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2022年9月13日 (火)

不安定系力学 超dc電源

2207170フラフラ動く不安定な案山子(かかし)を安定的に動作させるのが現代制御理論で、しかしもう古くて大学の研究テーマにもならない。人間生真面目が基本だから不安定系と聞くと、途端に不安になる。まあ安定系などごく稀だし、安定系と言えども安住の地ではない。ハイエンドオーディオ三昧で悟ったが、どれだけ投じても安定系には入れない事実、たいていは諦め安定系もどきとなってしまう。ならばいっそ不安定系に甘んずる手法でやってみよう。今は亡き音色力学の先駆者、佐久間さんの回路が基本です。

2207171著名なパワーアンプで電源を定電圧化して安定系を目指したが、安定と引き換えにアンプが2段入っているようなもので音色は改善されず、切り札にはならなかった。電源回路は佐久間さんの回路で異存ないし、これ以上の回路もない。

2207172これをチョークインプット式にしたのがgm70管銅式アンプの電源です。ch1のチョークコイルはΦ1.0mmのofc純銅線を巻いたから単純に電流は15aほど流せるが、磁気飽和で制限されてせいぜい0.5a、それでもインダクタンスは66hも取れて、且つ直流抵抗は4Ωと極度に低くモンスターチョークになる。これでやっと真空管用チョークインプット電源が成立する。

2207173また電圧を下げる方式は抵抗の電圧降下を利用したこの回路は電源の密結合を阻害して悪としていたが、現在の判断としてこちらが正解になる。但し銅マンガニン線抵抗を使うこと。これによりトランジスタレギュレータの半金属より、音色は大幅にカイゼンされる。抵抗の種類によってはトランジスタ以下になるから注意が必要です。

2207174佐久間さんがハム対策で取り入れた3端子レギュレータの回路図。著書を読むとこの回路は2,3回使用しただけで消えてしまった、そりゃあそうでしょうよ、トランジスタより音の悪いopamp式ではどうにもならない。結局チョークコイルかドロッパ抵抗に戻った。

2207175整流回路はgz37の全波整流になる。このセンタータップ整流は基本半波整流だから音を悪くする整流素子通過が1個で済む。今までが前置きで長くてスマン。超dc電源の超は超簡単の超で、実態はt-mon君が作っているcdm9のcdプレーヤpcd-855の電源の3端子レギュレータを止める大作戦です。ここで最初に戻り不安定系の理屈を加算する。

2209011_20220913050501dc電源の作り方は各電源の負荷電流を測定する。その負荷抵抗から必要ofc純銅電解コンデンサの容量を産出する。最後にofc純銅トロイダルトランスの2次巻き線を実働させながら巻き線調整する。+5vのロジック電源も±8vや±15vのopamp電源など全てに適応する。早い話、トランスと整流器とコンデンサだけになる。整流器はgz37、無理な場合は31df6とする。だから言ったでしょ、何も無いから超簡単だけが残る。

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