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2022年9月17日 (土)

pwmアンプハードウエア6

2207262_20220917031601インダクタンスの怪にやられっぱなしで実に悔しい。デジタルでもアナログでもアンプの構成部品は抵抗にコンデンサにコイルと相場が決まっている。決まっているが、どれ1つとっても難解なシロモノで、難解を難解でないフリをしてアンプ作りに励んでいる。そしてアンプの主役は、何とか式トランジスタとか、銘球のwe300bとかになるが、それが違うのね~。トランジスタがいくらがんばっても画像のofc純銅超電解コンデンサに敵わないし、300bがいくらがんばってもofc純銅トロイダルトランスに敵わない。アンプ作家は先ず構成部品の開発から始めるべきで、回路をいくらいじっても上杉先生を超えられないし、ジョン・カールを超えられない。

2209111やられっぱなしは悔しいので、何度もインダクタンスの怪に挑んでいる。tds3012に映っているのがモータ出力端子の電圧で、あんぷおやじ流儀のpwmは正確に動いている。世の中、電圧と電流があると、何となく電圧の方が身分が上のように電気科では教えるもんだから、先ずは電圧を見る。それに電圧の方が簡単に見えることからも、そうなっている。

2209112それが違うんだな~、電圧によって電流が流れ、この電流が仕事をしている。所が電流は見るのが大変だから、出来るだけ見ないように何とか解決できないかと行動する。amp工房のヒョロヒョロ電源でもモータに37aの電流を流している。

2209113テスト中にインダクタンスの怪転じて、電流の怪が出てしまった。あんぷおやじ流儀のpwmは正確に動いていると自慢したばかりに、やられた!pwmは上画像のように正確に電圧を出している。一体なぜだ?

2209114そこで4代目のオシロスコープレクロイの登場です。映っているデータはほぼ同じで、テクトロオシロの問題ではない。台北の大同(タートゥン)へ技術指導に行っていた時、大同側のオシロスコープはレクロイで、その機能にしびれてamp工房でも導入してみた。前回のエントリーで最低3台のオシロスコープは必要とした理由が、民主主義の多数決で決める必要がある。2台では1対1で永遠に答えは出ない、3台よりも4台の方がより正確になる。しかし、これが段々増えていくと国家のように訳が分からなくなるから、まあamp工房の10台くらいが適正でしょうと我田引水。

2209115pwm電流を拡大してみた。オンの瞬間とオフの瞬間にインダクタンスの怪とpwmアンプの怪が重なって、すごく複雑な電流の流れを起こしている。6.8armsの電流時ピークは40a以上も流れているが、これはfwd(igbt並列ダイオード)の突入電流で問題ない。問題はリンギング電流で、これが大きいとipm保護電流域に入る可能性はある。オンオフ時の盛大なピーク電流が重なってオシロスコープへ飛び込んだものだから、どう表現していいか分からずとりあえず出しておこうとなり、電流お化けになっていた。やれやれです。

2209116インダクタンスの怪はまだ続くがその前に三菱ipmのインターフェース基板を作らねばならない、と重い腰を上げる。拡大鏡でチップ部品をハンダ付けするのだが、拡大鏡で鮮明に見えていた基板が若干見難くなっている。困ったものです。そこで秘策、見えない所は心眼でエイヤッと気合でハンダ付けする。耳は益々コルトレーンのjazzが聴こえてくるようになり、こっちは元々駄耳だから心耳で聴いているのかも知れない。

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