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2022年6月28日 (火)

Opuntia azurea”アズレア”国内流通種に異議あり

22062102こちの画像が純粋種と思われるアズレアの標本株で、10年ほど前に播種してここまで生長しました。この種子はアリゾナの業者が僅か300粒のみを在庫していた貴重品で、慌てて全部買い取った次第です。300粒播種して数%の発芽率は上出来で、しかし3年越しの発芽には随分と苦労しました。その後も在庫は消滅したままで、現地採取者が高齢であることと、採算の合わない付加価値の低いウチワサボテン種子の採取には行かなくなったようです。アズレアの学術的分類を調べると
opuntia azurea diplopurpurea
opuntia azurea parva
opuntia azurea azurea
opuntia azurea aureispina
opuntia azurea discolor
このように出てきてアズレアにも亜種がありどれが純粋なアズレアかは良く分かりません。この辺りの事情はこちらでも理解できており、周辺に色んな種類のウチワサボテンが開花していれば自然交配が進めみ、純粋性は保てなくなります。

22062103ですからガラパゴス諸島のような絶海の孤島であれば、独自の進化を遂げることが出来るのです。そこがダーウインの狙いでもあった訳です。自生地のアズレア画像はこちらです。肌の色、刺の状態、花からして近似と判断しています。現在国内に流通している殆どのアズレアと称しているモノには異議ありです。近隣種のマクロケントラが何時の間にかアズレアに変わってしまい、それが駄モノウチワサボテン族の身分でもあり、ぞんざいな扱いになっています。

220600大きな違いは新芽で、マクロケントラ系は画像のように赤色から赤茶色、アズレアは緑色から黄緑色です。但しマクロケントラの亜種のヒメマクロケントラの新芽は、緑色に近い赤茶色のモノもあり段々訳が分からなくなります。

22062101こちらがアズレアの新芽画像でこのように鮮やかな黄緑色になります。冒頭に純粋種と思われるアズレアと表現したハギレの悪さも、こういった事情からきています。サボテン工房ではこの300粒から10本ほどの開花標本株を作り、慎重に交配を重ね種の保存に努めており、アズレア種子では国内唯一の、いや世界でも唯一?のサプライヤーです。

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