2017年11月21日 (火)

虚々実々力学 LTspice R言語のソースファイル変更

Garoamgに7g-tronic(前進7段、後進2段)が搭載されていたが、次男坊から”余分なことはしないように!”と釘を刺されており、単純にオートマ運転をしていた。それがclk63amgに乗りだしてから7g-tronicを褒めるものだから、密かに試そうと思っていた。家の上司から”温泉の神様が...”と出たから、すかさず”ようがす”と駒ヶ根のこまくさの湯に出向いた。身延へ入る連続コーナーで初めて7g-tronicを試してみた。走行速度から最適回転数を選んでシフトダウンするからオーバーレブも無く早い。3,4,5をアップダウンしながら高速でタイトコーナーを抜けて、昼には駒ヶ根高原の喫茶店ガロに到着した。ここのソースカツドンは全国区でウークディのランチタイムでも大いに混雑して、待たされることも多い。

Naka_2ソースカツドンではなくソースファイルのお話で...
リニアテクノロジー社のデヴァイスは量産品へ良く使っていたので、LTspiceをタダで頂いたコトへの義理は果たしている。一方でAyumi's Lab.さんからspiceモデル製作のノウハウをタダで頂いたコトへの義理は果たせないから、氏の著書を購入した。内容はtina7シュミレータと真空管アンプの回路で、入門編として最適に思う。

R3さてLTspice用の古典管モデルのデータジェネレートはR言語で記述されており、ソースファイルも公開されているから自分用のLTspice用の古典管モデラーを作ることができる。現在のソースファイルは多岐に渡って満遍なくで、これを数種類の古典管に特化すればよろしい。先ずはタイトル変更と^を**に書き換えた。オブジェクトをもらってもあんまり意味は無いが、ソースファイルは重要でソースファイルを公開するとゆうコトは、ノウハウ契約にも値して対価は跳ね上がる。

345clcx早速cx345を再コンパイルしてみる。R言語の起動で「source”Rsample\\pctube.r”」の最新を読み込ませれば良い。

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345rx最新でcx345の特性をデータベース化したものがこれ。ご覧のように特性表からプロットしたものに近似でok。

301rx_2所がcx301aでは相変わらず特性表からプロットしたものとずれている。あんぷおやじ流儀で使う古典管は3極直熱管の限定で、01a、12a、26、71a、45,50、稀に10くらいだからこれに限定した演算式ができればよろしい。このcx301の中間結果などタイプしながらソースファイルを変更して、古典管特化データジェネレータとする。とゆうことで、ソースファイルの重要性を認識してもらえたと思うが。

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2017年11月19日 (日)

分離力学 トランス結合古典管絶縁増幅器

Bay_bridge 画像出展:wikipedia
ルート101でサンフランシスコへ入り、サンフランシスコベイブリッジを渡ってオークランド側へ向かう。画像は1989年10月のサンフランシスコ大地震でベイブリッジは没落し、分離されてしまった。実は9月まではサンフランシスコに滞在していてたが、出張期限で難を逃れた。オークランド側にはucバークレー大学があり、jazzで有名なボストンのバークリー音楽院と大勘違いして恥をかいた。日本語では1文字の違いなのに...シリコンバレー近郊の大学からはコンピュータ黎明期に様々な革命が自発的に起き、spice(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)シュミレーションテクノロジーもこのucバークレー大学で誕生した。参考までに英語表記(University of California, Berkeley,Berklee College of Music)

CdそのLTspiceは大活躍中で、画像はkuraiman社長氏のチャンネルデバイダのシュミレーションになり、600hzでクロスさせているサマが良く分かる。これを測定器でやるとなると結構面倒だし、現有の山のような測定器でも未だ足りなくなる。周波数をスイープさせるにはLTspiceは実に便利なのだ。音は見えないが、計算上の大きなミスとか勘違いはこれで発見されるから、大いに役立つ。

Tt21人夜勤は誰にも指示されている訳ではないのでストレスゼロ、よって不眠不休でLTspiceを操りトランス結合古典管回路の開発をしている。夕方何時ものように遅い出勤をすると、ミルトさんがコーヒーを飲みにみえていた。そこでトロイダルトランスの密談をヒソヒソと始める。トロイダルトランスのspiceモデルは下記の通り。
.SUBCKT IST14 P B S1 S0
* Primary inductance (22ohm 10.0H)
L1 P 1 10.0
* Iron loss
RI P 1 400k
* Primary DC resistance
R1 1 B 22.0
* Primary stray capacitance
CP P B 30.0p
* Secondary inductance (86ohm 40.0H)
L2 S1 2 40.0
* Secondary DC resistance
R2 2 S0 86.0
* Secondary stray capacitance
CS S1 S0 30.0p
* coupling factor
K L1 L2 0.9999
.ENDS
と簡単でCPとCSを限りなくゼロに近づければあんぷおやじ流儀のトランスが出来る。黄色丸印のギャップ距離をできるだけ大きく取り結合容量を最小にする。

Tt4Φ300mmで検討中であるがこのギャップが十分に取れないときはΦ350mmでもΦ450mmでも構わない。要するに制限を外すだけで革新を起こそうとしているから、技術論でもない。電源トランスも同様で、画像の黄色丸印のように電圧ごとに巻き線ギャップを十分に大きく取り、ストレーキャップを無くす。さて中々発注できないのは、mcトランスも、結合トランスも、出力トランスも、電源トランスも、同じコアサイズになるように検討しているかで、時間は掛かる。ミルトさんにも参画してもらって、この巨大なトロイダルコアを50個くらいは発注する予定でいる。
”古典管アンプはさあ~、巨大な平べったいアンプケースになるよ”
”トランス類の重ねはまずいので平面にベタベタ置くのね”
”モノラルアンプが基本だからアンプ数は相当多くなるし”
”あのー、床が...”
”確かに重たいが最後だからこれでいきましょう!”
”世に知らしめたら?”
”いや~、単純だが奇想天外すぎて商品ベースには乗らないから、普及のしようが無いと思うよ”

Ampx_2 本業のデジタルサーボアンプの電源はac100v~400vで、dc電圧にすると最大800vの耐圧が各部必要になりipmモジュールは1200vになる。こんな高圧にマンマシンインターフェースで触れることはまかりならんので、絶縁分離が基本となる。でありますからアイソレーションアンプに必然的になる。とゆう訳でトランス結合古典管回路は絶縁分離アンプが正解なのだ。わざわざ絶縁結合トランスを使いながらgndラインを共通にするのは勿体ない。所が従来の小さなコアにグルグル巻きしたトランスでは静電容量体になってしまい、分離絶縁の体を成さないから実現できなかった。最後の切り札がトランス結合古典管回路絶縁アンプで、喧々囂々力学への解決法になる。
余りにも前衛で理解し難いでしょうが、これ以上のアイディアは...もう無い!

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2017年11月17日 (金)

虚々実々力学 LTspiceのモデリング

Ansys2画像出展:ansys
ロボットアームの解析にansysの有限要素解析法を導入したのが1990年代初めで、当時はパソコンはそこまで高性能でないからhpのワークステーションとソフト合わせて千万単位でお代は掛かった。しかし金型を作らずして強度不足や共振点探査など目を見張るものがあった。それから10年以上が過ぎてモータ先輩の会社、モータの磁場解析に同様に有限要素解析法が導入されて、ブラシレスdcモータの設計も随分楽になった。それから10年以上が経ちLTspiceはタダになって我々の前に姿を現した。

301basexLTspiceのシュミレータで最大の問題点は古典管とトロイダルトランスのspiceモデル製作で、Ayumi's Lab.さんからお借りしても限界がある。そこで指示通りの手法でspiceモデルを作ることにした。spiceモデリングの手順は、先ずカニンガムcx-301a古典管のプレート特性から数値を読み取る。ここが誤差の要因でもあるが、1925年頃の骨董古典管では論は無用。拡大コピーした特性表にマーカーを入れてeg,ep、ipを読み取る。
301csvxこれをエクセルに書き込む。各egに対して5ポイントくらいプロットしていく。
Rxx次もソフトウエアになるが、統計やグラフィクスのためのR言語のダウンロードです。勿論フリーウェア、spiceモデリングはR言語の関数を使っているため、必需品となる。筑波大の日本語的ヴァージョンはアクセス出来ないため、cran.r-projectから英語ヴァージョンをダウンロードした。
Cx301clcxR言語を起動して指示通りの古典管モデル文字列を入力する。最初のおまじない(関数のソースコードでモディファイ可能)「source("Rsample\\pctube.r")」の入力、続いて本文字列「Ip.cal("Rsample\\cx301.csv", "cx301",Cgp=8.1e-12, Cgk=3.1e-12, Cpk=2.2e-12)」を入力する。cx301.csvがエクセルで作った特性表、Cgp、Cgk、 Cpkは入力静電容量で、cx301の特性表から採取する。
301rx何ら苦労無しに特性表がデータベース化されてたまげた。plotが結構外れているので、データの採取から見直してみる。この程度のデータであれば1日に10種も20種も出来るから、必要に迫られたらやれば良い。しかし古典管の3極管の直熱管の限定で、01a、12a、26、71a、45,50、稀に10くらいだから瞬間に終わってしまう。
Modelxx 続いてLTspice古典管モデルデータへのコンバートだが、^を**にするだけで完了する。柿の葉の紅葉のように真っ赤になりながらウンウンして、古典管のLTspiceモデリングは相当気合が入っていたが、マニュアルと首っ引きの1日であっけなく終わってしまい拍子抜けしたが、いやー、良く出来ている。千万単位の有限要素解析類似がタダで素晴らしい!と喜んじゃあいられない。何かを得れば何かを失うが世の習いのエネルギー保存の法則で、心して掛かろう。

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2017年11月15日 (水)

虚々実々力学 LTspiceとトランス結合古典管回路

Kaki0夏中は葉っぱが生い茂りサボテンを日陰にしてしまい忌々しい柿の葉も、この時期見事に紅葉して落葉を始める。落葉は落陽にも通じ、何とも物悲しさを漂わせ人生の終わりを暗示するが、毎年あるから80年生きれば80回の人生の終わりの暗示を受ける。植物学者?であるからしてこの紅葉の正体を分析すると、アントシアニンで根っ子へ戻せなくなり困って赤くなる。バハ・カリフォルニアの刈穂玉の赤刺も似たようなもので、紫外線が強力で日照時間が長ければ、また寒暖の差が激しければ濃赤となる。だからうんと赤くしたければ困らせればよろしい。LTspiceの古典管モデルは案外無くて困り、真っ赤になりながらウンウンしてモデリングをしている。大体がトランス結合古典管回路でjazzオーディオをやる人はたいて高齢者であり、あんぷおやじもその1人になるが、なんだいLTspiceは!となる。

350schx_2そのなんだいLTspiceは!が案外イケてて、回路cadなんか最強かも知れない。ここまで簡単に回路図が描けるならば、ハイテクのエンピツと紙から乗り換えようと宗旨変更なり。再三言うが難点はLTspiceのモデリングで、ここを自由自在に操らないとLTspiceを使いこなしたとは言えない。せっかく無料で頂いたチャンスなので、古典管とトロイダルトランスのモデリングは気合を入れてやるつもり。

301dbx早速カニンガムcx-112aより安い球で大量に在庫しているcx-301aに、トランス結合古典管回路を置き換えてみた。内部抵抗がcx-112aの2倍近くあり、f特低域は90hzくらいとロクハンのスピーカみたいになってしまった。cx-112aの時は40hzで問題ない。

Gainx その詳細をシュミレーションしてみた。正に計算どおりで理屈どおりで、思わず遊んでしまった。段々LTspiceとトランス結合古典管回路に嵌ると、この特性表から音が見え始めて、クワバラ、クワバラ...

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2017年11月13日 (月)

虚々実々力学 トランス結合古典管回路3

Orcadxdos版orcadのトラブルはとんでもない方向へと進み、実に劇的な2~3週間でありました。orcadにも限定版のフリーウエアがあり、先ずは使ってみることにした。早速ダウンロードしたがorcad liteのヴァージョン17.2は64bitでなければ動作できず、xpでは無理と諦めてしまった。

Bschx続いて登場が水魚堂さんの回路cad”BSch3v”で、その強力さに脱帽!windows支配下ではオペレーションが統一されているため、マニュアルを読む必要もなく即cad化できて超便利。ただ余りにも見事過ぎてcad熱は冷めてしまった。

Orcadlite_2長年使い慣れたorcadがどうも気になり調べていくと、orcad lite に16.6とゆう旧ヴァージョンがあり、これはxpで見事に動作し早速作画してみた。使い慣れたorcadはdos時代のオペレーションでも全く問題なく使え、やはりorcadか!と瞬間思った。しかし真空管のライブラリーも見当たらないし、制限付きでは”BSch3v”より不便を感じてしまい、orcadはもう卒業しよう。

Ltxそこで登場がAyumi's Lab.さんの「電脳時代の真空管アンプ設計書」で、spiceを主体に真空管回路をシュミレーションしているので、これは使える!早速フリーウエアのリニア・テクノロジー社LTspiceをダウンロードしてみた。巷では真空管回路の実績も多く制限もなさそうなので、よしこれでいこう。

Trmdl_2LTspiceを動作させるにはいっとう重要なspiceモデルを作らねばならない。これについてもAyumi's Lab.さんの「電脳時代の真空管アンプ設計書」に懇切丁寧に書かれており、早速これを参考に結合トランスのspiceモデルを作った。パラメータは前回製作のトロイダルトランスの実測値と、新たな計算値とテキトー値を織り交ぜた。

Ist14結合トランスのトランジェントシュミレ-ションの画像で特段問題なし。

Acaこっちがac analysisのf特性になりフラットで、10khz程度のトランスではストレーキャップの影響も余り無く問題ない。gainは6dbで設計値通り。これで結合トランスspiceモデルの記述のチェックができ、まあ何とか大丈夫そうで、この先精度を上げていけばよろしい。

450a結合トランスのspiceモデルが出来たことで最初に戻り、デフォレストaudion 450の基本回路のcad化をする。

112schLTspiceはcadとspiceが合体しているから、余り深く考えずに作業を進められる。Ayumi's Lab.さんの古典管12a.incファイルを12a.asyファイルと記述変換して、ux-112aとしてspiceモデルを結合トランスに続いて作る。簡単は全てにメリットがあり、cx-345は既にあるから出力トランスのspiceモデルを作ればお終い。これで1930年のデフォレストの回路が最新cadで蘇った。cadで描いたって簡単なものは簡単で、小学生弟子のt-mon君に勉強してもらうのに丁度良い。

112atr 早速トランジェント特性のシュミレーションをする。ここではとんでもない波形の歪みさえ見当たらなければ合格となる。

Fc続いて肝心要のac analysisはf特性になり、どうせ聴こえないから...先日耳の良いパーカショニストのnakaさんが見えた時、低レベルの10,000hz出したが殆ど聴こえずお互いの耳f特劣化を嘆いた、とゆう訳で10hzから10,000hzまでをシュミレーションしてみた。今まではデータを取ったり計算したり難儀していたが、直感的目視ができるのはspiceシュミレータの最大のメリット。-3dbまでをf特とすれば40hzまでこの結合トランスで出せるから、1次巻き線のインダクタンスは10hでいける。gainは28dbで25倍、1v入力でシュミレーションしたが、低感度2v入力ならばいきなり55db出せるからcx-345では112aの1段ドライブでいける。cx-350で初めて112aの2段になる。この辺は音質には関係ないが、設計値の正確性の確認ができてLTspiceシュミレータの真骨頂!

GainxLTspiceシュミレータで一番の関心事は、トランスのインピーダンスを決める為のインダクタンス=巻き線数で、たんと巻くにはトロイダルコアの直径を大きくしなくてはならず、如何に少ない巻き数でインダクタンスを稼ぐかには磁束密度の高い、お代も高いコアを使わなくてはならない。しかし直流を流すため少々トロいコアの方が磁気飽和しなくてよろしい。そのためのシュミレーションがこれ。22.5db-5.5db=17dbとcx-112a単体のgainが出る。gain計算式はA=-μRp/(rp+Rp)で、これが17dbは7.1倍でμの8.5に対して十分に良い値で、結果トロイダルトランスの1次巻き線は10hでいく。

Dcamp次がトロイダルトランスに流れる直流で、これもクランプメータもどきの電流検出コマンドがあるのであえてcx-112aのカソードに10Ωの抵抗を付け、更に交流バイパスで巨大なコンデンサを付けて検出した。10hzで5maと飽和には程遠い。

Fftana

fftアナライザの機能も備わり、高速フーリエ変換(fast Fourier transform)で周波数分析をしてみる。基本波1khzに対して2次高調波は2khzで如実の表れ、真空管アンプの特徴と言える。まあfftで見れるのは凄いが、音質とは直接的でないから気にしない。

Thdxついでにフーリエ解析コマンドで全高調波歪率(thd)までlogで出てしまうから、これはもう驚き!thdが1.9%と出て大きいと言えば大きいが、これもたいした問題じゃあない。だけどタダでここまでやってしまって、良いのだろうか?...
ここまでが虚々力学。

345anax_2

おまけです。
カニンガムcx-345パワー管をドライブ段に使ったらどうなるだろうか?それがこれでgainは22.5dbに下がり13倍となるが、低域は20hzと延びてラインアンプには案外良いのかも知れない。しかしドライブ段にしてはgainが不足する。

345fftcx-345ドライブ段の高速フーリエ変換(fast Fourier transform)で周波数分析をしてみた。基本波1khzに対して2次高調波2khzは-20db、その他は-40db以下で、まあ良いでしょう。

345thdxcx-345ドライブ段の全高調波歪率(thd)は1.3%と出て、cx-112aドライブ段より良いのだから真空管の内部抵抗の低さは歪み率に現れ、amp工房実験機のラインアンプcx-350がイケてる要因を見た。

Cx112112aは1925年rcaより低周波出力管としてデビューする。同等管のカニンガムcx-112aは特性の優れた球で、トランス結合古典管回路の必需品に思える。当時は出力管で200mwの大出力?でやっとまともに音が出始めた球になり、μは8.5もありしかも重要な内部抵抗が90vで5,600Ωと格別低く、ドライブ段にはもってこい。

Tst重た~い電源トランスをゴロゴロ用意して+b電源や-c電源を作り、cx-112aを動作させて設計値の確認をしようと準備した。これが実々力学となり、虚々実々な現代力学であなたならどっちをとる?あんぷおやじ流儀は両方だが、spiceモデルの精度が上がればもう年で重た~いものは持ちたくないから、シュミレータだけにしたい。

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2017年11月11日 (土)

喧々(けんけん)力学 トランス結合古典管回路2

Doraパーカショニストのnakaさんがあんぷおやじ好物のドラ焼きを持参で、陣中見舞いと近況報告に駆けつけてくれた。amp研究所で研究したことの実践編で、オーディオシステムを作り上げて納品したが、喧々力学の音質以外の外野がうるさいらしく苦労しているようだ。おまけにあんぷおやじ流儀と同じでお代はロクに取らず、完全ボランティアではなお更大変だろう。最近思うが安いとゆうことはチトまずいコトではないだろうか?要するにお代を頂かないのはプロとは言えずアマチアレベルとなり、我らのjazzオーディオは生涯アマチアレベルだが、これも生き方でまあいいか。

Maki資料出展:株ベルニクス
トランス結合で異次元にするにはうるさくないトランスを作らねばならず、トランスの設計に寝食忘れている。ベルニクスさんの「高圧電源のトランスは巻線間結合容量との戦い?」とあり、グルグル巻きトランスは斯様な問題点を潜在させ、トランスの常識的形態上ここから逃れられない。

Toroi2 それを逃げるのがあんぷおやじ流儀の水晶粒防振構造トロイダルトランスで現在2台が稼働しており、音の芯のしっかりさと、音の滲みのなさにシメタと思っている。1台はミルトさんのcd電源トランス、1台はamp工房のラインアンプ電源トランス。今回は段間トランスと出力トランスとなる。画像のΦ450mm出力トランスの持ち運び中に腰に来て、ウッ...小型にしよう。かくして電源トランスで実績のあるΦ300mmで設計している。

Optinp資料出展:Ayumi's Lab.電脳時代の真空管アンプ設計
出力トランスで大いなる参考資料にAyumi's Lab.さんがあり、こうゆう技術系ボランティアがネット時代の最大の収穫で、ネットの陽の部分になる。spiceのシュミレータ付きで、そうかspiceを使い、トランスの設計に役立てよう。さて段間トランスも出力トランスもインダクタンスであるから低域特性が問題になり、どうせ駄耳だから100hz位に限定しよう。これを10hzにすると途端に難しくなる。

Opt2_2設計とはトレードオフの産物なり。段間トランスと出力トランスをΦ300mmにした場合、トロイダルコアの断面は30mmx60mmとしなり、次の計算式になる。240x3.14=754、754/0.4=1885t、70x2+40x2=220mm/1t、220mmx1885t=414m、(414m/1000m)x263=108Ωと出る。

Opt5なんだい、この設計は?
となるのでしょうがあんぷおやじ流儀だから致し方ない。早い話がΦ300mmコアにΦ0.3mmのポリウレタン線は1885ターンしか巻けないから、これで低域インピーダンスが古典管のプレート負荷に耐えられなければコアサイズを上げていくしかない。先ずはΦ300mmでスタートしよう。spiceはお代がタダの、リニアテクノロジー社のLTspiceをダウンロードした。

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2017年11月 9日 (木)

喧々(けんけん)力学 トランス結合古典管回路1

Jirox dcサーボモータpwmアンプ修理の後遺症で完全に夜型になってしまい、出社は夕方になる。出社して間もなくミルトさんが”スピーカの相談があります”とみえた。”ウーファをaltecにしたいが...”と言われたので”ようやく改心しましたか?”と讃える。静岡のレイブラウン本山二郎さんの生ベースを眼前で聴けばaltecになってしまい、重いコーン紙ではもたついて軽やかなベースは表現できない。現代録音の重低音を求めるならば重いコーン紙が正解で、後は何をどう表現したいかで決まる。今一番の関心事は喧々囂々(けんけんごうごう)力学のうるささの除去で、その解決方法がトランス結合古典管回路にあると説明する。その論拠は?水晶粒防振構造の銅線及び純銅線のみを使用して、ニクロム線抵抗からの決別なり。

Itoxxさてトランス結合古典管回路となると、伊藤先生の回路と佐久間さんの回路となる。先ずは伊藤先生1940年製作の50ppパワーアンプの回路図、道楽の末の最後の回路と言われ、utc原型回路のコピーをしたと白状しているから、当時のスタンダードとみた。オリジナルutc、モディファイ伊藤と記載し出展を明らかにされている正統派。50を駆動するには3段増幅器となり、段間トランスは3個必要となる。

Sakumaxx続いて佐久間さんの50プリメインからパワーアンプの部分のみ抜粋した。12aの前にもトランスがあるから段間トランスは3個必要で伊藤先生と同じ。結局は1930年代の回路のコピーで進化、いや退化?させる必要は無いと言える。両方の回路図にある赤丸印の抵抗は、音を悪くするから電源トランスに巻き線を増やして除去する。

450xxでありますからコピーを重んじデフォレストのこの基準回路に回帰しよう。この回路は1段増幅器でこれを必要段数追加すればよい。従ってオリジナルDeforest、モディファイあんぷおやじが今後の回路となる。赤丸印はカップリングトランスの1次側で、ここに直流を流すから磁気飽和させないようにコアボリュームを選択する。黄色丸印は2次側でこっちも可変負バイアスで直流を流すが微々たるモノ、このトランスに印加する負バイアスが電流センサー検出値によってpid制御される。続いてヒラメントになるが450の場合は7.5v1,25a、345の場合は2.5v,1.5aで共にmj15024で直流安定化電源とする。これによりハムバランスは取れるからこの回路上に抵抗は現れない。

T2_2音進化のチャンスは上手くいかなかったり謎めいた時にあり、プレートチョークがそれで、何でファインメットに銅線を巻いて銅マンガニン線抵抗のような音にならないか。銅マンガニン線の音だってたいして良くない。ここから大いに見えるのもがある。トランスの巻き線がポイントで、グルグル巻きのワニスベタベタは振動に対して無防備で音を悪くし、コアの材質は2の次となる。例えば10kのインピーダンス段間トランスを作るならば、線径を決めて巻き数を決めて、結果一重巻きとなるようトロイダルトランスの径を決める。大きくなろうが高額になろうがそんなのたいした問題じゃあない、violaのヴラボー4box(1,500万円)を考えれば断然安い。

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2017年11月 7日 (火)

喧々(けんけん)力学 スタインウェイ(Steinway)D-274

D274xxx侃々諤々じゃあなくて喧々囂々がjazzオーディオの世界で、喧々力学から次のステージが見える。スタインウェイ(Steinway)D-274はたいていのコンサートホールの常設ピアノで、占有率は実に99%にも及ぶ。孫のピアノ発表会で焼津市大井川文化会館ミュージコへ行く。天井が高く音響も優れたコンサートホールで、ホールへ入るなりピアノに釘付けとなる。なんとスタインウェイ(Steinway)D-274が置いてあるではありませんか。前出は著名なコンサートホールの話で、こんな田舎で何と素晴らしいことか!

274ピアノ発表会は幼稚園児から大学生までで、小学1年の部のしんがりに登場した。緊張している親達を横目にスタインウェイD-274をガンガン弾いてたまげた。タンタンタッタッターンと、まだ陰影深くなど表現できず、ギャロットを力一杯弾いてもD-274は良い音を発し、懐の深い名機と感心しきり。台風の時の纐纈雅代さんjazzライブといい、孫のスタインウェイ(Steinway)D-274の演奏といい、喧々囂々が無くこれが生音なのだ。電気仕掛けだから音は喧々囂々とうるさくなると決めていたが、しかし電気仕掛けでもないミルトさんの蓄音機でもうるさかった事実に立ち返ると、喧々囂々は電気仕掛けのせいではない?とゆうコトは電気仕掛けでも喧々囂々解決に、何らかの手法があるのかも知れない。

Schここは思案のしどころで軽率には動けない。カニンガムcx345が開発された1930年頃のプッシュプル回路を見よう。カップリングコンデンサは使われていない。抵抗も最小限の使用、トランス結合で佐久間式になる。とゆうか佐久間さんは古典回路を現代のトランスで作り上げているから、こっちが元祖。

450こっちはデフォレストの3極管450のシングル回路図で、上記345とほぼ同年代。ファインメットのプレートチョークで痛い目に遭ってからチョークはグリッドだけにしていたが、これらの古典回路を眺めているとオーディオ3種の神器に回帰して、電源密結合、銅素材、水晶粒防振構造、が唯一喧々囂々から逃げられる手法と確信をする。

T1見えてきた、見えてきた!
素材は純銅にするとなると抵抗の銅マンガニン線の使用を止めねばならなく、トランス結合になりトロイダルトランスの水晶粒防振構造が真価を発揮する。電源密結合は電源の安定化トランジスタmj15024の主回路の使用を止めて、その代りプレート電流の検出によりグリッドバイアス可変にしてpid制御で、古典管動作の安定度を計る。全てに渡り上画像のデフォレスト450回路が基本となる。遂にマイクロコンピュータの登場となり、トランス結合とマイクロコンピュータ制御で喧々囂々に挑むことになった。

メールをお送りくださいました方へ:操作ミスで消えてしまいました、再送よろしくお願いします。

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2017年11月 5日 (日)

フリーウエア力学 古典管回路cad”BSch3v”了

Ocsch晴天の日は駐車場でサボテンの手入れをするのが日課になっており、色んな通行人さんとお話になる。随分前になるが、宗教関係の紳士の方に声を掛けられて資料を渡された。印刷の資料に混じりワードで書かれた資料があり、それを元に力説するものだから”お話の趣旨は分かります、しかしですねこのワードは良くありません、人間味が無くせっかくの真理も伝わり難いですね!”とお返しした。それから暫くしてその紳士は手書きの同じ資料を持ち、嬉々として訪ねてこられた。現代こそ手書きが重要で、aさんもbさんもワードで書けば個人が消えてしまう。jazzと同じで上手い下手はあんまり関係なく、如何に味を出すかが決め手なり。現代企業ではプレゼンと称して如何に美しく資料を纏めるかも、重要な企業人の資質でもあるのだが。

Bsch0_2 水魚堂さんの回路cad”BSch3v”をダウンロードしてから1週間が過ぎて、windowsの強力な支配下のせいかとんでもないcadであることが分かる。cadが全てと繋がり自由自在で、上記プレゼン用資料作成にはもってこいなのだ。古典管cx345の回路図上に文章も入れば写真も入る。早速電源密結合の重要性の資料を作ってみた。この素晴らしさに感心していると...ん?この資料を何処でプレゼンするのか?誰に見せるのか?自分じゃあないか!役に立つのはmjさんから執筆依頼された時くらいか。かくしてcad熱は急速に冷めるのでありました。

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2017年11月 1日 (水)

フリーウエア力学 古典管回路cad”BSch3v”

Hana伊豆高原の花吹雪は定宿で定期的に訪れている。dcサーボモータpwmアンプの修理がファイナルになったものだから、ご褒美に温泉の神様に会いに出かけた。ラウンジは品があり静かで穏やか、ここでの会席料理が楽しみで...
”うるさい!”と思わず小声が出てしまう、慌てて家人が手で制す。後方の席にテレビで見かけたことのある日本語の上手い外国の教授風?な方がおり、やたらと声がデカイ。常々思っているがアメリカ人がどうのこうのとか、韓国人がどうのこうのとか、十把一絡げにするが全く関係ない。どこの国の人間も大差なく”人”そのものなのだ。興醒めしたが気を取り直して温泉に浸かる。口の上、鼻の下まで温泉に浸かり温泉の神様をス~ッと鼻から吸い込む。完璧なるエネルギーチャージで、しかし清水までの115kmの道中は温泉の神様をすっかり吐き出してしまい、エネルギーは都合プラスマイナスゼロか?

Orcad1 orcad用のpc9821ndのカラー液晶が白内障になってしまい、白んだ画像を見て回路を描くには気持ちが悪く、エライことになった。この古いpcノートを購入するとなると5万円位で、dellのpcが買えてしまい、これはもうorcad卒業や!

Bsch01 使用頻度は低くもう投資もできないので、フリーの回路cadをネットで探すと水魚堂さんのの回路図エディタBSch3v”が出てきた。cadの場合膨大なライブラリーが必要でorcadの時代、客先と共有でライブラリーを作った。”BSch3v”のライブラリーをラジオ・シャック さんが作っており、この両方を恐る々ダウンロードしてみた。

Oc使いやすさは特筆モンでマニュアルなど読まずにスラスラ描けて、これは素晴らしい!不便なdosのorcadを使っていたから、なお更良さが分かる。早速前エントリーのカニンガムcx345用過電流検出機構回路のcad化をしてみた。ライブラリーはベクトルで生成されて描画も美しいし、追加も簡単にできる。回路上で電流センサーとリレーは新たにライブラリーを作ったが、他は前出のラジオ・シャックさんのモノを使わせてもらった。フリーのソフトでこれだけの回路cadがあるなんて、凄い時代になったものだ。そんなの遅れてる~!と言われてしまうが、めまぐるしく変わる現代は遅れているくらいが丁度良い。

Schx会席料理後のティーをしている時もインテリさんの声は相変わらずデカイ、こっちはひたすらカニンガムcx345用過電流検出機構の回路図をお品書きの裏へ描きながら、大事な耳を防御した。cadは創造性とは関係なく、名工シャカン屋さんのコテのようなもので、創造性とコテの両方がなければ傑作は出来ない。しかしハイテクは紙とエンピツに決まっている。電源も必要ないし何処で何時でも思考し描ける。これをハイテクと呼ばずして何と呼ぼうか...

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