2020年8月 9日 (日)

電源力学 ofc純銅電解コンデンサ修理 了

2008091耐電圧試験もパスしたから意気揚々と通電する。ビチッ!バチッ!やば~い、慌てて電源を切る。古参エンジニアはこうゆう事態に一番自信を無くす。耐電圧試験をパスしたのに一体何なんだ。どう考えても異常は無いので偶然か?と再度通電する。ビチッ!バチッ!もういけません。修理したofc純銅電解コンデンサの配線をバラして短絡チェックをするが、正常である。

2008092ofc純銅電解コンデンサの接続を外して通電し、31df6の全波整流波形を見る。お~、なんてことだ。整流しっぱなしの波形が不揃いで且つピーク電圧390vとがとんでもなく高い。低いピーク電圧は約300vでこちらは正常。長年電子回路に携っているが、こんなひどい整流波形を見るのは初めてだ。

2008093念のため電源の電圧波形を見る。ofc純銅トロイダル電源トランスの2次側は、フツーのサイン波でピーク電圧はは310v、これは正常な値で直流電圧となる。

2008094そこで各整流器の電圧波形を見る。こっちサイドの電圧波形は正常。

2008095反対サイドの電圧波形がこれ。洩れてしまい整流波形が崩れて31df6の破壊と認定。31df6の4本全部を交換して、やれやれこれで音が出ると通電する。又してもビチッ!バチッ!が出てしまい電源を切り、落ち込む。

2008098今度はofc純銅チョークコイルの2次側のコンデンサが短絡している。今頃になって気付いたが、cx350ラインアンプは+b電圧が300vちょいだから、コンデンサ容量の増大を目指し350v耐圧の電解コンデンサエレメントを使っていたのだ。

2008096 それがダイオードの破壊で+bは400vを超えてしまい、それで2個目の350vのofc純銅電解コンデンサがパンクしたと判明した。なぜ31df6が破壊したかは不明。2個目も日立の400v2,700μf電解コンデンサエレメントを巻いて、各種試験を終えて完了です。その時の+b電圧は321vでokとなる。

20080977月16日にコト切れて以来の音出しです。選曲は勿論コルトレーンが亡きエリック・ドルフィに捧げた名曲「ワイズ・ワン」で、やけに音が良い。そうか、cx350ラインアンプのofc純銅電解コンデンサの-極を2個同時に新調したからで、-極において日々進む酸化皮膜形成で徐々に音が悪くなっていったのだ。バケ学には弱いが、そろそろ酸化皮膜問題を解明しなくてはならない時期に来ている。これで晴れてコルトレーンの命日が出来る。

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2020年8月 7日 (金)

電源力学 ofc純銅電解コンデンサ修理 その1

2008071手段を選ばないのがあんぷおやじ流儀で、弟子のkouhei君はカートリッジメーカで手段を選び、セオリーの制限の中で努力をしている。手段を選ばず手法で長年やっていると、成果は次々と出るのだがやり過ぎで壊れる。壊れれば商品にはなり難い。コルトレーンの命日が出来ず、重い腰を上げて電源力学のofc純銅電解コンデンサの修理を始めた。名工ミルトさんの作ったofc純銅電解コンデンサは壊れないし、当方で作った電解コンデンサの多くは事故を起こしていないから、単に製造上の問題とも理解している。各機器の電源をoffしていくと、カニンガムcx350ラインアンプの電解コンデンサの破壊と判明した。

2008072そこで工業用の掃除機で水晶粒を抜き始める。最上段にofc純銅トロイダルチョークコイルがあり、その下にofc純銅電解コンデンサが見える。黄色丸印のこれか?と調べれば違う。となると大いに厄介で、電源トランス下の最下層にある初段のofc純銅電解コンデンサとなって、完全にバラバラにする。毎回これでは面倒で、本番ではofc純銅電解コンデンサだけ別紙管ケースに入れ独立させて、メンテナンスが楽に出来るようにする。

2008073初段のofc純銅電解コンデンサを掘り出した。事故は直ぐに分かり、焼き切れて黒い穴が開き±が短絡している。製造年月が新しければコンデンサ容量も残っているので、この部分のみ切除して短絡回復の手法もあるが半年以上も経っているので新調する。

2008074電解コンデンサのエッチングされた+極のアルミ箔と電解液に浸された電解紙をバリバリと剥がす。ごらんのようにofc純銅-極の表面は酸化皮膜で覆われており、正常な動作をしている。この酸化皮膜をパーカショニストのnakaさんからもらったサンドシートで丁寧に剥がす。

2008075ofc純銅板がリフレッシュされた所で、日立の400v2,700μf電解コンデンサの+極と電解紙を巻き解きながら、ofc純銅板の上にずれないように巻きつける。ここの巻きつけがずれ易く最初から直角平行に気を使わないとしくじる。たいていこのズレでシワが拠ったりして、事故の原因になリ易い。自力で修理したhpの4274aのlcrメータで、コンデンサ容量を測定する。40μfと出て上出来です。

2008076容量測定が終わればスライダックで電圧を徐々に上げながら、漏れ電流特性と自己回復特性を調べる。このテストでは周りを静かにする。たまにパチッと音が出れば耐電圧の弱い所が焼き切れて、自己回復している。ofc純銅電解コンデンサを作り始めた時代の頃は、たまにパチッが出ていたが最近は全くなく、これに関しては安定している。

2008077最近部品の開発をしていて思うが、どうもofc純銅電解コンデンサが一番強烈に音が変るようだ。多分に贔屓の引き倒しで、cx350の方が良くなると言いがちだが、冷静になれば良く分かる。元々が諸悪根源のような身分で、コトあるたびに電解コンデンサを除去できたと、手柄話にもなってしまう。我々の世界では高電圧で大容量の電解コンデンサが無いと、モータ用のネオジウム磁石の着磁が出来ない。この例のようにトルクを出すには電解コンデンサが必要で、アルミ箔で出来ているからリキはあっても音は悪く、-極だけでもofc純銅にすれば音質カイゼンの極致となる。

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電源力学 2020 ofc純銅電解コンデンサ修理その1

2008071手段を選ばないのがあんぷおやじ流儀で、弟子のkouhei君はカートリッジメーカで手段を選び、セオリーの制限の中で努力をして開発している。手段を選ばず手法で長年やっていると、成果は次々と出るのだがやり過ぎで壊れる。壊れれば商品にはなり難い。コルトレーンの命日が出来ず、重い腰を上げて電源力学のofc純銅電解コンデンサの修理を始めた。名工ミルトさんの作ったofc純銅電解コンデンサは壊れないし、当方で作った電解コンデンサの多くは事故を起こしていないから、単に製造上の問題とも理解している。各機器の電源をoffしていくと、カニンガムcx350ラインアンプの電解コンデンサの破壊と判明した。

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2020年8月 5日 (水)

振動力学 10kw高速サーボアンプ開発その9

2008051歴史とはその時代の影響力のある人物の記述により作られ、必ずしも真実とは限らない。そしてまた、立ち位置で違う歴史に真実など必要ないのかも知れない。ここに1枚の古ぼけた写真がある。これが1982年を写す唯一の証拠写真となり、ロボットベンチャー成功への起爆剤となった4軸ロボットなのだ。このメカを作ったのがk工業のm氏となる。だからm氏には恩義があるのだが歴史には登場してこないし、この真実は誰も知らない。スレートぶきの倉庫のような建物から、現在の大きなビルを誰が想像しただろうか?いずれにせよ、ロボット黎明期は過酷で過激でスリリングで、日々が戦場で2度とやりたくは無いが、確かに時代に生きている感覚はあった。

2008052さて振動力学の10kw高速サーボアンプ開発は更に拍車が掛かり、今回は波形歪みについて調べてみた。内部にデジタル分解能は32bitあるがpwm(1種のdaコンバータ)は16bitの分解能しかないから、cdに似たようなものになる。但し途中演算はbit落ちを考慮して必ず32bit演算としている。

2008053この波形がデッドタイム3μsecの電流波形でクロスオーバー歪みが大きい。丁度b級アンプのクロスオーバー歪みに良く似ている。デッドタイムはパワートランジスタやmosfetの応答速度で決るから、ゼロには出来ない。せいぜいデッドタイムを縮める位しかできない。pwmアンプの最大の弱点と言えるだろう。

2008054この画像が富士電機のリコメンドの3μsecのデッドタイムで正確に作ってある。ここはsh7145cpuの優れたところでパラメータをセットすれば、後は勝手にデッドタイムを生成してくれる。

2008055これを2μsecに変更してみた。ゼロクロス歪みは改善されないので即止めた。3μsecがギリギリ動作では大電流を流した時エラーの出る可能性がある。プリウスモータ実験の時2μsecでテストしたら、時々igbtエラーが出てしまい、この状況は何も変わらない。ここは3μsecで進むしかない。

2008056こちらは電流帰還を掛けた状態の電流波形でゼロクロス歪みは帰還によりカイゼンされている。pwm波形の歯抜けはデジタルオシロのサンプリング時間から派生するオバケで、時々誤魔化される。

2008057まあ、オーディオアンプではなくて振動力学は1種のロボットでもあるから、この程度で良しとしよう。波形歪み対策と電流帰還まで概ね終わり、次はいよいよ振動力学の位置帰還となる。位置制御は速度制御となり加速度制御となる。この加速度計算が難しくて連日ウンウンしている。とゆうか、今までは大学の研究室にsosを出せば何とかなったが、親しい教授2人とも退官してしまい相談に行けない。最近思うが、要するに人脈が段々乏しくなってきて自在に開発できない状況が、リタイアとゆうことなのだろう。

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2020年8月 1日 (土)

スタインウェイ・アンド・サンズのフルコンサートd274と普遍性

2007303出展:wikipedia
「D-274は、スタインウェイ・アンド・サンズ(Steinway & Sons)の主力製品であるコンサートグランドピアノのモデル名である。1884年に初めて作られた。ほとんどのコンサートピアニストの第1選択と一般的に評される。長さ274cm幅156cm、重さ480kgのD-274は、ほとんどの家庭内での使用には大型すぎる。一方、コンサートホールではD-274は広く普及している。2003年の推計では、世界のコンサートグランドピアノの90パーセント以上がD-274であることが示唆されている。」
20073071884年に作られたのだから136年も経過しており、名機とはそうゆう訳であり、普遍性とは時間に焼かれることなのだ。カニンガムのcx350は1928年製だから何と92年も前で、やはり名機と言えるし、十分に時間に焼かれた。トランジスタの時代になってからは、焼かれるものは無いね。

2007304x今年のピアノ発表会は例年通り焼津市大井川文化会館ミュージコでした。小さなコンサートホールにスタインウイのd274のフルコンサートが置いてあり、それを弾くのだから恵まれた子供達です。他にヤマハのフルコンサートも置いてあるが、先生方がd274を選択しているのでしょう。偶然だったが、この撮影位置で聴くスタインウイは、音が反射板から砲弾のように塊り飛び出してきて、たまげた。しかし下の撮影位置からはそうはならず、反射板の角度から割り出した客席のベスト位置が分かり、良い経験をした。

2007301x孫娘の母親は何とか人形の衣装を作りフリマで売るほどの実力があり、その晴れの舞台衣装は手作りです。華やかな発表会の派手な衣装の中に、普段着でピアノ演奏をしていたお嬢さんが居た。小学校3,4年にもなれば自分の衣装に気付くはずで、しかし何も感じさせず上手くはないが一生懸命ピアノを弾く姿に、思うところがあった。お姫様のような華やかな衣装の子、普段着の子、手作り衣装の孫娘、誰が真に恵まれているかは分からない。分からないが少なくとも言えることは、努力した通りの音を奏でるd-274は136年も普遍なのだ。

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2020年7月28日 (火)

音色力学 JOHN COLTRANE COMPLETE PRESTIGE RECORDINGS 国内盤 18CD BOX は k2 20bitか?大研究 了

2007281JOHN COLTRANE COMPLETE PRESTIGE RECORDINGS 国内盤 18CD BOX の k2 20bit?がもう届いた。土曜日に落札して日曜日に着くとは、とんでもない速さにたまげる。何とかoffはお店によって何日も掛かることが多いのだが、早いお店もあったのだ。いつの間にかjazz cdコレクターになってしまい、届いたcd boxの査定に入る。箱は日焼けが若干あるもののキズは無いしすこぶるよろしい。おっと、ライナーブックの日本語版が欠如している、これの表記は一切無かった。意図的か?cdプラケースは美しく、要するにboxもんは多すぎて最初の1枚で終わってしまうケースだな。cd盤面に細かいキズなど全く無い新品同様の上物が手に入り、苦労が報われた。「目立った傷や汚れなし!」出品者のコメントに間違い無し。これに帯が付いていれば申し分ないのだが、まあ音に関係ないものはよしとしよう。

2007287次ぎに正真正銘のk2 20bitか調査に入る。先ずは一番疑問だった品番を確認するとvicj-60573~60590で、間違いない。nikonのd5200機で撮影を開始しているが、未だ使いこなせていない。マクロで接写したが、品番にピントが合っていない。

2007282続いてcd盤面のプリントを見る。画像は1枚の参考だが、vicj60589と出てきて品番に同じだ。ここが20006年度盤ではvicj-41461となっている。マルpは当然製作した2000年となっている。だがk2 20bitの表記はcd面に一切無いから、分かり難いのだ。2000年より以前に作られたk2 20bit盤でも、多くはk2 20bitの表記がプリントされている。vicj-41461とvicj-60573はどう違う?と聞かれれば、同じと思う。思うが、ここはコレクターならばk2 20bitの初版でいこう。

2007284ここまでくればもう一安心、ケースのプリントにも注目しよう。k2 20bitの表記がある。他の情報はピンボケで良く分からず、オークションの画像だけで判断する際にはこんな画像は失格です。ケースのプリントで確認したい情報に、品番と製造年月日とできればお代まで。

2007283これで査定は完了しました。vicj-60573~60590の品番で、2000年6月21日の発売、お代は37,620円ものです。ビル・エヴァンスの「k2 20bitの3枚組み白箱」で経験した重大事が身についておらず、失敗を重ねた。一般cd論者と同じになってしまい「初期廃盤が良い」などと、なんら根拠無い理屈で手にれた多くのcd boxがある。今更買い直しとは...出来ん。

2007286肝心要の本当に音は良いのだろうか?只今トランスだけカニンガムcx350管アンプシステムは故障中で音は聴けない。聴かなきゃあk2 20bitの正当性は証明されず、思い腰を上げる。現在、振動力学の10kw高速サーボアンプの開発中で、デジタルアンプなのだがアンプ2種を同時に作るほどファイトは無い。それでもね、コルトレーンの命日の為になんとかしなくちゃあ。調査の結果cx350ラインアンプのトラブルと判明した...了
追記:
アルトの纐纈雅代さん と連絡をとりたくてツイッターに登録しましたが、何もしていませんでした。ツイッター社から定期的に「どうですか?」と聞いてくるし、ココログにも即座にツイッターにリンクされる仕組みがあり、今回登場させました。あんぷおやじで出てきますが、なんてこたあない、ただリンクが張られただけです。デノンdjで一緒に開発に苦労した戦友の河野さんからフォロワーされて、それだけでも十分に価値があるし、情報発信の威力の凄さを感じます。

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2020年7月26日 (日)

音色力学 JOHN COLTRANE COMPLETE PRESTIGE RECORDINGS 国内盤 18CD BOX は k2 20bitか?大研究

2007261連日苦手な数式と格闘している。分からないところはネットで調べればokとなり、超便利な時代でたいていは居座って出来てしまう。よって県立図書館へ通う必要もない。しかしです、意志の弱い本人は時々ネットの迷宮へ入り込んでいる。検索中の広告欄に、以前検索した関連でコルトレーンのコンプリート・プレステッジ・レコーディングスcd画像が登場して、大いに横道へ逸れる。JOHN COLTRANE COMPLETE PRESTIGE RECORDINGS のcdは画像の輸入盤(16枚組)で「どうだい音が良いだろう」とamp研究会のメンバーに自慢していたが、最近音色が気になって仕方がない。インパルスのコルトレーンをk2 20bit化してからは、どうも輸入盤はいけませんね。そこで国内盤 k2 20bit JOHN COLTRANE COMPLETE PRESTIGE RECORDINGSの大研究と銘打った迷宮に見事に嵌った。

2007262xさて、何とかオークションでこのboxもんを片っ端から調べる。すると正真正銘のk2 20bitのcdが出てきて、やっぱりあるじゃあありませんか。輸入盤は16枚組なのに国内盤は18枚組と多い。但し新品未開封品では中身の実態は分からない。しかもオークション終了品だからどうにもならない。現状で出品は5種類ほど出てきて、お安いのは8,000円台であり思わず落札しかかる。しかし待てよ、本当にk2 20bitだろうか?

20072693そこで過去を調べてみた。出ました!これが最古で1992年7月17日の発売日、この発売日にピンとくる方は我らのコルトレーンフリーク・チームの一員です。お代は何と36,000円で、当時はまだcdのboxもんが高額な時代だった。これが国内盤の初期廃盤で、廃盤信奉者のcdショップではかなり高額となるでしょう。

2007268中身の実態はご覧の通りでvicj-40017~40034となる。さてビクターのk2 20bitの歴史をひも解くと「1994年20bit k2プロセシング開発 、20bit k2 DAコンバータ開発、K2レーザーカッティング開発、1995年20bit k2 pro、スーパーコーディング方式開発」と出てきますから、この1992年製のcdではk2 20bitはあり得ず、初版盤は除外とする。

2007263x過去の落札実績からk2 20bitを詳細に調べられる画像が出てきた。この帯画像は上のk2 20bitに同じもの。お代は27,000円で発売日は2006年9月21日で、何の拘りもない。品番はvicj-41461から41478となっている。

2007267xそのcd盤画像に愕然とする。vicj-41477は確かに2006年発売モノ、しかしです℗(マルP)は2000年と出てきてこれは一体?


2007265更に中身で愕然とする。vicj-41461ではないじゃあありませんか!vicj-60573~60590となって全然違い、う~ん混乱の極み。オークションの説明文には「20bit K2 マスタリング、18枚組」と書いてあり、これはオークション特有の合体のまがい物か?

2007269xx気を取り直して新たに登場したvicj-60573~60590の品番を丁寧に調べてみた。確かにありました。これは2000年6月21日の発売で、お代は37,620円と最高値となっている。重要なのはk2 20bitによるニューマスタリングと表記されており間違いない。よって、ここまで戻ってもよろしい。

20072691中身を調べると確かにvicj-60573~60590となっており間違いない。但しcd盤そのものの画像は不明で、ここは謎のまま。そこで同じ品番のcd出品者に次なる質問をぶつけてみた。「質問です。 K2 20BITの表記はどこかにありますか? CD面の製品番号はVICJ-41461(どれか1枚)となっているでしょうか? よろしくお願いします。」すると次なる回答が早朝に返ってきた。「その記載はございません」う~ん、どうしたものか?

20072694遂に、遂に見つけました粘り勝ちです。画像を見て欲しい、いや見えないか、下に拡大します。2006年発売のcdは2000年発売のcdをそのまんま使っており、手抜き工事だった。よって上で合体まがいものか?としたものは真実で間違いなかった。初版が36,000円で、k2 20bit化が37,620円となり、最後のk2 20bitは27,000円とプライスダウンさせたのだから、この手抜き工事も責められない。

20072692こちらが証拠の拡大画像です。ここでピンとくる方はcdコレクターとして上級です。そうなんです、正解は2000年6月21日発売のvicj-60573~60590なのです。お代も一番高いし、第一k2 20bit化の最初で情熱を持ってcdを作ったに違いない。1人夜勤の全時間を費やしてこの解を導き出した。それもamp工房開発室に居座っての話で、情報過多の玉石混合、この中から玉を見つけ出すのがcdコレクターの使命です。5種類出品されたモノ全部を詳細に調べた。3点は初版、2点が候補になり1点に絞る。画像は無いが「コンプリート・プレスティッジ・レコーディングス 、ジョン・コルトレーン、ビクターエンタテインメント(株)、発売年月日 2000,6,21、JAN 4988002400294」この最後のJAN 4988002400294まで整合性を取ったから間違い無し、迷わず落札した。おつかれさま...

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2020年7月24日 (金)

7月17日はコルトレーンの命日、だがまだ終わっていない。

200717x「1967年7月16日、日曜日の朝、ジョン・コルトレーンは、救急患者としてハンティントン病院にかつぎ込まれた。翌7月17日、月曜日の朝、彼は病院で死んだ。死因は肝臓癌。午前4時だった。」と、「コルトレーンの生涯」にはそう記されている。日米の日差は概ね1日だから、日本では7月18日か、その翌日の朝刊で知った。オーディオショップ(あかほり)さんのレコード棚から誰かが見ている...とクル・セ・ママに気付いたのもこの時期で、50年以上もコルトレーンを聴き続けるなど想像も出来なかったし、やはり人生とは奇想天外だ。

2007171xx2020年7月16日、木曜日の朝、当日は研修日と来客があり、音を出して歓迎せねばとトランスだけcx350管オーディオシステムの電源を入れる。ブ~ンとハムり、プッと音がして事切れた。異常な梅雨の長雨で湿度が上がり多分ofc純銅電解コンデンサがショート状態を起こし壊れた、と予測した。翌7月17日、金曜日は1日出張で不在となり対応できず、その後も何も出来ないでいる。偶然と言えば偶然なんでしょうが、偶然とは思いたくない。きっと何かがあったに違いない。とゆう訳で、今年のコルトレーンの命日は、まだ終わっていない。

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2020年7月22日 (水)

振動力学 10kw高速サーボアンプ開発その8

2007221k工業m氏を団長に総勢5人で横浜のテクノハンズを訪ねる。途中で合流した元s電気秦野製作所のs氏と相変わらず昔話が弾む。氏はセレン整流器を作っていたが自分には向いていないと電球=真空管技術へ向かったと聞き、これにはたまげた。現役時代に何度もお会いしているが、オーディオの話など不埒と思い一切しなかった。s氏に頼めば、セレン整流器や亜酸化銅整流器も問題なく出来るが、時既に遅しか。セレン整流器はなぜ50mm角だったかなど、面白いエピソ-ドに興味は尽きない。真空管のエンジニアも整流器のエンジニアも音の良くなる秘訣を認識したら、オーディオも次なる進化になる所でしょうが、我らを含めて引退組みでは諦めるしかない。

2007222モータは輸入品で製作している訳ではないし、スペック上の限界もあり「そんなもんかね~」と思っていた。エンコーダに目が止まり「美しいね~」と思わず言葉が出てしまう。なんせ小型且つ薄型でガラススケールもあり、a相、b相、z相とインクリメンタル型で、sh7145cpuで直接カウントできるから処理速度はこっちの責任となる。光出力はsin波とcos波でその位相差で方向と角度でパルスを決めている。昔ミツトヨの仕事をしていた時、担当課長から1μmの世界では鉄が豆腐になると、印象深い話を聞いた。このエンコーダは0.1μmととんでもない分解能の世界で、一体鉄は何になるのだろうか?

2007223ボイスコイルモータ・アクチェーターをdc動作させるべくソフトウエアを組み上げる。オーディオアンプではdcアンプとacアンプではそれなりに違うが、デジタルサーボアンプの場合は全く同じで、参照すべきデータテーブルが違うだけ。dc駆動データテーブルを即座に組み上げる。

2007224指令をとりあえずボリュームから加えて動作させる。見事に±5mm程動き確かにリニアアクチェータの動きをし、微細で高速な動きにこれは使える。3相のac200vを整流した電源のdc電圧は280vとなり、この電圧でボイスコイルモータ・アクチェーターを駆動すれば相当なチカラが出る。ネオジウムの強力磁石を使い、低く見積もって100n/aとすれば50a流した時5,000nのチカラが出る。

2007226x今回のスペックの磁気回路では168n/aの超優れものだが、電流を28aのピークとした場合コイルの発熱でネオジウム磁石がやられてしまうと聞き、限界を感じた。確かにネオジウムは熱に弱い問題もあるが、空冷若しくは水冷など方法論はあり、ここがポイントのようだ。要するに10kwに耐える超スピーカを開発すれば良い訳で、何とかしよう。中華を始めこの手のモータは海外の方が多く作っており、日本はもっぱら輸入に頼っている感がある。しかしサーボモータを作るより遥かに楽だから作るべきだし、かなり面白い。軍事境界線にトランペット型スピーカを相手国に向けて何個も積層しているが、戦前のテクノロジーみたいで格好悪い。1個でミラクルボイスの10kwスピーカを用意すれば脅威になる?
7月23日追記
ボイスコイルモータを設計していたら直ぐに気が付いた。テクノハンズのavm250は直流抵抗が3.7Ωある。これで28a流すとi^2rが発熱量だから28x28x3.7=2900w、とんでもない!

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2020年7月20日 (月)

霊感

2007201x先日、久し振りにパーカショニストのnakaさんが会社帰りに寄ってくれた。nakaさんのオーディオシステムに新しく加わったのがタンノイのエジンバラや3lzで、叔父さんの遺品と聞いた。「ホタルのように光り舞い始めて~」「来ましたね」「それで音楽を掛けながら一緒に聴いて、叔父さんに向かって話しかけ続けました...ハタから見れば変に見えるでしょうね」「貴殿は霊感に優れて魂が見える数少ない人です」。霊感のある人は心優しきナイスガイで、それは持って生まれたある種才能であり、他人と違うから変人扱いされたりする。しかしまともと言われている世の中の方がよっぽど変でありますから、そこを自覚して変な世の中に惑わされないように霊感を大事にすべきです。

2007202霊感はあんぷおやじにも少しはある。画像は1996年にホッケンハイムへジム・クラークのお墓参りに出かけた時、偶然パネルを見つけて撮影したもので呼ばれたに違いない。出展:wikipedia
「1968年、第2戦スペインGPまでのインターバル中、クラークは4月7日にドイツのホッケンハイムリンクで開催されたヨーロッパF2選手権第2戦に出場した。その第1ヒートの5周目、森の中の右高速コーナーでクラークの乗るロータス・48が突然コースアウトして木に激突し、クラークは事故死した。当時のフォーミュラ・カーにはシートベルトが装着されていなかったため、車から放り出されて頭と首の骨を折り、即死状態だった。32歳没。事故原因は左後輪タイヤのスローパンクチャーといわれているが、完全には特定されていない。ホッケンハイムリンクの事故現場付近に設置された第1シケインは「ジム・クラーク・シケイン」と命名された」

2007203現在のホッケンハイムは全面改修され高速サーキットからテクニカルサーキットに変貌し、「ジム・クラーク・シケイン」はもう既に無い。亡くなれば確実に歴史となりやがて消えていく。今、ジム・クラークといっても知っている人は殆ど居ないだろうし、アイルトン・セナもやがて...この画像がその場所で、緑の立ち木(ヒバ?)の下に小さいが黄色く見えるのが墓標へ手向けたキクのような花。アウトバーンを疾走中に、そのジム・クラークがお礼に来てくれたが、霊感の無い人には分からない。99%の努力と1%の霊感と言うが、そうは思わない。一生努力しても報われない人々の方が多く、それはロボットベンチャー黎明期に感じていた。日々100%以上の努力をしても報われず、泥沼のような日々が果てしなく続き絶望の淵で...やがて霊感によって助けられて成功し、やがて霊感によって辞して心穏やかに生きる日々となる。努力はした方が良いに決っているが、もっと大事は霊感=第6感(シックス・センス)であり、努力すべきは第6感=霊感の育成なり。

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