2016年2月23日 (火)

プライベート録音

Dc88伊豆のdcアンプmaniaさんに刺激されて、ヒモ族(テープを言う)の名残のdatを引きずり出した。ルボックスやティアックなど数台は処分してしまい、ティアック x-10r の10号1台とパイオニアのdat d-c88だけが残っている。ティアックは既にamp工房のオブジェと化して、動作可能はd-c88だけになる。

D274清水(市)には凄い演奏家が居るもので、古賀先生はスタインウエイのフルコンサートd274を所有して教えている。現状のd274は2,000万円もする高額でたまげてしまう。弾けないくせに音だけを出してみたが、まろやかな音で高音のきらびやかさは素人が弾いたくらいでは出ないのだろう。古賀先生のコンサートでソニーの安物コンデンサマイクをスタインウエイd274に突っ込んで録音した音を聴いたら、実に生々しくd-c88の96kサンプリングのせいだろうか?

Saitoukinenさてここにプライベート録音のdatテープが残されている。開店して間もない2004年の夏の夕方、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」をかけていたら突然”一昨日松本で聴いたサイトウキネンのストラヴィンスキーが何でここで流れている!”と息せき切って、お医者さんご夫妻が入ってこられた。これはもう亡くなられてしまったがクラシック音楽業界のフィクサー的な方の遺品で、当時ご贔屓にしていただいて門外不出のdatテープを分けてもらった。

Dat久しぶりにdatが動いたものだから聴いてみた。大西順子さんのトリオはオフマイク感がありイマイチ、クラシックはまあまあ、当時は良く分からなかったが今聴くと音質がはっきりと分かり、あんぷおやじがスタインウエイにマイクを突っ込んで録音した方が遥かに良い音で、録音はマイクの種別もさることながらセッティングが支配的であると言えよう。しかし凄い音と凄い演奏は別物で、あんぷおやじ流儀は凄い演奏に重きを置き、このプライベート録音は凄い演奏でお宝なり、でした。

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2013年9月30日 (月)

ヴェローナのアイーダ

Aida01xアレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)はたいして大きくはないが全体が残っている。丁度訪れた2009年は既にヴェルディのアイーダが公演中で、アイーダのセットを見ることができた。

最近の話題は”ヴェローナ劇場100周年・ヴェルディ生誕200周年記念オペラ アイーダ東京ドーム公演中止”で、お気の毒としか言いようがない。エイ!面倒だ、イタリアのヴェローナまで行って観よう。

Aida0x愛知のオーディオ仲間からレコードが送られてきた。そのオーディオ仲間がamp工房訪問時に持ち込んだレコードがこれ、テバルディのアイーダです。

ジャケットが秀逸、1961年キング、ロンドンで音も良い。羨ましい!と思わず言ってしまった。

1961年当時給料が10,000円程度の時代にlpレコードが2,000円、カラヤンにウ-ン・フィルにテバルディ、何もかもが凄かった。

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2013年2月21日 (木)

ストラディヴァリウス メサイア

Mesa1アントニオ.ストラディヴァリが1716年に作った’Le Messie’メシア(アシュモリアン美術館)が最高傑作とされている。

ストラドの3大銘器は、アラード,ドルフィン,このメサイアとなっている。その内のドルフィンは諏訪内晶子さん(昨日エントリーの画像参照)が弾いている。

アシュモリアン美術館がロンドンじゃあ見に行く予定は立たない。名画もそうだが作られた場所、描かれた場所にあるのが一番自然で、曰く因縁つきでとんでもない所から出てくる。ま、これも銘器、名画にまつわる物語でいいか。

メシアは展示だけに、クレモナにあるのが一番いいのだろう。

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2013年2月19日 (火)

ストラヴィンスキー 火の鳥

Strxストラヴィンスキーファン(ホリック)は、持っていたい1枚がアンセルメ(decca)の火の鳥で、1950年の録音である。

1950年代のふるーい盤は、a面最初からプチプチノイズが盛大に出てアンセルメ所ではないが、曲が進むとノイズも埋もれてしまい、エッ、これが1950年の録音凄い!となってしまう。

このクラシックレコード屋さんの場合、このような貴重盤はプチプチノイズなどレコード盤の評価から除外するとしている。jazzのオリジナルの扱いとチト違うように思えたが。

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2013年2月17日 (日)

メロス弦楽四重奏団の楽器

Melosxメロス弦楽四重奏団の楽器を調べてみた。

第1ヴァイオリンは”giuseppe guarneri,1718”グルネリ.デル.ジェスで大御所。
第2ヴァイオリンは”nikolaus amati,1667”ニコロ.アマティでアンドレア(注)の孫。
ヴィオラは”vincenzo ruger,1690”フランチェスコ.ルジェリでニコロ.アマティの弟子だったか?
そして最後のチェロ”andrea guarneri 1712”アンドレア.グルネリでニコロ.アマティの直系の弟子。
注:アンドレア.アマティがヴァイオリンの祖

ストラドは入っていないコトと、全部ヴァイオリン黄金期の17世紀18世紀のイタリア.クレモナの作品でした。デジタル録音とか関係なく楽器が演奏に合わせて凄い。

ヴァイオリンの勉強はまだまだ続きます。

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2013年2月15日 (金)

ストラヴンスキー 春の祭典 その3

Straxcbsだしジャケットもダサイ?でも評判が良いので入手した、もう1枚の春の祭典である。

ピエール・ブーレーズ指揮、クリーブランド管弦楽団、1969年録音が荻窪のマエストロ.ガレージさんで格安に出ていたので、思わず手に入れた。イギリス盤ですこぶる音も良い。

評判どおり凄い演奏なのだが低い方が少し迫力不足でオーディオ的には惜しい、ジャケットや銘柄で選ぶクセに暫し反省か...音が随分良くなってきた深夜だが、さすがに雷鳴轟く春の祭典はかけ難いね。

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2013年2月11日 (月)

ストラヴンスキー 春の祭典 その2

Colinx_21996年の4月、フランクフルトのアルテ.オペラ最前列、しかもコリン.デイヴィスの真後ろデス。

席に腰を降ろした時”なんだい音響も分からず最前列なんかに席を取ったりして!”と、隣に座ったフランクフルト事務所の美人セクレタリーを恨めしく思った。

bbcのブラームスだったか記憶が定かではないが、やはりコリンの汗が飛んでくるし、指揮をしている時の音が聞こえてくる。そうだったのか、美人セクレタリーはこれを見聞きさせたかったのか、と感謝した。

とゆう訳で、コリン.デイヴィスを観た贔屓でこの春の祭典を手に入れたが、ショルティ、シカゴよりもこっちの方がいい。

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2013年2月 9日 (土)

Henryk Szeryng

Tsd152x1やられたな、若旦那に...

8年前になるが、カ-トリッジの決定を迫られ(自分で迫ったのだが)、jazz用かクラシック用で揺れた時期があった。若旦那のひと言でemtのtsd15に決まった。若旦那曰く”渋い!”ときた。

オルトフォンのリファレンスゴルードの分厚い音は、jazzでは最高と決めていたので、渋いtsd15に決めるには勇気が必要だった。

Szeryngxヘンリク.シェリングの”無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ”をかけて、あっ!と息を呑む。グァルネリの”ル.デューク”が、こうも美しく鳴るとは。

それをオーディオ装置を作り直す8年前に、予言していたのだった。ドイツdgg盤の渋さ高潔さは、同じドイツのemtのtsd15によってレコード冥利に尽きる音を奏でる。

Smg9026xboxものだが”バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲”は、1967年に録音されdgg原盤、日本グラモフォンを持っている。

1968年レコードアカデミー大賞を受賞したレコードで、グァルネリの音色を楽しむなら無伴奏に限るし、この1枚が一生モノになる。

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2013年2月 7日 (木)

クレモナの栄光

Crexいやー、これだから困る。
deccaのオリジナル盤と日本盤では、音の分厚さ、特に高音部のエネルギーが全く違う。

復刻盤もそうだがたいていは丸く収まり、はみ出すエネルギーは出てこない。クレモナの栄光のようにアマティ、グァルネリ、ストラドを聴き分ける場合は、オリジナルに限る。

黄金のアンコールさんのアドヴァイスで、米deccaのオリジナル盤(右上)を入手した。ついでにドイツ盤も入手して(実はこれが一番良い)準備万端整い、後は日常流してゆっくりと頭脳メモリへ記憶させる。

これが良い記憶方法で、オーディオシステムの前でしかめっつらして深刻に聴き逃すまいとしても、音楽が楽しくない。しかしドイツ盤(Telefunken-decca)は素晴らしい音色である。イタリアクレモナへ行くまでには、聴いた瞬間に音色を聴き分けられるようにしよう。

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2013年2月 5日 (火)

ストラヴィンスキー 春の祭典

Stravinskyx聴く演奏者や指揮者はだいたい決まっていて、jazzはガボール.ザボとビル.エバンス、クラシックはショルティのマラーとストラヴィンスキーになる。

聴くきっかけは案外他愛なくて、ガボール.ザボは近所のjazz喫茶で流れていて、ビル.エバンスは最初に買ったjazzlpで、マーラーは昔サントリーのコマーシャルにやられて、ストラヴィンスキーはジャケット(バーンスタイン)にやられて...

クラシックを聴かないオーディオマニアにお勧めなのが、ストラヴィンスキーの春の祭典(ハルサイ)です。この音楽のダイナミックレンジの広さは驚異的で、オーディオチェックには大いに役立ちますよ。

あんぷおやじの手持ちは、上左からコリン.デイヴィス1976年録音日本盤、上右が愛聴盤のショルティ、シカゴ1974年録音decca盤、下がバーンスタイン1958年録音日本盤、それぞれ指揮者で解釈が違い面白い。

先日ストラヴィンスキーホリックの芸術家がみえて、春の祭典を存分にお聴かせしたら、こっちも疲労困憊となってしまいホドホドに。

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