も経つと著作権は画像の撮影者にありのようですが、果たして?

22052901 システィーナ礼拝堂の天地創造と最後の審判はフィレンツェ のウフィツイ美術館で観た聖家族の上手さにぶ厚さが加わり、これほどの絵力は他には無い。jazzで言うなればレキシントン盤の音のぶ厚さに通ずる。

2206013写真撮影禁止が撮りまくりの事態に「写真は止めてください!」の声が飛び交い、神聖なる礼拝堂は騒然となっていた。これには即座に反応して天井画に見惚れている人物像も撮影しておいたが、人物が映りこんだ天井画の画像は殆ど無いはず。言っちゃあ何だけど昔も今もたいして変わらず、免罪符の代わりに2000円ほどの入場料を取り、しかし人の入れ過ぎではないでしょうか。情報量においてカラバッジオ、ぶ厚さにおいてミケランジェロ、これを加算して真空管jazzのコルトレーンを銅式アンプと水晶粒防振構造化で実現したい。団塊最後の望みですかね。

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