2018年5月20日 (日)

振動力学 水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス製作編3

1xxxx最近は食事制限が厳しくなり大いなる楽しみのひとつ、「美味いもの食う!」が失せてしまった。直木賞作家村松友視さん曰く「この期に及んでは何を食うかではなく、誰と食うか」なのだが、食事制限の精進料理みたいでは誰も付き合ってくれない。お味はまあまあで、お代は安く炭火焼さわやかのビックなステーキだが、今では遠い昔の話のようだ。超便利、超合理化の現代に食事だけは超不合理なのは何故だ。高いお代を払って美味い物をたらふく食い、体脂肪を落とすためにサプリにお代を払い、フィットネスクラブで汗を流してお代を払う。これを超不合理と言わずして何と言おうか。同様に水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランスは、重たいデカイの超不合理主義だが、チト重すぎでいささか反省であります。

1210655いよいよ水晶粒防振構造になったトロイダルコアに巻き線を始める。Φ0.3mmポリウレタン線は手巻きで安定して巻ける限界に思う。この線径であれば巻く時に相当テンションを掛けても切れないから、整列巻きがしっかり出来る。

1210900巻き始めて直ぐに気が付きこの方式は良い!色紙は薄くテーピングも薄く、テンションを掛けて巻くと紙とテープに食い込み、水晶粒の接触圧力が大きい。ここの紙をボール紙など使って作業性を重視すると、水晶粒防振効果が薄れる。

1211856問題はテーピングのデコボコと竹の子状紙の継ぎ目で、Φ0.3mmの細い線ではその異型に引っ張られて上手く巻けない。巻く...巻く...ただひたすら巻く、この時ばかりはゲージュツ家を捨てて巻き線職人になる。なんだい、たかが1kgの巻き線ボビンじゃあないか!と粋がって巻いていたが、段々手先の重量にへこたれる。この画像で1/4まで巻けた。この時点で次なる水晶粒防振構造のイメージが涌き、竹の子状紙の継ぎ目の高精度化とその継ぎ目のみマスキング紙テープで固定する。要するに巻き線を容易にし巻き仕上がりを安定化するには、水晶粒防振構造の下ごしらえが最も重要になる。

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2018年5月18日 (金)

振動力学 しょうもない音 了

0半金属のトランジスタ ウエハを99.999%5n純銀棒に銀ハンダ付けし、99.96%ofc純銅棒にはめ込み、これでコレクタは最強の素材となった。更に流行のテフロン棒を加工してトランジスタの取り付けベースにした。大学の研究室でご一緒した企業の開発担当者に、この最強のトランジスタを真空管に入れて酸化防止をして真空管トランジスタとして売り出せば如何?とサンプルを渡したら、嬉々として持ち帰った。銅足のトランジスタだ!銅コレクタのトランジスタだ!モトローラは鉄よりアルミだぜ!と騒ぐものだから最強のトランジスタを作ってみたが、しょうもない音でトランジスタにいっぺんで嫌気がさした。

1スピーカのボイスコイルはリニアアクチェーターで直線駆動するから、磁石にも作用反作用で振動が生ずる。この振動を水晶粒を充填させて除去する。これによりスピーカの雑味感が消えて透明度が上がる。Φ120mmの紙管でその防振筒を作り磁石に取り付ける。パーカショニストのnakaさんのお陰で水晶粒を安価に購入できるから気が大きくなり、水晶粒防振筒のサイズがやたら長い。後で分かるが丸棒に穴を開けてofcスピーカ端子を取り付けておく。

2面倒なのがスピーカの取り付けで、スピーカ裏側のダイキャストフレームに合わせて丸穴に溝を掘り込む。

3背後のフェライトマグネット防振筒へ水晶粒を充填する。この時点でWharfedaleのsuper8/RS/DDは別物スピーカに変身する。スピーカ端子は極めてお粗末で使用せず、可とう電線の錦糸線は切断して撤去しておく。

4続いて密閉箱との振動絶縁に水晶粒防振リングを作る。これでWharfedale super8/RS/DDは空中に浮き、防振筒で振動を除去する。純正箱は背面にバスレフのスリットが切ってあるから塞いで密閉箱とし、グラスウールをギュウギュウ詰めにする。

5ヴォイスコイルのハトメ部へofcの可とう電線(モガミofc線の芯線)をハンダ付けする。ここでとんでもない事態が発生する。ヴォイスコイルリード線がハトメ部で切れてしまい、慌ててヴォイスコイルリード線へ直接ハンダ付けするが付かない?何度やっても付かない、シマッタ、アルミヴォイスコイルか!これではしょうもない音になる。アルミ線は重量が軽いから特別高圧の送電線で開発され、銅の方が軽ければ使われなかったのだが。スピーカのヴォイスコイルでも軽いからの理由で使用されている。Wharfedale super8/RS/DDは何十年も前から知っていたがアルミヴォイスコイルとは、知らんコトが多すぎる。

2こちらが完成画像です。スピーカ端子はofc純銅端子を前に出し、可とう電線(錦糸線)が切れた場合のメンテナンスを容易にしている。しょうもなかった音から透明度の高い音が出て、ようやくしょもなくない音になった。現代スピーカのワイドレンジに比べてせいぜい10khz位のレンジ、これで上手くjazzが鳴るものだから時代の進化とは?1968年無線と実験の別冊に載っていた純英国製ワーフデルスピーカsuper 8/rs/dd¥7,000に長年憧れていたが...その落とし前はつけた。

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2018年5月16日 (水)

振動力学 水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス製作編2

0vinchijazzオーディオの素晴らしい所は芸術と科学の融合によって派生するタイムマシンで、うまくすればコルトレーンに会えるかも知れない。よってjazzオーディオを標榜するアナタは芸術と科学を融合させたダ・ヴィンチを目指し、ミニダ・ヴィンチの称号をもらおう。もしjazzオーディオを科学のみとして捉えるのが正解ならば、データで全てが解決してしまい、音の謎めきは解消される。しかしながら音の良い測定器が無い限りは、芸術と科学の融合が正解なのだ。また芸術も科学も消費側か供給側で天と地ほどの差が出る。供給側はメーカであり所謂プロで、プロの厳しさと技術力に鍛え上げられている。一方で消費側はユーザーでアマチアだから、限りなき自由度の特権はあるが、厳しさが自動的に生じない「ハンディ?」もある。ダ・ヴィンチもミケランジェロもメーカ側だから、不自由度の中で凄い実績が残せたのだ。

1久々の水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス製作編のエントリーです。長らく放置して置いたものだからコア表面にサビが生じ始めた。この巨大で重量なトロイダルコアを水晶粒防振構造にしなくてはならなず、巻き線よりも遥かに難しく本プロジェクトのハイライトになる。トロダルコアを垂直にし、竹の子状の紙を一巻きして水晶粒を8分目くらいまで充填し、次の竹の子状の紙を一巻きして継ぎ目をテーピングする。

2繰り返しになるがその内トロダルコアを垂直が不可能になる。こうなると水晶粒の充填は出来なくなる。

3そこで今度は鉄パイプを張りそこへトロダルコアを吊り下げ式にする。

4この方式であればトロダルコアを常に垂直に出来て水晶粒の充填が上手くいく。一節作っては回転させ繰り返す。

5限界まで水晶粒の充填が完成したらトロダルコアを水晶粒の上に降ろす。スタート時のタオルによるストッパーを外して竹の子の一節を潰し、水晶粒をこぼれないようにして最後まで繰り返す。

6最終段階でトロダルコア上部の水晶粒が降下して空間が出来るため、最上部をカッターナイフで切り取り、最後の水晶粒を充填する。

7あまり美しくないがこれで水晶粒防振構造トロイダルコアが完成した。高々出力100w程度の出力トランスは、トロイダルコア素材重量23kg+水晶粒他重量7kg、都合30kgとなり、重量と大きさだけは世界一になった。音でも世界一と言いたいが前述の通りでそうはいかない。まあ、この奇想天外は音の謎解きが少しでも進化すればそれで良しとしよう。

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2018年5月14日 (月)

コモン力学 Sound Lab electrostatic speaker A1駆動用amcron改造2

0雨の中名工ミルトさんがコーヒーにみえた。ミルトさんのマルチアンプシステムの中にcrownのpl4が使われており、水晶粒防振構造にしても成果があまり出ない?と言われていたので調べてみた。そのまんまの筐体では水晶粒防振構造にし辛いのが主な要因で、更に電源トランスの防振構造化も難しい。次に回路を調べると、何と出力段はce2000txと同じnchだけ(トーテムポールsepp)で構成されている。どうもcrownはこの回路が相当気に入っているようだ。電源部を31df6とリップル電流の大きなニチコン電解コンデンサに替え、金線ヒューズにrcaとスピーカ端子を純銅化、エミッタ抵抗を銅マンガニン線に交換した上で筐体改造し水晶粒防振構造にすれば、そんじょそこらのハイエンドアンプに負けない、と手法を説明した。

01この回路方式に似た金田式でもnchだけを使った完全対称回路があり、完全ではない!とのご意見も多いがたいした問題ではない。真に対称回路にして天地がひっくり返るほど音が変われば重要だが、半金属のシリコンを使っている限りは大差無いし、回路動作の正確性と音質の関連性(歪み率がその一例)は未だ良く分かっていない。そんな事より音を支配しているのは何モノか?を深く追求しよう。

1さてミルトさんアンプと同じ構成のトーテムポールsepp式ce2000txの解体を始めた。両面スルーホール基板の部品抜きは電動のハンダ吸い取り器でもないと難儀するが、これがお見事!穴径と部品の足の径の比率の具合が良く、手動の安物ポンプで簡単に抜けて、流石プロ用アンプと妙な所で感心する。

2底部にはnchトランジスタmj21194が6個と温度検出トランジスタ(ファン制御lm234z、温度補償2n3904)があり、測面にはドライブトランジスタの2sc5242が付いている。常用のmj15024とmj21194の違いはhfeでその他は気持ちの悪いほど似ているから、何かあれば手持ちのmj15024に交換すれば良い。

3アルミ板4mm厚を見事にプレスだけで成型して高効率放熱器を作っている。ofc純銅板をプレスして作れば良いが案外材料費とプレス代(現役ならばタダで...)で高価になり、電流の流れる底部のみofc純銅板にして側板はアルミ板で作ることにした。

5x食わず嫌いや印象操作で惑わされるのが人間の常で、今回も雑アンプ(失敬!)位にしか考えていなかったamcronアンプに、キメは若干粗いがjazzオーディオには打ってつけのsae2600に似た元気さを見た。キメの粗さの改善があんぷおやじ流儀の3種の神器で見事にキメは細かくなる。コルトレーンのクルセママはキメ細かくする必要も無いが、ストラディやベーゼンではキメ細かくしたい。結局の所アンプは何でも良い、の論理に行き着き自作の意欲が損なわれるのでありました。

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2018年5月12日 (土)

コモン力学 Sound Lab electrostatic speaker A1駆動用amcron改造

0大幅にペースダウンして時間が有るものだから勢い仕事?が丁寧になる。Sound Lab electrostatic speaker A1駆動用アンプのamcron ce2000tx(画像上)が故障して、Ramsa ラムサ wp-1100 パワーアンプ(画像下)を使用しているが、ピークに入りながらのA1駆動はフルパワーのようでトランスが相当過熱して気持ちが悪い。しかしどちらのアンプもキメの粗さは殆ど無くpa用のアンプだからキメが粗いは当て嵌まらない。その大きな要因が電源のダイオード31df6とフィリップスの電解コンデンサのお陰で、これはあんぷおやじ流儀jazzオーディオ3種の神器、水晶粒防振構造、電源蜜結合、純銅素材によるものだが、電源が一番効果が上がるのはコモン部だからで、全ての音経路に対して支配しておりよってコモン力学となる。早い話rcaケーブルを交換しても信号系の一部の改良に過ぎないから、電源ケーブルほど音質改善にならない。電源は全てのシステム系に影響を及ぼすから効果が大きいのだ。

1とりあえず代打のRamsaでA1を鳴らしておいてamcron ce2000txの修理を兼ねて解析を進めてみた。ハイエンドオーディオでこうゆう解析をしたのがcelloのパフォーマンスを筆頭に、クレルの50と100にジェフの5にsae2600などで、ほとんど解体状態にまでして解析しているからこれらの見聞が結構役に立つ。ハイエンドと称しているパワーアンプ群はコンストラクションが極めて複雑で、それを簡単化したのがamcron ce2000txになり、基本構成は全く同じになのだ。
5000vzamcronで人気のアンプがCrown Macro-Tech MA-5000VZで、お代も7万円位で購入できるから案外ねらい目かも知れない。このコンストラクションはハイエンドアンプそのもので複雑極まりなくてしかも重量は30kg以上もあり、重量でもハイエンドに負けてはいない。なぜ5000vzまで出したかとゆうと、開発年代の違いもあるのでしょうがアンプの回路が根本的に違いce2000txが特異な存在であることが分かる。
Sepp出力段にそれがあり5000vzは高効率の複雑動作にはなっているもののコンプリメンタリでpchとnchのトランジスタで構成されており極普通の方式。
3他のamcronを調べる程のファンでもないし本末転倒になるからここで止めて、ce200txの出力段に移る。アッパー駆動もロア駆動もnchトランジスタだけで構成しており、ここなのだ。画像には4個の放熱器がありトランジスタ6個が直に取り付けられて、コモン力学がここにもある。ハイエンドアンプでも平気でアルミのバスバーを使ったりしていて、何を考えているのだ!と悪態をついたりしていたが、ce2000txならばpa用だからとしてまあ許す。nchだけのトランジスタならば駆動の対称性が良いから...これは音の良さとは余り関係ない。むしろ重要はコレクタがコモン放熱器で配線される、にある。でありますからofc純銅板の4mm厚をプレスベンダでコに字に曲げて放熱器を作れば、アルミから純銅の変化が音の大いなる改善につながる。
2基板はチップ部品のマウンティングで何とかルーペでもないと基板の作業は出来ない。評価できるのがfr4などの安物基板ではなしにガラエポ基盤が素晴らしい。グリーンレジストに白のシルクは多くのロボット基板の開発と同じもので安心感がある。黄色丸印がエミッタのコモンラインでもう既に銅のパターンになっているから、ここをofc線に張り替えても激変はしない。激変はしないがエミッタ抵抗の0.2Ωは迷わず銅マンガニン線で抵抗を作り交換する。金属プレート抵抗ではどうしようもない。amcronのありがたいのは5000vzでもce20000txでも回路図を含めたドキュメントが完備されていることで、これは大きい。ce2000txの電源電圧は±100vであることが分かった。これで8Ω時のパワーを計算するとp=(100/√2)^2/8=625wとロスの無い計算値となり、400wx2chは妥当な線か。

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2018年5月10日 (木)

音色力学 Sound Lab electrostatic speaker A1真空管アンプ駆動の可能性再び

Basiraris最近は天候もデジタルになってしまい冬からいきなり夏だ!とボヤいていたら、どうやら我が頭の方がデジタルになってしまったようで、これを脳デジタル軟化症と言う。直ぐに先読みして考え過ぎるものだから、あっと言う間に時間が過ぎてまるで坂を転がり落ちるようだ。「今」を楽しんでいれば時間は十分にあり焦ることは無いし、自然の変化にもより気付き夏の間に春がしっかりあることに安堵する。それが証拠に今年もOpuntia basilaris 「バシラリス」がピンクの大輪を開花させ、しっかりと春を見せてくれた。

A1imp2落ち着いてSound Lab electrostatic speaker A1を調べていると、とんでもない資料が出てきた。とんでもない所か衝撃的なデータなのだ!22年前、コンデンサスピーカはインピーダンスが2Ω以下になったりするからcelloのパフォーマンスのような低インピーダンス駆動の出来るアンプが必須とまことしやかに伝わってきて、今の今までそれを信じ切ってやってきた。左のA1のインピーダンス特性は10hzで何と60Ω以上もあり50hzでは40Ω位、10khzで3.8Ω、20khzでは用も無いが1.5Ωとなっている。f特は上限8khz程度と決めているから最低インピーダンスは約5Ωとなる。それにしてもSound Lab 社は A1のノーマルインピーダンスをなぜ?8Ωとしたのだろうか。10hzは用が無いにしても20hzでは58Ωで、これをRamsa ラムサ wp-1100 パワーアンプで駆動すれば、電源電圧が30数vなので、p=e^2/58Ωで出力は20w台に落ち込みどうしようもない。まあ、この特性表も鵜呑みには出来ないので、今回入手したRamsa ラムサ wp-1100 パワーアンプはインダクタンス測定用で購入したのだから、oscを繋いでA1のインピーダンスを測定してみよう。

6082俄然A1駆動真空管otlアンプの妄想は復活し、6082x8otlパワーアンプを6082x10otlパワーアンプに計画変更して構想に入る。6082を10本使い、電源電圧は±180v位にすれば60Ωのインピーダンスも問題ないし出力は100wを超える。電源電圧を上げればドライブ電圧は100vを超えドライブし辛いが、これは古典出力管のシングルパワーアンプで水晶粒防振トロイダル出力トランスを駆動し、アッパー駆動とロア駆動で2巻き線用意すれば良い。Sound Lab electrostatic speaker A1駆動はotlアンプだ!と騒いでいた理由がやっと分かった。そしてSound Lab electrostatic speaker A1は高インピーダンススピーカだったのだ。それにしてもA1は分からんコトだらけのスピーカで、まだまだ誤解中なのかも知れない。

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2018年5月 8日 (火)

音色力学 Sound Lab electrostatic speaker A1真空管アンプ駆動の可能性 了

03Sound Lab electrostatic speaker A1駆動のためにテンポラリーでRamsa ラムサ wp-1100 パワーアンプを使用したことは、大いに意義があった。プリアンプを使用する前提の+4db(通常は0dbの1v)の入力レベルではゲインが低いと思っていたが、そんなことはない。画像のようにアッテネータは0db表示(+4db)にして最大入力感度、これにcdの出力(+6db)をダイレクトに接続すると、peakの赤ランプがパカパカ点灯し時々A1を遮断してしまい、ブチッとノイズが出るありさま。80w8ΩではA1を駆動できないとゆう現実が姿を現した。

01ところでアメリカではA1駆動に真空管アンプの著名なAtma-Sphere MA-2 mkIII.1 Monoblock Music Amplifiers(4万ドル、6as7gx20)otlアンプが使用されている。このアンプの出力は8Ωで220wもある。更に上位にはma3mk3.3の6as7gx42、500w、2~16Ωで15万ドルとゆうモンスターまであり、もうお手上げ状態であります。ここで重要な現実は、A1真空管otlアンプ駆動に「200wクラスのアンプが必須であること!」

02以前検討した6082wb真空管8本のotlモノアンプは8Ω80wで、これではダメ!となってしまった。それじゃあAtma-Sphere MA-2みたいに6082wb20本で如何となるが、これは費用が掛かりすぎて自作する意味が無くなる。かくして原資乏しき我らにはA1駆動真空管otlアンプの妄想は霧散した。

04時は変わり黙々と壊れた?アムクロンのパワーアンプの調査をしていると、パッと閃いた!出力段だけトランジスタにしてあとは古典管にすれば、最大譲歩のハイブリッドアンプが出来る。アムクロンCE2000TX パワーアンプのmj21194は6個パラで8Ω400wを叩き出している。アッパーアームもロアアームも同じnpnを使っている所が良い。カニンガムのcx345のシングルパワーアンプを作り、出力トランスはアッパー駆動とロア駆動で2巻き線用意すれば良い。これならば手持ちの部品で全部出来てしまい、在庫一掃セールになる。電源電圧も±90v程度で400wは、まあ計算値にほぼ同じ。構成は古典管cx345パワーアンプとmj15024、6個x2の2ch24個使用したバッファアンプとなる。それにしてもcpu搭載の大掛かりな6082wbx8otlモノアンプを作らなくて良かった。Ramsa ラムサ wp-1100 パワーアンプを使用して分かったのだから、無駄な投資ではなかった。

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2018年5月 7日 (月)

素材力学 Ramsa ラムサ wp-1100 パワーアンプ 了

1行動のきっかけはSound Lab electrostatic speaker A1用のアムクロンパワーアンプがトラブルで音が出なくなり、友人の所に貸し出しているアムクロンを回収するための代替機になるとして購入した。内部構成はバランスからアンバラのopamo、プリドライブのopamo、トランジスタドライブ段に出力はサンケンの大型バイポーラトランジスタ、これにやや貧弱な電源部や保護回路で実にシンプルで、この程度であれば回路図が無くとも何とかなる。

2早速改造に入るが、画像の8項目のみで中度の改造にとどめた。5番と6番は最近入手した純銅の部品で、スピーカ端子は5nとあり純度ではカルダスのスピーカ端子を上回る。黄色の汚らしい目張りは水晶粒充填用の処置。トランスはニスのガチガチでいただけず、無理してニスや絶縁紙フィルムを剥ぎ取り音を開放する。7番のacインレットは重要で、純銅品をspcc1.2tの鉄板に角穴を開けて取り付けるが、これが一番大変だった。
3ランチ代アンプにしては音はまあまあ、久しぶりにSound Lab electrostatic speaker A1が鳴り仕上げの工事をしていると、ドヤドヤと来客があり慌てて工具類をしまう。横浜へjazzを聴きにご一緒した音楽仲間が、オーディオ趣味の皆さんを連れてのご来店だった。暫くオーディオ談義してRamsa ラムサ wp-1100 パワーアンプのエージングも終わり、皆さんの前で水晶粒を充填した。特にマーティンローガンを鳴らしている音楽仲間が、激変振りにたまげていた。
4ランチ代アンプが純銅部品の投入でル.セールのステーキディナー代アンプになったが、お代からすればとんでもないアンプになる。がしかし、どうも国産アンプはお茶漬けサラサラの感じが漂い、アムクロンのギラギラしたような表現はとても出来ず、やはりテンポラリーアンプでしかない。また評価不十分もあり、熱特性の安全性を考えて水晶粒は抜いて音出ししている。インダクタンス測定用のパワーアンプと友人への貸し出しと予備機で、Ramsa ラムサ wp-1100 パワーアンプ騒動記は了とします。

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2018年5月 5日 (土)

素材力学 Ramsa ラムサ wp-1100 パワーアンプ1

0celloのmono150(画像の一番上)はがっかりする音で後悔した...mono150ファンの方ゴメンナサイ。mono150は東芝製のモールドトランジスタが使われており、てっきりモールドトランジスタが原因でキャンタイプのパフォーマンスより音が悪いと勝手に決めていた。ところがcelloがviolaになり、ブラボーは現存する最高のパワーアンプなのだが、こっちはmono150と同様にモールドトランジスタを使っている。キャンでもモールドでも関係ないとなってしまい、キャンタイプの迷信は崩れた。ただしバイポーラであってmosfetやsicではないが、所詮半金属のシリコンでは何でも良いのかも知れない。ブラボーは緻密繊細驚異的駆動力だが古典管の血沸き肉踊る音は、まず出せない。

1無尽蔵には時間が無い中今更トランジスタアンプ等は作っていられない。Sound Lab electrostatic speaker A1用のアムクロンパワーアンプがトラブルで音が出なくなり、慌ててオークションでアムクロンを1台購入した。その時目に飛び込んだのがRamsa ラムサ wp-1100 パワーアンプ(8Ω80wx2)で、お代に目が眩み横道に逸れてしまった。btl接続8Ωでは何と220wのモノアンプになる。

2なんだいpa用のアンプか!と言われるでしょうが、ハイエンドアンプと同じ構成で表皮が主に違うだけだから、これで十分と思う。但しあんぷおやじ流儀jazzオーディオ3種の神器、水晶粒防振構造、電源蜜結合、純銅素材をやらない限りamp工房の使用には耐えない。何よりも驚きは1台が家人と出向くランチ代で買えて、且つ送られてきたものがラックにマウントされていたからキズは少なく美品で大いにたまげた。cafeパドバの店主から3台も購入して...と呆れられたが、いや予備機は1台で後はインダクタンス測定用のパワーアンプになると怪しい言い訳をする。

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2018年5月 3日 (木)

振動力学 水晶粒防振トロイダルトランスを作る 1

Macrorr画像はウチワサボテン属 Opuntia macrocentra var. minor ”ヒメマクロケントラ”の新芽が真っ赤になる希少種で、サボテン工房が作出したもの。この燃えるような赤は画家のなりそこないのあんぷおやじが最も得意とする色で、してやったり。姿カタチは不動明王背後の炎、迦楼羅焔(かえるらん)そのもののように見える。太陽光線を浴びて内部から発する赤は、光を操る印象派の巨匠達も遥かに及ばない強いエネルギーがある。印象派の色からは濁りも感ずるが、この不動明王の迦楼羅焔からは一切濁りは無く透明度のみが見えて、自然の力は凄い。だから常々自然には適いっこないと言ってるでしょ。そこで登場のjazzオーディオだが、電気と機械を通すと濁りが混じり透明度が失せる。如何にして透明度を引き出すかが、音の煩さを消し去りエネルギーに変換するjazzオーディオの真髄となる。

0エネルギー変換jazzオーディオ3種の神器は、
1 水晶粒防振構造
2 電源蜜結合
3 純銅素材
となり、今般は水晶粒防振構造と電源蜜結合の観点から水晶粒防振トロイダルトランスを本格的に作り、所謂量産試作とゆう段階に入る。前回のΦ450mmトロイダルコアは製作途中だが、持てないほどの重量でいささか参り今回はΦ300mmで統一した。

1水晶粒防振トロイダルトランスを作るの巻きは実に簡単なのだ。Φ0.5mmのポリウレタン線2種の仕上がり外径は0.542mm、トロイダルコアの内径は240mmの円周754mmだから754/0.542=1390ターンしか巻けない。内径側を重ねてしまえば(主義に反する)外周で942/0.542=1740ターンとなる。またΦ0.4mmのポリウレタン線2種の仕上がり外径は0.439mmだから754/0.439=1720ターン巻ける。仮にΦ0.4mmのポリウレタン線を使った場合、カニンガムcx345のヒラメント電流は1.5aだから問題ない。とゆう訳でofc純銅ポリウレタン線の製作はΦ0.5mmかΦ0.4mmのどちらかで統一される。この最大巻き数までグルグル巻いて、電源トランス、出力トランス、mc昇圧トランスの巻き数比でカットすれば出来上がり。ここには国宝級のトランス巻き職人も必要なく、ズブの素人でも十分に巻ける。

2今回のトロイダルコアの材質は赤丸印のjfe方向性ケイ素鋼板30JGH100, 30ZH100相当以上になる。磁束密度は1.88t以上と大きく優れたコア材と言える。

4コア材に関してはjis規格のc2553で厳しく規定されており、日本のコア材が安心して使用できる所以である。赤丸印の30p100で0.3mm板厚材、磁束密度は1.88tとなる。

3出展:wikipedia
またコア材の基本的な特性になるが、我らが作る水晶粒防振トロイダルトランスは強力な磁石(青丸印)を作る訳ではないので赤丸印のように磁束密度は大きく、保持力は小さい軟磁性材料となる。とにかくトランスの巻き線は難しいと言われ続け、そりゃあそうでしょうよ、30mm位のコア材にミクロンオーダーのポリウレタン線を1000ターンも巻くのでは名人が必要。更にアモルファスだのファインメットだの高性能なコア材が良いと使い、しかしコア材が音を出すのだろうか?我らの浅学では理解できないのがトランスの世界だから、いっそ素人細工にしてしまおう。

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