2018年11月15日 (木)

振動力学 水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス製作編1

02017年6月13日のエントリーの振動力学水晶粒防振電源トランスを作る妄想編より「未だ時期尚早と思って黙っていたアイディア、いや妄想をつい喋ってしまった。それは純銅電解コンデンサの開発の時に気が付いた...全面に水晶粒を接触させると初めて水晶粒の防振効果を発揮した。でありますから電源トランスも出力トランスもチョークコイルも斯様な構造にすれば良い。」1年ちょっとが過ぎていよいよ水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランスの製作に入る。
1さまざまな劇的変化を体験してきて電源やセンサー部はハデに分かり易く、出力トランスは地味に分かり易いと思う。Φ350mmのトロイダルコアで段間トランスの実験は数をこなし、既に完成しているので、これを巻き解いて出力トランスに巻き直す。水晶粒防振もフィボクリスタルと進化したが、この水晶粒防振は従来型になる。
2solenのネットワークコイル15mhをオーダしようとしたら、在庫切れ。名工ミルトさんが買い占めたらしい。そこで1組借用してきた。ミルトさんが巻いたΦ1.0mmで巻き数が800ターンあったので、solenも同等に巻く。
公式の飽和磁束密度=18500の40%で7000は余裕の見すぎが分かり、60%の11000で試算する。
断面積30mmx30mm 占積率=94.5%
a=3x3x0.945=8.505cm^2
1次巻き線算出公式
n1=e1x10の8乗/{(2π/√2)xax b0xf}
n1=151x100000000/{(2π/√2)x 8.505x11000x50}=720ターン
n2=720/14.8=48ターン
1次2次合計巻き線数768ターン
これがおおよその目安となる。
3早速巻き始め何も考えずにひらすら巻く。理想的には内径側を完全密に巻き外径側を一定の間隔で巻く、現実には人間巻きでそんなに綺麗には巻けない。Φ350mmトロイダルコアにΦ1.0mmofc線を3時間ほどで巻けるようになり、1人合理化が進んだ。

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2018年11月13日 (火)

デジタルの怪

Slight_light_kissデジタルの怪は音楽プロデューサーの松任谷正隆さんを襲い、ユーミンのマスターテープをcd化したら何かが消えうせた!と大いに焦ったらしい。この事は松任谷さんの感性が正確でもある証で、当時は問題点が未だ見えていなかった。有名人が問題視するものだから44.1khz16bitでは情報不足で、cdはダメと烙印されていく。そして何時の間にか44.1khz16bitのフォーマットが戦犯にされてしまった。大体が20khz以上の周波数を聴けるなど、ドラゴンボールのピッコロくらいしか居ない。それならば192khz24bitのハイレゾでそれは解消したのだろうか?

1レコードに比べて振動とノイズに極端に弱いのがデジタルで、高速化と分解能向上により益々弱くなっていく。先ずはノイズの考察、daコンバータに使用されているcpuやメモリーdspにfpgaの昔の電源は最低5vでそれ以上も多かった。仮に5vの電源に1vのノイズが入ったとしよう。ノイズレベルは-14dbとなる。最新でもないがペンティアム3では電源が1.75vになり、同様に1vのノイズが入ると-5dbと大幅にアップする。性能向上の為の低電圧化は、耐ノイズにおいてよろしくない。この事はロボット屋時代に大変苦労した。この先問題になるのがオーディオではなく自動車で、ノイズ怪現象にやられなければ良いが。オーディオはノイズにやられても生命には係わらない。

7次が分解能の考察、24bitは符号付で実質23bit、32,767x256=8,388,352の分解能で、仮に1v出力とすれば1/8,388,352=0.00000012v/bitとなる。これはどうゆうことかと言うと、0.1μvの電位を基板上で保証しなくてはならず、長年ロボット用多層盤(4層~8層)を作り続けたあんぷおやじでも無理、ましてや32bitになると更に難しい。アマチアが作る両面基板でも音は出るが、分解能はどうなっているか分からない。

6次が振動の考察、導体に電気が流れればそれ自身が振動を起こす。画像は当時インテルの好意で960cpuのマスク写真を貸してくれた。この程度でも微細化は大して進んでいない。cpuが高性能化すればクロックは上がり、ミクロンルールの配線が通る数は増えて益々微細化して振動に弱くなる。よってハイレゾの回路構成は耐イズレベル、耐振動レベルにおいて極めて厳しい環境にあると言える。

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画像出展:wikipedia
ハイレゾで録音しても音は良くないとか、pcオーディオはまるで音が良くないとか聴くが、これじゃあ技術革にはならない。理屈上ハイレゾが良いに決まっている。192khz24bitならばそのまんま音を出しても良いくらいに思う。音が思ったほど向上しないのはアルゴリズムの問題ではなく、pcオーディオのパソコンと周辺の問題と捉えるべし。

Newノイズと振動について考察したが、電源にスイッチングレギュレータを使うなど無神経だし、dramもフラッシュも止めてsramにすべきだし、要はpcオーディオ開発部隊をパソコン屋が担当しており、オーディオ屋が担当していないのが問題と思う。よもやオーディオ屋ならスイッチングレギュレータやpwmは使わないはず。しかし提唱しているリニア電源にsramではコストが天文学的になり、ビジネスになり難い。まあ、1,000万円ものcdを作るdcs辺りが挑戦したら良いと思いますがね。再三言うがハイレゾは音が良いに決まっている。

0先日のamp教室は丸一日かかり、メンバー3人amp工房でビクター盤「ビル・エヴァンス コンプリート・リバーサイド・レコーディング」から「danny boy 」をかけて、疲れを癒していた。常連さんが見えたので「どうだい、レコードのオリジナル盤より音が良いでしょ!」自慢げに言うと「cdね~音が抜けて聴こえるのね~」...ドラゴンボールのピッコロみたいな御仁の出現に、デジタルとはまたしても怪なり。

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2018年11月11日 (日)

Santana Abraxas 天の守護神 48年目の落とし前

0_3美術部の同級生はシャンソン化粧品へ入社し、sbsのtvに出るほどの大活躍をしていた。そのご褒美で1970年にハワイへ休暇旅行をもらった。その時のハワイ土産がこのSantana - Abraxas 天の守護神で、サンタナのラテンロックに打ちのめされた。もっと打ちのめされたのがレコードのジャケットで、まあイラストと言えばイラストだが(ジャケットに描かれた絵は、マティ・クラーワイン「Mati Klarwein」が1961年に描いた受胎告知「Annunciation」を使用)こんなの描けない!と思った。マティ・クラーワインはマイルスのビッチェズ・ブリューも描いている。その後レコードのジャケットに多く登場するが、この受胎告知は超えられない。

2xxSantana - Abraxasのブルースペックcdの宣伝の片棒を担いだが、ブルースペックcdがいやらしくてシマッタ!と長年思っていた。ある時レコーディングエンジニアのanaiさんに相談すると「あんぷおやじさ~ん、一般のオーディオ機器ではこの程度に音作りしていないとうまく聞こえないのね~」これには大いに納得した。

3_2Santana - Abraxas のレコードは米盤オリジナル(kc30130、マト2g/2d)も45rpm盤も音が悪い(ソニー盤など最悪)。増してやブルースペックcdはいやらしいし、天の守護神が全然守護神ではない。デジタルの最大のウイークポイントの振動とノイズに切り込んで、48年目の落とし前で「音楽にデジタルもアナログもない!」としたら、ようやくいやらしいブルースペックcdのSantana - Abraxas が聴けた。聴けたがまだ少しうるさくいやらしく、振動とノイズ対策にはまだ目残しがあるようだ。それにジャケットのマティ・クラーワインの絵画に近いものは描けるようになり、これも48年経って落とし前をつけた。

1こちらがブルースペックcd宣伝の巻頭で、菅野先生がペンを取られています。何年か前のオーディオフェアで柳沢先生にお会いして、菅野先生の状況をお聞きしました。1日も早いご回復を...

11月12日追記:
mjのk川さんから菅野先生の訃報がもたらされました。巨星落つ!ご冥福をお祈りします。
ステレオサウンド社からの訃報
「菅野 沖彦 先生におかれましては、かねてより病気療養中のところ、平成30年10月13日 享年八十六歳にて永眠されました。」

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2018年11月10日 (土)

音色力学 cdp-337esd カートリッジを作る 番外編

0_2 ここに1枚のレコードがある。
トーレンスからレドンドビーチへ向かう道すがら小さな中古レコード屋さんがあり、たまに寄ってはimpulse盤を物色する。「A-9146 Gabor Szabo - The Sorcerer 1967」があり、残念ながらもうオレンジレーベルは無く赤黒レーベルを買った。
A-9146   Gabor Szabo - The Sorcerer   1967
Jimmy Stewart, Gabor Szabo, guitar; Louis Kabok, bass; Marty Morrell, drums; Hal Gordon, percussion.
"The Jazz Workshop", Boston, MA, April 14 & 15, 1967
The Beat Goes On
Little Boat (O Barquinho)
Lou-ise
What Is This Thing Called Love
Space
Stronger Than Us
Mizrab
Comin' Back
後にオレンジレーベルのオリジナル盤は買い直した。このspaceが上手く再生できれば本望で、オーディオ店主にお願いした。「ようがす!」とハイエンドで挑んだが再生できずハイエンドから足を洗った。オーディオ人生の分かれ目は音楽をとるか音をとるかになり、どっちが良いかではなくオーディオへのアプローチの仕方が変わる。幸いお足のかからない音楽(jazz)ありきで今日に至っている。

1kuraiman社長氏のcdp-337esd カートリッジを作るの巻き番外編で、フィボクリスタルの防振カバーを作ることにした。そのために壊れたディスプレイボードは水晶粒へ埋没させ、リモコン受信部を露出させた。

2音のためにはアクセサリーなど必要ない、と潔いkuraiman社長氏は結果的に良い音を手に入れる。

3円筒型cdpの背後は、rca端子とacインレットとシンプル。

4防振カバーは現在考え得る最強のフルバージョンとした。


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不細工な黒い塊の防振カバーも赤フェルトを張ると、結構見栄えは良い。あんまり重いもんだからエンチョーで取っ手を入手して付けた。


6フィボクリスタル防振カバーの効果は絶大で、ソニーのcdp-337esdはここに極まれリ。元々89,800円のcdpはハイエンドから見れば、なんだいと言ったようなシロモノだがハイエンドにも出せない音が出る。しかしハイエンドの凄いのは分解能力と音駆動能力で、ここは337esdがいくらがんばっても到達できない。オーディオが音楽ありきの方なら、十分過ぎるcdp-337esdのフルチューニングヴァージョンとなった。

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2018年11月 9日 (金)

振動力学 デジタルが消える日 了

00この説明図を見て欲しい。cdのdaコンバータ出力信号とは階段状のガタガタでアナログの出力に混じり「これがデジタルや!」とすり込まれ、いつなん時このガタガタが出力に現れやせんかと心配になり、大枚投じて聴いている。一方レコードは「アナログの連続信号でこのガタガタは無いからcdより音が良い!」と、これまたすり込まれていた。一体誰が何のためにオーディオの常識として、これをすり込んだのか?これらはオーディオ科学技術の成果とビジネスの為となるのでしょうが、オーディオは芸術の芸を問う世界だから問題はかなりややっこしい。

Bud00xあんぷおやじ流儀の最新はデジタルもアナログも全く同じ音楽で区別はつけられず「音楽にデジタルもアナログもない!」となる。しからばなぜそうなったのか?レコードオリジナル盤入手過程での出来事だが、ペラペラのレコード盤など良く作られたcdより音は悪いし、レキシントン盤などcdがどう逆立ちしても勝てないし、結局はどう作られたかのプロセスと歴史で音=音楽は決まってしまう。cdからデジタルを消しさるには、あんぷおやじ流儀の4種の神器となる。最近3種だったものが4種に増えた。
オーディオ4種の神器は、
1 フィボナッチ数列水晶粒防振
2 電源蜜結合
3 純銅素材
4 球体

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1番目は電源蜜結合と純銅素材とフィボナッチ数列水晶粒防振を使った、ofc純銅電解コンデンサとなる。

22番目は電源蜜結合と純銅素材とフィボナッチ数列水晶粒防振を使った、ofc純銅巻き線トロイダルトランスで巻き線構造は一重巻きとする。


33番目はフィボナッチ数列水晶粒防振で、フィボクリスタルによるcdピックアップとcdメカ全体の防振構造化となる。

4_24番目がニューカマーでフィボナッチ数列水晶粒防振を使った、オーディオコンストラクション究極の球体となる。これらオーディオ4種の神器を限りない深度で実効すれば、レコードの音もcdの音も同じになり音楽に差別区別は無くなる。現在はcdの方が音は良いが、ここで得られたノウハウをレコードに投入すればレコードの方が音が良くなり、これの繰り返しとなる。もうレコードもcdも身分は同じ老兵で去るのみの時代となり、せめてこれらの終焉には互いに協力関係を結び時代の証として「レコードもcdも凄かった!」としよう。

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2018年11月 8日 (木)

振動力学 フィボクリスタル半球体ダイレクトcdを作る

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ビル・エヴァンス Everybody Digs のピース・ピース「Peace Piece」は円筒型水晶粒ダイレクト防振していたが、今般「オーディオの究極は球体になる」と「フィボナッチ数列水晶粒防振構造」の新テクノロジーを投入することにした。先ずはいっとう重要な球体だが射出成型品のΦ150mm(厚さ2.5mm)を素材として入手した。Φ120mmならばそのまま使えるが見当たらず次回とした。

2xトースカン様な自作の工具でΦ120mm+αの位置にケガキ線を入れてノコで切るが、とんでもない難工事となった。半日がかりでようやく切断して、重量的重心を出しそこへ水晶粒充填用の穴を開ける。フィボクリスタルの最大径10mmが入るだけの穴とする。

3続いてフィボナッチ数列水晶粒を選別混合する。頂上に開けた穴からそのフィボクリスタルの充填を開始する。

4 穴径が小さいにも係わらず充填は楽に出来る。些細なことだが円筒に比べて勝手にフィボクリスタルが半球体に染み渡るようだ。Φ150mmをΦ120mmの位置で切断したから半球体も薄べったくて、カタチが...重量を測定するとこんなに薄べったいにも係わらず620gもあった。これは期待できる。

6音質の変化は歴然で、何とも粘り気のあるピース・ピースとなり、高音部はより金属的な音になった。しかしこれは半球体によるものか?以前の10mm円筒時の重量が240gでこれが620gと重くなったことによるものか?簡単な作業でも同時に2箇所変えてしまったから、どちらが支配的か分からない。

7ただこの半球体で620gと重くすれば音は激変すると分かり、今後の方針は決まった。それにしてもフィボクリスタル半球体cd用スタビライザに比べて、フィボクリスタル半球体ダイレクトcdの音は強烈なり。更に特筆すべきことがある。円筒型の上部蓋はcdr盤を接着しており変芯によるブレが出て回転安定度に影響を与えていたが、半球体は蓋がないから底面の平行度だけ意識すれば回転安定度は向上する。製法上からも半球体にすべきとなり、現在の円筒型を全て半球体にすると積み重ね出来ないから置き場所が...

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2018年11月 7日 (水)

振動力学 フィボクリスタル半球体cd用スタビライザを作る

Mic0画像出展:wikipedia
ウフィツイ美術館は撮影禁止で、残念ながらミケランジェロの真ん丸「聖家族」の写真は撮れなかった。撮れない場合の対抗処置は目が痛くなるほど見つめて、脳へ描き込んでおく。だが脳はrom(読み出し専用メモリー)ではなくてram(読み書き可能メモリー)なため、時間と共にデータが段々変質してしまう。仕方がないのでフィレンツェへ再び観に行くことにしている。耳も同じで、耳の良い人はこの脳への焼きつき方がrom的で消えない。だから音に対して即座に判断できる。だが最近の研究では耳の悪い方がオーディオ進化に大いに役立つことも分かってきて、耳の良し悪しは大した問題ではない。むしろ大事は駄耳でも同じcdを何度も々繰り返し聴いて、脳に焼き付けておくことです。

1ポリカーボネイトの半球体を2個購入した。余りの薄さに30数年前、タミヤサーキットで小学生に混じり電動ラジコンカーを走らしていた頃を思い出した。パワーウエイトレシオからラジコンカーのカバーは薄い方が良い。この手の扱いには慣れているので、さっさとフランジ部を切り取る。余談だが、コーナーで小学生に負けてもチューニング技術は直線でごぼう抜きする。そしてまたコーナーで負ける。

2スタビライザは円筒型を解体して使うから直ぐに接着作業となる。これが滅法難しく手は接着剤だらけでベタベタと汚らしい接着となった。ポリカの半球体に対して底面が平行にしたいがこれが難しい。ここの平行度が出ないと回転ダイナミックバランスが取れない。ベコベコで荷重は掛けられないのでガムテープを2巻重しで置いた。ここまでやって帰宅する。

3早朝出社するが、この時間帯に動いている人間は怪しい。まあ、出会う相手もそう思っているに違いない。ポリカ専用の接着剤は1晩硬化の時間を必要とする。早速はみ出したポリカを切断しヤスリで仕上げて、フィボクリスタルを充填する。先ずは前哨戦でパンパンには充填しない。

4こちらがフィボクリスタル半球体cd用スタビライザの完成図。画像では綺麗に見えるが接着剤でベタベタの体で自慢はできない。


5トップにあるように長年聴きなれたcdを掛ける。円筒のスタビライザに比べて駄耳でも分かる変化で、音楽の芯がさらにしっかりして球体の防振効果の証明が出来た。回転させていると充填密度は上がり、上部に空間が出来てダイナミックバランスが崩れ音飛びする。ここで再度フィボクリスタルを充填して完了となる。念のため重量を測定すると765gあった。

6いやはや、凄いものを作ってしまった。cdのスタビライザはフィボクリスタルの半球体のベコベコ軟体動物が究極となる。ただ出来映えは悪く、たまに音飛びするから正式に作り直す必要はある。画像左のダイレクトフィボクリスタルは後報するが、半球体の大きさと形状が音質に大いに影響がある。今回のベコベコ薄いポリカは、防振を害するに余分なモノ(ポリカやアクリルなど)の影響が少ないからベストに思う。軟体でcdに密着させ且つダイナミックバランスを実現する手法はとんでもなく難しく、思案は続く。一般的な剛体のcdスタビライザは、全方位的に音が良くなるとは限らない。

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2018年11月 6日 (火)

素材力学 Mundorf ネットワークコイル再生

4以前のエントリーから「ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスの製作で初めての大失敗になる。ヤッキリ(清水の方言)して巻き解いてクズ線(黄色丸印)にして捨ててしまおう...」ムンドルフ「mundorf」のコイルはニスが加圧含侵してあるため、強引に解くとポリウレタン皮膜まで剥がれて巻き線の内側が裸になる。それを知らずして巻いたものだから失敗だった。

5ところが低電圧の耐圧24v系では全く問題なく巻けた。24v系ならば巻き線同士を離して巻けば裸でも構わない。むしろ裸で水晶粒に直接接触させた方が防振構造上よろしい。ゴミで捨てたろか!と最低身分だったクズ線ムンドルフがありがたいコトに復権した。

Munxdcs Elgar DAコンバータの2個目のofc純銅巻き線トロイダル電源トランスは、この手法を用いた。1次側はsolenのofc純銅線を巻いて100v耐圧を持たせ、2次側は24v耐圧ムンドルフの半分裸ofc純銅線を巻いた。但し音質については全体でデジタルを消し去るほどの激変で、ムンドルフofc純銅巻き線トロイダル電源トランスだけの評価はしていないから、判断はできない。できないがクズ線で捨てようとしていたものが生かせたから、これで良いのだ。

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2018年11月 5日 (月)

無登録商標 フィボナッチ数列水晶粒「フィボクリスタル」

Xtalh社時代もロボットベンチャー時代も特許とは切り離せないのが開発技術者で、異議申し立てをしたりされたり、特許が成立するまでは結構面倒であります。まあ、もうそうゆう時代でもなく無登録商標としよう。最近のフィボナッチ数列水晶粒防振構造は水晶粒を使用する上で究極を感じて、昔ならば理論武装をして特許を出していた。フィボナッチ数列水晶粒防振は長過ぎで自分でも噛むから、英文[fibo xtal」和文「フィボクリスタル」とした。これは無登録商標なり。

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2018年11月 3日 (土)

Bill Evans's unaccompanied piano ピアノソロ

3ビル・エヴァンスの素晴らしい演奏はワルツ・フォー・デビーでもマイ・フィーリッシュハートでもなく、Riverside時代のピアノソロになる。Riverside Contemporary 200 seriesのRLP 12-291 Everybody Digs のピース・ピース「Peace Piece」をベストとして、長年この再生に心血を注いできた。勿論RLP 12-291はオリジナル盤を持っている。この曲が発表された当時は「こんなのjazzじゃあない!」と声が上がったらしいが、もともと少々変わったjazz好みは逆に「これがエヴァンスだ!」と決めた。

5ここの所cdの方が進化して音が良いものだから、もっぱらエヴァンス赤ボックスを聞いている。レコードならばファンタジーレコード「Bill Evans The complete riverside recordings」のビクター盤「ビル・エヴァンス コンプリート・リバーサイド・レコーディング」 vij-5072~89となる。cdのくせして24,000円とは!いい度胸のお代にたまげた。面倒な方はこのボックス1個でエヴァンスはokです。disc7の6曲目「danny boy unaccompanied piano」がたまらなく胸を打ち、これは一体?最近の水晶粒防振構造を備えたcdシステムは、音楽の背後にあるものまで見せてくれるようなリアルさに「danny boy」の陰に気付いた。そして「Peace Piece」を超えてエヴァンスの新たなベストと決めた。

4_2「danny boy」はRiverside Contemporary 200 seriesの単体lpには登場せず、マイルストーンの「Milestone M-47048」2枚組で1983年に初めて登場するから未発表曲になり、周知が遅れた。勿論1985年のBill Evans The complete riverside recordingsには登場している。

7マイルストーン盤にしてもBill Evans The complete riverside recordings盤にしても録音は真空管式テープレコーダampex351を使用したが、レコード発売時期は1980年代となってStuder a820クラスを回したから残念ながら「danny boy」のオリジナル盤の存在は無い。よってcdしか持っていない方でも問題なく、オリジナル盤に対抗しなければcdにも大いに勝ち目はある。
Ampex351 オリジナル盤はなぜ音が部厚いのか?ノイマンu-47マイクはラージダイアフラムの真空管ヘッドアンプ、ampex真空管式テープレコーダ、ウエストレックスの真空管式カッティングマシン、真空管式システムでないと音は部厚くならない。真空管式マスターテープをトランジスタ式のStuder a820で回すと、情報は増えても音の部厚さは消える。その逆、Studer a820で録音したものをウエストレックスの真空管式カッティングマシンでカットしても部厚くならない。音の部厚さとは実に難しい。

1xxここで「danny boy」はなぜ胸打つか?に戻ると、私見だがスコット・ラファロ事故死後のエヴァンスの精神状態を表していたのだと思う。左からプロデューサーのオリン・キープニューズ続いて驚異の白人ベーシストのスコット・ラファロ、エヴァンスに続いてポ-ル・モチアン、この写真の場所に立ちたくてVillage Vangurdへ何度か足を運んだ。キープニューズの場所にロレイン・ゴードンさんがモギリをしており、通常は25ドルのミュージックチャージを払う。ボストンから夜遅く戻り慌ててVillage Vangurdへ駆けつけると、「遅いから15ドルでokよ!」としてくれたロレインさんは、6月9日に95歳で亡くなった。感謝とご冥福と...

6プロデューサーのオリン・キープニューズとなるとRiverside Contemporary 200 seriesの録音が気になる。音色がヴァン・ゲルダーと随分違い戸惑うことも多い。1961年のヴァンゲルダー録音のマッコイのピアノはスタインウエイの特徴が良く出た粒立ち豊かなピアノだが、同年キープニューズのピアノ録音は時々ベコベコピアノで、ピアノの銘柄は?疑問に思うことも多い。マイクはヴァンゲルダーのノイマンu-47に対してソニーのc-37aを使っていたせいもあるのか?経験上マイクで音色が大幅に変わるのは無いし...まあもう歴史に埋もれた文化遺産だから詮索は止めよう。

2Village Vangurdとなると1998年に訪れた時、フロアマネージャーのtomを捉まえて「1961年6月にビル・エヴァンスの歴史的録音がここで行われたが、知っているか?」「知りません...」に唖然とするも、jazzも風化して騒いでいる我らが時代遅れか?
「danny boy」のデータ「Milestone M-47048」2枚組から Danny Boy Recorded At  Reeves Sound Studios クレジット Engineer Jack Higgins、Ray Fowler Producer Bill Grauer, Orrin Keepnews Sides A and B originally released as New Jazz Conceptions, record in New York, September 27, 1956. Sides C and D previously un-issued, recorded April 10 1962, except C1 1956 and C2 December 15 1958。

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