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2022年7月31日 (日)

帰還力学 モーションフィードバックの研究1

2207301静大の工学部を出たm氏はクラシック音楽の大ファンで、使用しているオーディオシステムもそのような音を出していた。オーディオ仲間にありがちなライバル意識は音楽ジャンルが違い過ぎて全く無く、案外親しくしていた。時は経ち、jazz喫茶amp工房を開店してまた時は経ち、お店の片隅で静にコーヒーを飲んで、コルトレーンのクレッセントに耳を傾けている客が居た。こっちは開発室にもぐりこんでいたから気付かず、出て顔を見たら「分かりますか?」と声を掛けられ「もしやmさんではありませんか?」病に冒され小柄が更に小柄になり、何十年ぶりかの再開にたまげた。まもなく亡くなり、氏の最後の研究がモーションフィードバックだったと、後に欧州原子力機構へ赴任された息子さんが教えてくれた。

2207305はからずもモーションフィードバックの研究のはまり込んでしまった。通常のコーン紙のスロート型では位置検出が難しくフラットコーン紙を使った。ステップ応答で矩形波を与えて各部の波形の観測をする。帰還制御は超高速の100khz~200khzとしてサーボゲインが上がるように配慮した。

2207302x先ずは電流帰還の動作でどこまでモーシュンフィードバックをするかの実験をやる。スピーカのインダクタンスにより上画像のように電流は遅れる。黒がp電流制御出力(比例演算)で見事にスピーカの電流遅れを補正している。この遅れをカイゼンするのが制御系の時定数でゲインとなる。

2207303実電流は水色でlemのhx03-p電流センサーで検出しており、3.875vrmsは2.9aの電流を流している。adコンバータは12bitと分解能は悪いが3μsecの変換時間は200kサーボにも耐えられる。黄緑はそのad変換データの正確性をモニターしている。赤が問題のモーションで、ステップ応答の試験だが見事にサイン波となっている。ご覧のようにpos赤データから、スピーカ前後の非対称性やヒステリシスや高精度に出来ていない実態が次々と明らかになった。冒頭に戻り、jazz喫茶amp工房は多くの人との出会いの媒体みたいなもので、開店しておいて良かったとつくずく思う。

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2022年7月29日 (金)

増幅力学 大電力デジタルアンプ了

2207281以前研修に来ていたマスターコースのy女史が久々の訪問、その直前、爆発と発煙の2つの事件が起きた。だいたいが慎重を期していた弊害で、もう少し「いいからハチロベー」主義のエイ!ヤー!でやった方がよろしい。歴史学が専門のy女史から歴史の真実の奥深さについて聞き、大いに納得した。そうだよな~たいていは中心人物の都合で書かれている史実に対して、別な多くの真実もある訳で、iaiのロボットの原点がm氏とあんぷおやじのコラボで出来たなど誰も知るまい。遡れば1965年来日したベンチャーズにあったなど、更に知るまい。

2207283最初は爆発事件。単相200vの電源ラインへ100w4.7Ωのヒューズ抵抗を付けた。200v/4.7Ω=42aでamp工房の電源ブレーカw作動させない仕組みなのだ。200v電源を投入して電流出力のボリュームを回し、前回と同じ電流値まで流したがオシロスコープに電流が出ない。プローブを外した瞬間にパチッと音が出て次の瞬間100w4.7Ωの抵抗が爆発した。

2207282100w4.7Ωの抵抗は放熱フィンのついたアルミ円筒内部にニクロム線抵抗が巻かれ、それをセメント系の封入材で密閉しているから、極度な電力オーバーになると両端の端子が吹き飛んで爆発音がする。プローブの接続間違いで流れた電流は不明だが、負荷抵抗から12aは流れ電力は700wにも達するからこのせいだ。こちらのデータが6.85aで前回に一致し、24Ω負荷抵抗試験は合格。

2207284次は発煙事件。順調で負荷抵抗を24Ωから750w1Ωのモンスター抵抗に交換した。電流センサーは1vで25aのレート、1.274vまで上げて暫くすると負荷抵抗とipm保護抵抗から盛大に煙が上がる。流れた電流値は32aにも及び、いきなり電流を流し過ぎた。こうゆう時にアナログ式の電流計が欲しい、直感的に電流値の判断が出来る。

2207286もう止めよう!s氏と顔を見合わせる。爆発に発煙では本末転倒で、何をしているか分からない。ipmを破壊しない保護機構的なモノが次々と壊れた。そうゆう訳でipmは何ともない。一応電力計算をすると32^2x1≒1kwとなり750wオーバーで発煙した。これにて終了となって実験装置の解体に入る。余談です。
ipmは20khzのサンプリングタイムの制限がある。デッドタイムの3μsecを引き算すると量子化分解能(25nsecにおいて)は500程度になり、9bit程度のdaコンバータとも言える。これを高速にすればdcsエルガーのリングdacの5bitになり、更に高速は1bitタイプになる。

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増幅力学 大電力デジタルアンプ5

2207226ipm(Intelligent Power Module)は日本が世界に誇るパワーデバイスで、最大の需要先は自動車産業になる。ですからトヨタはプリウス(あんぷおやじ流儀では電気自動車の分類)で早くからipmを内製化している。電気自動車のキーパーツはモータ、バッテリー、ipmとなる。当然これらは内製化が進み、日立や安川電機にモータは発注しないし、三菱や富士電機にipmは発注しない。とゆうコトはトヨタがモータメーカであり、半導体メーカとなる。さて破壊した三菱ipmを探しに探した。今は便利でパソコンを縦横無尽に操ると世界中から問題のipm、pm300csd060-5が出てきて、シメタ!特に米国にこの手のモノは多い。

2207227とりあえず試験では富士電機の75aと150aを使う。しかしこれには少々問題があり、三菱はゲートインターフェースのコネクターピッチが2mmとなり、富士は2.5mmピッチとなって互換はない。ピンのアサインは段々互換してきてはいるが。そこで昔作った富士電機ipmゲートインターフェス基板2.5mmピッチを改造して使うことにした。

2207228xあとは3相のipmを単相で使用した場合に問題は出ないか?の再確認作業となる。w相の駆動電源は、はなっから搭載していないから駆動のしようがない。仮に強力ノイズなどで奇想天外な動きをして、w相のアッパー、ロアアームが同時にオンしigbtが短絡破壊したとしても、使用中のu,v相に被害は及ばない。

2207229それがプリウスipmの中身画像から良く分かる。こっちでも破壊大魔王でipmの解体実績があり、実態は心得ている。このように+パターンコモンベースにigbtやダイオードが形成されており、ここのigbtが焼き切れるだけだから被害は全体に及ばない。巨大なigbt(トランジスタ)など存在しないことが良く分かる。igbtもダイオードもボンディングワイヤも並列の並列で、どこかの1チップに電流集中が起きればひとたまりもなく壊れる。w相についてはロアアームのゲートを10kでプルアップをしておけば決して動くことはない。またモータ出力は三菱が左からu,v,w相で正解、富士電機はw,v,u相でひねくれている。従って三菱と富士の切り替えはモータ線をu-wをチェンジしなければならない。

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2022年7月27日 (水)

増幅力学 大電力デジタルアンプ4

2207260a化成の担当者から「50kwにしますか?それとも10kwにしますか?」と聞かれ即座に「50kwは持てませんから10kwでお願いします!」と答えた。今考えると、50kwの挑戦も中々面白そうでやっておけばよかった。jazz喫茶amp工房を開店直後のピカピカの時代で、お店の中に無骨な50kwなんか到底持ち込めない。50kwだと200a程度のipmを必要として現在に近い。当時のプリウスは50kwが駆動用の主モータ、10kwがブレーキエネルギー回収用のモータ。ipm動作の細部の詰めなどはその時代で終わり、安定して動いていたからその後見直しなどしてない。今般三菱のipmを破壊したコトで見直してみた。

7mbp150xipmはigbtをアッパーアームとロアアームに配して電源を短絡する回路になるから、アッパーとロアはデッドタイムで厳重に守られている。今回の事故はこれが崩れた。富士は休止時間の仕様は無くoff時間のみの表現になり、3.6μsecと大きい。この3.6μsecはワーストケースで実態はかなり早い。on遅れ時間の0.3μsecは90%の立ち上がり時間だから、デッドタイムに加味できない。この仕様書がクセモノで深読みしないと真実に辿り着けない。

Pm300dedxところが三菱は画像のようにon時間をoff時間から差っ引いてデッドタイムを算出している。仕様に2.5μsec≦デッドタイムとなっているが、これは間違い。amp工房の仕様は2.9μsec≦デッドタイムとなる。次に出てくるフォトカプラのディレイも考える必要があり3.1μsec≦デッドタイムとなる。従って富士も三菱もデッドタイムは3.1~3.8μsecと結論付く。

2207261高効率のフォトカプラも時代が変わってしまい、ここも測定し直してみた。cpuメイン電源とipm駆動電源はアイソレートされているため、コモンラインを接続してオシロで測定できるようにした。高価な横河電気の差動プローブは波形の再現性に疑問があり、最近はもっぱらこの方式にしている。但しパワー電源を印加しない状態のみ可能な方式。以下三菱のpm300において測定。

2207262_20220726140001各アームはアクティブローでオンとなり、しきい値は1.2vとなる。u相ロアアームのオン実測データ、ディレイ時間は200nsecとオン側は結構高速動作している。

2207263u相ロアアームのオフ実測データ、画像から立ち上がりがかなり緩やかに見えて瞬間勘違いするが、しき値が2.3vでディレイ時間は400nsecと画像のイメージよりは高速動作している。

2207264念のためu相アッパーアームも測定してみる。アッパーアーム電源のコモンラインをcpuのgndラインへ繋ぐ。オン実測データはロアアアームと変わらない。

2207265次はu相アッパーアームのオフ実測データ、こちらもロアアームと同じでフォトカプラ回路のディレイ時間はオンが200nsec、オフが400nsecとなり、オンオフの差分の400-200=200nsecをデッドタイムに加味すれば良い。まあ200nsecはバラツキの範囲に吸収されるから、デッドタイムは3.0~4.0μsecの間で決める。現実にはipmのp端子へ抵抗の1Ωを接続し、デューティ50%でpwmして無負荷電流を測定する。4μsecから短くしていき、電流が流れ始める少し前のデッドタイムを決定値とする。

2207266三菱は3μsecで短絡電流は流れなくなり、この値をデッドタイムと決めた。実値は3μsec/25nsec=120となる。画像がその状態で、デューティ50%では全く電流は流れていない。画像の黄色丸印が20khz,pwmの状態、1サイクルに2回の赤丸印はpwm短絡電流で値は相当に大きいが捉えきれていない。これがpwmアンプの最大の問題点で、ノイズ発生源となる。pwmアンプ作り始めの頃はこのノイズ取ったる!と意気込んだが原理上無理、このせいで昼間は100vラインにノイズが入り込み音を悪くしている。

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2022年7月25日 (月)

企業の良し悪し

2207181企業の「よしあし」と読みましょう。「よしわるし」と読むのも間違いではないのですが、センスの問題です。過日の日曜日、何時ものように御殿場アウトレットのウーキングです。朝8時半、一気にヒルサイドの3層目まで上がると息が切れる。たまげたのはレストラン「さわやか」の前に100人くらいが整理券待ちで、群集している。聞くと「さわやか」のハンバーグが憧れだそうです。こっちは日常的に静岡瀬名店へ出かけており、常連です。そこで人気が気になり、あこがれハンバーグを頂いてみた。確かに肉々しくて美味い...あ、食レポではない!テーブルクロス代わりの印刷シートにハンバーグの由来が書いてあり、読んで感動した。「お味はどうです?」と聞きにきた女性スタッフにその旨話すと、新しいシートを持ってきて「お持ち帰りください」と言う。お礼に「げんこつハンバーギュウ(牛)と呼んだら如何?」とお粗末。スタッフの多くは顔なじみで止める人も少ない、対応は親切丁寧、勿論価格対美味さの肝心は抜群、企業理念もしっかりしている。これが企業の良さとつくづく思った次第です。

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2022年7月23日 (土)

増幅力学 大電力デジタルアンプ3

220722125年も前の話です。m電機の名古屋製作所のサーボアンプ開発部門を訪問したことがある。開発室といっても広大で、パーティションで仕切られて個々の開発をしている。いまだに謎は、小型サーボアンプに電流検出器なるものが存在しておらず、電流オブザーバによる推定計算をしていたのだろうか?見学中に2度ほど「バ~ン!」と音がして、何かを爆発させたようだ。こっちの自慢はその爆発には至っていないことだが、今般遂に爆発させてしまった。爆発したipmを交換してamp工房で再現実験をやる。すると60aの電源ブレーカが何度も飛び、pwm(デジタル)アンプに別な問題ありとなった。その原因はまさかの3相整流器の破壊で、ipm破壊の連鎖でやられていた。

2207222シマッタ!ipmは壊す可能性から予備を持っているが電源の整流器は無い。かって初期にipmを壊した時は電源の整流器まで壊していないから油断をしていた。中古市場に無いか?と探すも200aは出てこない。焦って倉庫からパワーエレクトロニクスの残材を持ってきた。

2207223もうこのような古いパワーエレクトロニクスの部品は使うことは無かろうと外の倉庫へ放置して、身分最低となっていた。ありました!これはありがたい。富士電機の100a,1200vでプリウスモータ500vの残材です。この際は200a仕様は諦めて100aでやってみよう。

2207224s氏にアルミ放熱フィンの加工をしてもらい富士電機の整流器に交換した。恐る恐る、仕舞いには度胸だ!と電源ブレーカを投入する。何ともない、無事通電できて思わずs氏と握手する。しかし感心などしていられない、ここは問題の出るところではないのだ。

2207225たたみかけて電流出力調整用のボリュームを回すと、問題なく可変できる。3相200vは最大電圧でdc300v、この程度はどうってこたあないハズ。プリウス系の開発では3相440vになりdc電圧はmax670vにもなる。暫くパワーエレクトロニクスから遠ざかり臆病になっていたようだ。ただし今回は初物で、未経験は慎重になるのも致し方ない。なんせ3相のipmを単相で使い、且つpwmのアルゴリズムも世の中に無い新しい方式なのだ。

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2022年7月21日 (木)

ステノプテラス交配種開花か?了

2207081残念ながらステノプテラス交配種ではありません。花は白ですから接木の台木に良く使われる3角柱です。途中から蕾の白が明らかになり、ステノプテラスに非ずと落ち込んでいた。何で間違えたのだろうか?ところで3角柱の近隣種にドラゴンフルーツがあり、台北のタートン(大同)へ技術指導に出かけていた時、仏教徒で菜食主義者のチンさんが「これ食べて~」と何度も持ってきてくれた。ドラゴンフルーツはサボテンの実が食べられる典型的な例です。台北ではベランダからドラゴンフルーツが群生して垂れ下がっており、たまげた思い出もある。

22070821人夜勤に出かける前12時頃にスマホ撮影したが、この時間帯が完全開花になる。スマホの使い方がよく分からずボケた画像になった。花径はガクの部分が最大20cmを超えているが、フルパワーでは25cm~30cm位になる。

2207083「朝日のようにさわやかに」の時間帯に撮影した。夜8時くらいから開花して丑三つ時に完全開花、明け方にはしぼみ始めて日が当たる頃には萎んでしまう。清楚で良い花ですが全長で6~7m位にならないと咲かないから、良くぞ咲いたとも言える。夜咲きの殆どが白色大輪になる理由は、夜間の僅かな光の中で目立たせて蛾などを呼び寄せる為です。よくあの手のレディを「夜の蝶」と申しますが当たらずで、蝶は夜寝ている。夜動き回るのは蛾で、しかし夜の蛾では余りにも美しくない。更に呼び寄せ戦術で芳香も出しているが、芳香にも色々あり人間様には嫌な香りもある。また本体は硬くてグルグル巻きにしようものなら直径は2m位も必要になり、栽培に難儀する。我が家では身分急降下で、隅の日当たり悪~い場所に移動でした。一体ステノプテラスの開花にあと何年掛かるのだろうか?

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2022年7月19日 (火)

増幅力学 大電力デジタルアンプ2

2207061x近年はプロと言えるレベルが少なくなった。その最たるものが天気予報で、梅雨明け宣言したが雨ばっかり続いて農作業(サボテン)の予定が全く立たない。予定が立つのが大電力デジタルアンプ開発で、1人プロジェクトxの1人3交替に何時も通り夜勤に出る。開発に没頭していると何時の間にか外は白み始めているが、もうこの時期夜明けが遅くなり始めており季節の回転は速く、時は坂をまっさかさまに転げ落ちるようだ。さて大電力デジタルアンプですから大電流を流す必要がある。

2207062xamp工房で流せる電流の最大値まで電流を流してみよう。電流センサーは200a/t(t=ターン数)のctタイプを使うから通常は2t巻いて100aで使用する。amp工房ではせいぜい30a程度しか流せないからテンポラリーで20t巻いた。すると10aでフルスケールの4vとなる。従って2.5aが1vの重みとなる。4.48vx2.5=11.2a、未だ足りないが負荷抵抗が24Ωで電源dc280vではこれが限界となる。負荷抵抗を触ったs氏が熱い!と言う。電力は11.2^2x24=3kwで放置しておけば煙が出る。まあ問題なく電流は流せて万事メデタシの雰囲気が漂う。

22070621ところが客先でpwm用のipmが壊れてしまった。ipm破壊はたいてい大電流によるもので、しかしipmはアッパーアームもロアアームも電流検出によるアラームが出る。これで保護されるはずがipmインターフェース基板に不具合があって壊れた。長い間ipmを使っているが壊したのは2例目、1例目は使い始めの未熟時期にアラーム応答時間が遅く壊れた。今回は20khzだからアラーム応答は50μsecで、超高速とは言い難いがまあまあ。割り込みへ入れる手もあるが、ノイズキャンセルでハード的にフィルターが必須で結果的に高速には成り難い。

22070622時代は便利極まりなくて高度な基板cadが無料で手に入り、ガーバーデータをメールで送れば1週間以内に基板が納入される。だがこの超高速時代はゆっくり技術を学ぶ時間さえも奪ってしまい、何だか時間に強制連行されている感がある。もう少しゆっくりと前進した方が楽に生きられると思いますが...

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2022年7月17日 (日)

ジョン・コルトレーンの命日

22042402022年5月エントリーの再掲載です。
1967年7月17日、ジョン・コルトレーンは肝臓癌で亡くなった。時差もあるし、随分昔で日付も記憶も定かでないが、新聞はカリスマジャズメンの死を伝え、片隅の小さな記事は日本で熱狂的コルトレーンファンの後追い自殺を伝えていた。メディテーション~アセンション~エクスプレッションの3部作、これは凄過ぎで気が付けばとり憑かれている。この「凄い」の先が聴けないとなれば絶望してしまうのだろうか?

22042401丁度55年経ってようやく、い~や大変遅れてしまってすみませんジョン・ウイリアム・コルトレーン。前出の前衛3部作が生き々と且つ力強く表現できるgm70管銅式パワーアンプ+メフィストシステム「命名:コルトレーン」が遂に完成した。このコルトレーン・オーディオシステムは一般的に言う音の良いハイエンドなオーディオとは違い、コルトレーンの前衛jazzのみにチカラを発揮するシステムで、通常のお茶漬けサラサラなjazzは似合わない。そして後追い自殺した「名も無き君」にこの音を捧げる。大丈夫ですよ、しっかりとコルトレーンは引き継いだから...
追記
1967年7月16日、日曜日の朝、ジョン・コルトレーンは、救急患者としてハンティントン病院にかつぎこまれた。翌7月17日、月曜日の朝、彼は病院で死んだ。死因は肝臓癌。午前4時だった。それは神の時間と呼ばれる、例の瞑想の時だった...コルトレーンの生涯から。

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2022年7月16日 (土)

ジョン・コルトレーン

2207051jazz喫茶amp工房を開店して19年目、始めてコルトレーンの命日にコルトレーンを流せない緊急事態なのだ。しかしjazz喫茶をやっての約20年は、我ながら大したものだ。この手の商売は長続きしないのが当たり前で、本業をやりながらの多足のわらじが功を奏したとなる。最初の10年は時間は十分にあり危機感ゼロ、次の10年は同級生やオーディオ仲間の鬼籍入りで危機感は増幅する。そして次の10年は無い...

2207101危機感だらけで1分1秒無駄に出来ないと時々反省してやたらと行動が先走り、疲れる。コルトレーンは40歳で亡くなったが、その時先の10年は揚々としていた訳で、しかし1分1秒無駄に出来ないとやたらと行動が先走り、凄い演奏と引き換えに命をさし出してしまった。どうも才能(鬼努力型も才能の内)があり余っていると寿命の燃焼速度が速まり、向こうへ行ってしまうようだ。ですから我ら才能貧しきものは幸いなり、です。amp工房のジョン・コルトレーンは鬼籍入りではなくて水晶粒、それも極上のフィボクリスタル半球型に入りスタンバイしている。

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2022年7月14日 (木)

ステノプテラス交配種開花か?

2206281x紐や孔雀など森林性サボテンの権威者ミツハシさんが亡くなって久しいが、遺作にステノプテラス交配種がある。2013年にカタログからたまげるような赤い花「ステノプテラス、花期6~10月、花径31cm赤銅色」を見つけて、分けてくださいと連絡しました。残念ながら在庫はありません、但し「ステノプテラス交配種」なら在庫はあります、と返事があり分けて頂いた。この手のサボテンはタフだからと放置しておいたら冬季に枯れてしまい青ざめる。それでも残った根っ子と断片が奇跡的に蘇りました。

2206284xミツハシさんの所は閉園状態で2度とステノプテラス交配種は入手できず、貴重品になってしまった。こちらが原種の「Hylocereus stenopterus」ステノプテラスになるが、本体は三角柱で花はクジャクサボテンのようでもあり、しかしクジャクだと大輪で美しいのは当たり前で少々面白くない。今頃気付いたが、ミツハシさんのカタログのステノプテラスの中心花弁は白だから原種の赤とは異なり、この時点で交配種ではないでしょうか?

2206282xのた打ち回り総延長7m位と大きくなり、しかし一向に開花しない。そこでのた打ち回りの2m位を切断して自宅の半日陰に植え込んだ。すると2mの先端に何と花芽が付きました!本邦初開花?がかかっていますからこれは一大事と、気根へ霧を噴霧してエネルギーチャージしている。しかしです、蕾は3角柱にも似ており白だし、もしや蘇らせる時に混在した可能性が、果たして...

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2022年7月12日 (火)

音色力学 gm70管銅式パワーアンプ破壊と修理 2

2207026あんぷおやじ流儀のプロフェッショナルの定義は「プロは最悪の環境下でも最高の結果を出せる、アマチアは最高の環境で普通の答えを出せる」であります。今回の安倍さんの事件に又してもそれを見てしまった。最高の環境であったにも係わらず最悪の結果は、プロフェッショナルとは言い難い。まあ「spの配置状況やspの能力など問題点を確認し、強化策を検討する」等と言っているレベルで、テロや悪の変幻自在な進化に対応出来るのだろうか?

2207041事件で気分は重く落ち込んでいたが、やっと重い腰を上げる。現在のメンテナンスし難いofc純銅電解コンデンサの水晶粒を抜き出す。名工ミルトさん作の超ofc純銅電解コンデンサが2個出てきた。この音は凄まじく唯一無二で、我が方で作るモノではこの音は出せない。なんせマイナス極に1mmのofc純銅板を2枚使い、プラス極を両面でサンドイッチした現在考え得る最強のofc純銅電解コンデンサなのだ。

2207042早速配線を切断して2個のコンデンサの破壊を調べる。c1はテスター試験で合格、c2はモロに短絡しておりここだ!

2207043x2枚重ねをバラすがバレない。何と接着剤で3方を固定している。2枚貼り合わせの間にカッターナイフを入れて切断する。これで漸く分解できた。明らかに大きな短絡焼損があり、これが致命傷だった。それにしても+極の幅が135mmもあり、今までで一番大きなコンデンサエレメントとなる。

2207044更に拡大すると主短絡以外に小さな短絡があり、ここは周辺が焼き切れて絶縁層を形成してこれが電解コンデンサで必要な自己回復機能なのだ。電解コンデンサエレメントの端面で起きた短絡は外部侵入湿気と判断できて、最近の高温多湿の仕業なのだ。

2207045これですっきりしてメンテナンスのし易いofc純銅電解コンデンサタワーの製作に入る。Φ400mm紙管の残材100mmを3個を接着して300mmの水晶粒防振台を作る。新規に購入すれば何でもないが、デカイ紙管は在庫にスペースを食う為やたらと購入は出来ない。多分オーディオ用防振台では最強の部類になると思う。

2207046強烈な炎天下で焼付け塗装を行う。これだけ日差しが強く高温だと良い天日焼付け塗装が出来る。出来るがあまりの暑さで頭痛が...ヤバイ。プロフェッショナルを標榜するのであれば、こう言った下積み作業にも額に汗しなくてはならない。目に見えない所に本質は隠されているのです。

2207047どうにも聴けないのは残念で何とかしようと、新amgへ持ち込んで聴いた。1961年のオーケストラ真空管録音はcdになっても音は厚くふくよかで、これでなくてはいけない。ヨーロッパ録音だからampexではないにしろ真空管では同じ傾向の音になる。結局聴くのは真空管jazzと真空管クラシックとなってしまう。クララハスキルさんのピアノは?真のプロフェッショナル河野先生お気に入りが納得、美しく力強いピアノもやはり唯一無二です。

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2022年7月10日 (日)

音色力学 gm70管銅式パワーアンプ破壊と修理 1

2207021クラシックピアノ界の重鎮河野先生のお薦めはクララハスキルです。思い立ってアマゾンでクララハスキルのcdを手配したが、又しても入荷しない。アマゾンから直接購入する場合には殆ど問題は出ないが、妖しい中華の商社には散々な目に合わされて、しかし今回の海外業者(94%の高評価)はgbh(ゲンベッハーは株式会社の意)でドイツのれっきとした業者、送ったと連絡あるも1ヶ月経っても到着しない。何とか返金までこぎつけて、新品は断念し国内業者から中古を買った。何時もの作戦で廉価版の10cdセット、これで気に入れば高音質cdを探す、となる。苦労して手にれたcdを早速聴こう。

2207022電源を入れると何時もの起動時のハム音に違和感を覚える。ヒートアップして運転に入るがやたらブ~ンが大きく、やがてプッツンと音が切れた。そこで電源を切れば良いものを回復するかと待機してしまった。するとバチバチと音がした瞬間に電源部の真空管タワーから閃光が走り、慌てて電源を切った。これはエライことになった。

2207023修理を、ん?そうだjazzショットバークレイドルのマッキントッシュmc1000が待機しているではないか。先日s氏に手伝ってもらって開梱したばかりだ。クレイドルの店主はお代も時間もどれだけ掛かっても結構です、と泣きを入れている。そこで勘弁してもらってgm70管銅式パワーアンプの修理をすることにした。

2207024多忙だから直ぐには手は出せないが思案はず~っと続いており、漸く全貌が把握出来つつある。推理はこうだ、名工ミルトさんに作ってもらったofc純銅電解コンデンサがこの湿気で短絡し、自己回復機能よりも大きい損傷で遂には短絡に至った。短絡電流により銅整流管のgz37が真空管破壊を起こし閃光が走った。そこで+b電源用のgz37を掘り起こし配線を切断した。

2207025早速gz37を調べたが、ヒータ断線も無いしプレート短絡も無くてここではないのか?い~やgm70管銅式パワーアンプの弱点はここだけで単純なアンプだから他は壊れようが無い。しかしgz37のスペアは無いため貿易部のm+aさんに手配依頼した。元々弱点を承知のパワーアンプだから恒久対策をする。現在のメンテナンスし難いofc純銅電解コンデンサをコンデンサタワーで独立させ壊れたらコネクターを抜いて即交換できる、このスタイルでいこう。そこでofc純銅板を販売業者のコウイチローさんへ手配した。素材の電解コンデンサは500vならば潤沢にあるが、550vとなるとかなり数が減る。gm70管のプレート電圧を550vから500vまで下げるもありか?いずれにしても前衛アンプの前衛ならば人類と同じで創造と破壊の繰り返しだから、今回のようなことは再び起きてその都度進化する、はず?

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2022年7月 8日 (金)

アントニ・ガウディの名言とファッション考

2206231x1996年2月、iaiを辞して家族7人を引き連れてスペイン紀行を敢行した。今でこそイタリアだが、当時はダリ、ガウディ、ピカソ、ベラスケス、ゴヤ、ファリャ、カザルス...キリがないほどスペインの巨匠達にシビレまくっており、即決だった。当時、観光ガイドさんは「サグラダ・ファミリア(聖家族教会)の完成にはあと100年掛かります!」と申しておりました。その後観光客の増加で浄財が増えて、2026年(ガウディ没後100年を目指した)の完成と予定が早まった。昨年12月にマリアの塔が完成して頂上の星型に光が灯り、コロナ禍の世界へガウディのメッセージが強力に放射された。画像は何枚もある完成予想図を写真に撮ったもので、左の塔が計画時のマリアの塔でしょう。

2206232建築家ガウディの名言に「神は完成を急がない。諸君、明日はもっといい仕事をしよう。」があり、ミケランジェロ(彫刻家であり画家であり建築家)の「出来た時が納期です!」に似て、芸術界の巨匠達は同じようなことを言う。当時はこの画像のように大きな塔の完成は4本だけだったから、現在全ての塔が林立した壮観さにはたまげる。あまりの多忙さと私財を投げうっての建築で浮浪者のような格好をしていたガウディは、教会のミサに出かけた際に路面電車にはねられたが、身なりから巨匠ガウディであることが分からず手当てが遅れて死亡したとなっている。

2206283xですから高齢になると身なりがことさら重要になるのだ。この猛暑で行き倒れた場合、身なりによってはガウディと同じことになりかねない。とゆうことで団塊は身なりも大事との結論に達し、ラルフローレンの優秀なスタッフの皆さんにご指導頂いている。

22062831スタッフの元ラガーマンのo田さんはいつも衣服をきちんと手入れされてコーデに気を配り格好が良い上に清潔感が漂い(お洒落はお代をかけることではない!)、ニューヨークへ出かけても堂々と5番街を闊歩できる。弁護士を目指す「あの方」もラルフローレン発祥のニューヨークだから、ラルフの紺ジャケットとオックスフォードにレジメタルネクタイに白パンツにすれば、汚いどころか格好良いと評価は逆転する。アメリカで仕事をしてきた経験上、ビジネスマンの身なりの汚いは論外です。

2206283ラルフローレンのスタッフの皆さんはボスを「ミスター」と呼んで尊敬している。創業者ラルフ・ローレンさんはブルックス・ブラザースでネクタイを担当し、1967年にラルフローレンブランドを立ち上げた、カリスマ創業者です。ですから1967年の67の文字が衣服デザインに多く登場し、創業の地がワシントンスクエア近くのブレーカー通り(ここには公園もありjazzの映画も撮影された閑静な通り)381番地で、381の文字も登場する。この1967年はあんぷおやじが日立へ入社した年、また尊敬するジョン・コルトレーンが亡くなった年でもあり、ポロシャツの67の文字に特別な重みを感ずる。ですから、終のファッションに決めた理由が「ミスター」の67文字にあります。55年前の日立の自分のコードは317670052で今だにスラスラ言えて、忘れないもんだねえ~。

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2022年7月 6日 (水)

常温核融合

2207011常温核融合出展:wikipedia
「1989年3月23日にイギリス・サウサンプトン大学のマーティン・フライシュマンとアメリカ・ユタ大学のスタンレー・ポンズが、この現象を発見したとマスコミに発表し、常温核融合という用語が広く世に知られることとなった。この発表においてフライシュマンとポンズは、重水を満たした試験管(ガラス容器)に、パラジウムとプラチナの電極を入れ暫らく放置、電流を流したところ、電解熱以上の発熱(電極の金属が一部溶解したとも伝えられた)が得られ、核融合の際に生じたと思われるトリチウム、中性子、ガンマ線を検出したとしている。」
過日tv放映があり、30年以上が過ぎた今頃になって事件の真相を知ることが出来た。当時は大騒ぎしていたから門外漢の我々にもニュースは飛び込んできたが、たいして興味は持てなかった、その程度。内容はともかくその舞台にたまげた。先に登場はユタ大で、ロボット工学の権威者ジェイコブスン博士を訪問した。画像はユタ大のコンピュータ関連のパネルだが、このようにポンズさんの名前もユタ大では大々的に載るはずだったのでしょう。

2207012科学スキャンダラスな話です。ブリガムヤング大学のジョーンズさんは共同研究を持ちかけユタ大とブリガムヤング大学は共同研究の締結をしたが、ユタ大が1989年3月23日に出し抜いた。この発表が世界を駆け巡り清水の片田舎まで伝わった、と時代背景はこうなる。そのスキャンダラスから約10年後に両大学を訪問しているが、当事者の大学であることは全く知らなかったし、ユタ州政府の産業振興担当者も一言も触れなかった。

2207013ブリガムヤング大学とは友好関係で科学技術について研究しましょうで、上画像の盾まで頂いた。こっちも聖書は読んだことがあると話すと、学長からサイン入りの聖書を頂き、続けて「今度みえられた時は一緒にゴルフをやりましょう」と気に入られた。別世界の常温核融合と、オーディオでソルトレイクに会社を興したことで歴史がニアミスを起こしていた。科学技術の研究、我々ならば3次元接触水晶粒防振構造や銅式の研究は実に地味で、最後まで日の目を見ることはないのかも知れない。お金や地位や名誉が絡んでくると日本でもあった何とか細胞事件のようなことが起きる。科学に対して常に「誠実な徒」であることが研究者の必要条件と思います。

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2022年7月 4日 (月)

修理考 マッキントッシュパワーアンプmc1000 修理1

2206301修理では散々嫌な思いをしてきた。ラックスのsq38dを1週間ほどかけて修理して、工賃と材料費で3万円ほど請求したら、「高過ぎるからまけろ!」と言われて呆れ果てた。清水市のお金持ちのアンプを修理したら「材料費は払うが工賃全部は払えない」と言われて呆れ果てた。2度と修理などやるまいと決めて、ボランティアでやっていた修理業務は閉鎖し、以降全部お断りしている。皆さん大いに勘違いしているのが「修理」とゆう業務の付加価値で、設計よりよっぽど大変なのだ。こっちは設計と修理と両方やっているからその辺りのことは良く分かる。日本の悪い癖は、ソフトウエアと修理にしっかりお代を払わないことです。

2206304過日の研修日「すみません~」と声がして誰かが入ってきた。jazzショットバークレイドルの店主じゃあありませんか。開口一番「お金はいくら掛かっても結構です、何とかmc1000を修理してください!」と、こうくればお代に目が眩み...い~や同級生だから格好つけて「お代はいいよ、修理したる」とな。

2206303後日mc1000が運ばれてきたが50kgも重量があり、次回の研修日にs氏に手伝ってもらって開梱だけはやっておこう。クレイドルの店主曰く「図面もありますから」だったが、残念ながらブロックダイアグラムだけだった。

2206302まあとにかく取り組んでみよう。言っちゃあ何だけど以前のオーディオフェアでコルトレーンの名を冠した3000万円のハイエンドアンプを聴いたことがあるが、こっちのmc1000の方が音は良い。思うにハイエンドパワーアンプもこのmc1000で終わったような気がする。パフォーマンスもこのmc1000には敵わなかったし、ヴィオラのパワーアンプも駆動力では勝ったものの音色では敵わなかった。今でこそ気付くが出力トランス付きのmc1000は銅の総量が多くて音色は勝ったのだ。

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2022年7月 2日 (土)

増幅力学 大電力デジタルアンプ

2206291増幅器と称するものは55年も作り続け人間国宝級(年数だけ)になった。最初の増幅器はアナログアンプで唯一無二の前衛オーディオの域に達した。次なる増幅器はデジタルアンプでサンプリング時間からゲインは上がらず好きではないが、何度も窮地を救ってくれた。toyotaプリウスを回した時は電源電圧が500vの為12000μfの電解コンデンサが2段で6000μfとなり、amp工房では10kwデジタルアンプが最大実績だった。今回は18000μfx4の72000μfと未知の世界、よって画像のように充電電流でライン電圧が下がってしまい起動できなかった。

2206292本当にそうかと各部の電流を測定することにした。電流検出抵抗は1Ω750wとオバケ抵抗で精度は悪いが、参考程度だからよしとした。これが電源電流でモータを回していないのに8aもの電流が流れており、これだ!三菱のipmのデッドタイム(上下アーム休止時間)は2.5μsecとなっているが、「2μsecくらいにしても大丈夫やんけ!」と軽い気持ちだった。要するに上下アームの短絡で、何もせずとも1μsec程度短絡電流が流れている最悪の状態なのだ。まあ、amp工房のラインレギィレーションが悪いから早期発見が出来た訳で、禍は福にもなるのです。

2206293ipmは300aだから短絡検出電流も766aとデカイ、8aでは保護装置の作動のしようもない。ipmの電源に電流検出抵抗を移動しデッドタイムをカタログスペックの2.5μsecにするが、まだ若干短絡電流が流れており性能は良くない。そこで3μsecにしたら見事に短絡が収まった。教訓、デッドタイムはカタログスペック値+500nsecとすべし!画像のヒゲはipmが潜在的に持つている短絡電流で正常です。

2206294安全を見てデッドタイムくらい大きくすれば良いじゃあないか?のご意見もおありでしょうが、そうは問屋がでゼロクロス歪の増大と、量子化分解能の低下を招いてよろしくない。電源電圧dc280v、サーボオンして94Ωの抵抗に電流が流れてやっと高電圧動作の確認が出来た。矩形波にギザギザがあるのは、ほぼ純抵抗のせいで実戦のモータではコイルのチャージにより消える。アナログアンプの300aは開発に時間が掛かり断念したが、デジタルアンプは短時間で開発できて救われた。ですからアナログとデジタルの2刀流になるし、デジタル否定派にはなれない。

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